Hong Kong Spiral Risingが贈る、新作アクションRPG「デュエットナイトアビス」(PC / iOS / Android)の第2回クローズドβテスト「ともに明日へ」が、本日2025年6月12日(木)よりスタートした。
今回Game8ではCBTの開幕に先駆けて,一足早くゲームをプレイする機会をいただけた。3月に開催された前回CBTから大幅なアップデートを受け、驚くほどの進化を遂げた「デナアビ」の魅力をたっぷりお届けしよう。
※記事内容は開発段階のものです。正式版と内容が異なる場合があります。
主人公選択システムが追加!それぞれの主人公の視点で展開される重厚なストーリー
『デュエットナイトアビス』はHong Kong Spiral Risingが贈る、高い自由度が特徴のアクションRPGだ。キャラはもちろん背景や敵も含めてアニメ調。まるでアニメの世界を冒険しているかのような感覚を楽しめる。
プレイヤーは機械と魔法が共存する世界の片隅にある、「パーガトリー島」で育った少年or少女の視点からストーリーを楽しめる。どこか荒廃したような、どこか儚さも感じさせるダークな世界観は、ゲームを開始したその瞬間から目を奪われてしまうほどに美しい。
CBT第2弾からは、ゲームスタート時に男女どちらかの主人公を選べる「主人公選択システム」が追加された。
デナアビでは身分と立場が全く異なる2人の主人公を二つの視点から物語を辿る「マルチアングルストーリー」がデナアビの差別化ポイントであり、大きな売りだ。
メインストーリーでは章ごとに男女主人公の視点を自由に選択できるように。デナアビの元々の強みであった自由度の高さがより加速している。
これまでにも大作アクションRPGを遊んだことのある方であれば一度は考えたことがあるであろう「もう一人の主人公を選んでいたら、あの時どうなっていたんだろう?」という疑問に対し、新しい観点から答えるシステムとなっている。
CBTながら大ボリューム!メインストーリー第二章と10本のサイドストーリーが追加
第2回CBTでは、第1回CBTで楽しめたストーリーに加え、ストーリー第二章「雪国の幼子」と関連する10本のサイドストーリーが解放された。
CBTとはいえかなりの大ボリュームだ。立場の異なる主人公それぞれの視点から、複雑ながらも密接に絡み合うストーリーを、濃密に味わってみてほしい。
グラフィックが大きく進化!重厚な世界観をより美しく、鮮明に映し出す
第2回CBTでは、第1回からグラフィック面が一新されている。
第1回CBTのフィードバックを受け、街中や野外マップの細部にいたるまでライティングなどの改善を行い、さらにキャラクターの衣装やモーションもより繊細でリアルに調整されているとのことだ。
街中は第1回と比べると少しダークに、しかし陰影がくっきりしたことで、より建造物の造形の美しさが際立つようになった。
デナアビのストーリーは抗えない苦しみの中での人間と運命の闘い、戦争の残酷さなど、いわばかなり「重い」テーマを扱った重厚なものだ。
今回のライティングの変更によって、よりデナアビの世界観に没入しやすくなっており、第1回のCBTに参加した方でも、アトラシアという世界の見え方が大きく変わってくるだろう。
街並みだけではなく、アトラシアの大地を彩るキャラクターたちのグラフィックも大きく進化している。
衣装の細かな陰影や、細やかなモーションまで繊細に表現されている。特にムービーや会話でキャラの表情や衣装がはっきり映るシーンでは差がわかりやすい。
第1回CBTと比べ、キャラクターの立体感は段違いだと感じられる。
衣装の陰影がよりくっきりと表現されたことによって、厚みが出てまるで画面に手を伸ばせばその触感を感じられそうなほどに表現がリアルだ。
前回のCBTからたったの約3ヶ月ほどでここまで大幅な進化を遂げられるとは、驚きを禁じ得ない。これからリリースに向けてさらに進化していくのだと思うと、わくわくが止まらない。
任務で出現する穢獣の数が大幅に増加。より爽快な戦闘を楽しめるように
第2回のCBTでは各種「任務」に出現する穢獣の数が大幅に増加。また出現する間隔も見直されたようで、より早いスパンで穢獣が出現するようになったようだ。
大量出現する穢獣を殲滅する爽快感をより味わえるようになり、一度の攻撃で一気に敵を倒せた時はなんとも言えない快感を感じられる。
また敵が多くなった分「ランチャー」などの範囲攻撃ができる遠距離武器が、さらに輝くようになったと感じる。複数実装されている新武器も、広い範囲へ攻撃できるものが多くそちらも試してみたいところだ。
▲魔の楔で武器の攻撃範囲や、キャラクターのスキル範囲などをしっかり広げることでより快適に穢獣を倒すことができるので範囲に特化したものを一つは所持しておくと良さそうだ。
▲スキル範囲を大きく広げたスキル1回で大量の穢獣が一斉に倒れるワンシーン。余談だが筆者はこういった「一斉に攻撃してダメージがたくさん出る瞬間」が大好きだ。
▲任務で出現する穢獣が大きく増加した一方で、フィールドの穢獣の数は少なめ。積極的に襲ってくる敵も少なく安心して探索が行える。
7体の新規キャラクターが追加!それぞれのスキルや戦い方をご紹介!
機動力に優れ、敵を殲滅しながら移動できる雷属性のキャラクター「リズム」
自身の体を獣に変化させ、専用装備で戦う闇属性のキャラクター「ファンタジオ」
スキルで2種類の「符」を獲得し、獲得した符の種類で性能が変わる雷属性のキャラクター「シリュウ」など
第2回CBTでは、第1回CBTで使用できたキャラクターに加えて新たに7体のキャラクターが追加されている。
それぞれ違った戦闘スタイルをしており、スキル1つの挙動を取っても全く異なる動きをするため、常に新たなゲーム体験を得ることができる。
個人的には「シリュウ」が非常に気に入っており、5つのスキルを使い分けながら適宜武器も使い分けていく…というスタイルは脳のリソースをフル活用している感じがあってとても楽しくプレイすることができた。
▲第一章のラストでも登場したリズムは、スキルで高速移動しながら、必殺技で周囲の敵に継続的なダメージを与える。近距離の敵との戦いを得意としつつ、武器の使用を阻害しないので近距離武器との組み合わせが強力なキャラクターという印象を受けた。
▲シリュウはスキルを長押しと単押しで使い分けることができ、異なる2種類の「符」を得られる。必殺技で「符」の組み合わせによって異なる効果を発生させるスキル重視のキャラクターだ。
▲ファンタジオは自身を獣化させて戦う少し特殊なキャラクター。獣化中は武器が使えない代わりに専用のアクションに代わり、爪での素早い連続攻撃や、エネルギービームを発射して戦うことになる。
武器やアイテムがさらに追加!近接武器と遠距離武器を使い分けろ!
キャラクターの追加だけでなく、近接武器や遠距離武器も複数追加されている。
どの武器も今まで実装されている武器とは全く異なる戦闘体験を提供してくれる武器となっており、入手すれば心強い味方になってくれるだろう。
デナアビといえば、近接攻撃と遠距離攻撃の切り替えがスムーズであることが特徴の一つだが、それは第2回CBTでも変わっていない。
単純に遠距離の敵を遠距離で、近距離の敵を近距離で倒すといった使い分けだけでなく、武器スキルとキャラスキルのシナジーなどをしっかり考えることでよりサクサクと敵を殲滅する爽快な戦闘を楽しむことができるぞ。
「依頼の密書」で新しい武器を手に入れよう
第2回CBTでは新アイテム「依頼の密書」が登場している。「依頼の密書」は専用の任務に持ち込むことで、6種類あるアイテムのうちから1つ獲得可能。
中には★5武器を鋳造するための素材もあり、ガチャ以外で★5武器を入手するための手段となっているわけだ。
依頼の密書は各任務のドロップで入手したり、1週間に3回挑戦できるボスバトル「悪夢の残響」などで入手可能なので、毎日依頼の密書を集めてレア武器の獲得を目指すことになりそうだ。
同じ武器を複数入手した際の強化要素「溶錬」が行いやすい点はとくに魅力的。ぜひ全武器の溶錬(スキル)レベル最大を目指してみたいところだ。
ビルド要素「魔の楔」はさらに色々試しやすく!
第2回CBTでは魔の楔画面で右クリック1回で魔の楔を装備できるようになっているようだ。
また他プレイヤーに自身の魔の楔を共有したり、共有されているビルドを読み込むなどの機能も追加。さまざまなビルドをより簡単に試せるようになった。
また魔の楔の育成画面にも変更が入っており、魔の楔選ぶと右側に「レベルアップ」の項目が出るように。ここからすぐに魔の楔をレベルアップさせることが可能になった。
さまざまなビルドをより簡単に作れるようになったので、ぜひ自分だけのビルドを試すだけでなく他の人にも共有してみてほしい。
▲同じキャラクターでもどの魔の楔を装備するかで性能が大きく変わってくる。例えばスキル範囲に特化した「シリュウ」は、瞬間的な殲滅力に長けているが…
▲スキル耐久に特化した場合は一度のスキルの効率が上がるため、長時間スキルの効果を残し続けることができる。武器を交えて戦いたい場合はスキル耐久をしっかり伸ばした方が戦いやすいと感じた。
▲もちろんスキル方面をあまり伸ばさずにHPやシールドといった耐久面に振り切ることも可能。
より扱いやすくなったUIにも注目
いくつかのUIに変更が実施されており、よりわかりやすく・見やすくなっている。
例えばステータス画面一つ取っても、ステータスがスクロールせずとも全て表示されるようになっていたり、伸ばしたいステータスが強調表示されており育成方針をある程度決めやすくなっている。
魔の楔画面では今使っているビルドに好きな名前をつけられるようになっている。前回のCBTでは「A・B・C」という表示しかなかったので、どれがどのビルドなのかを中身を確認して把握する必要があったのだが、それが改善された形だ。
また、マップ画面はより現在探索しているマップのみが中央にしっかりと映るようになり、マップにかかっていたUIが上下に収まる形になっている。
今回のCBT後に再び変更が入る可能性もあるものの、全体的に表示されるほとんどのUIで余分な操作を減らすための工夫が凝らされている印象を強く受けた。
ジェネモンがさらに自由に!好きなジェネモンと一緒に冒険しよう
第1回のCBTでは、ジェネモンごとの属性が固定されており、キャラクターにあったジェネモンに切り替える必要があった。
お気に入りのジェネモンがいてもキャラクターとの相性が悪いと一緒に冒険できなかったのだが…第2回のCBTでは属性を自由に変更できるようになっている。
そのため好きなジェネモンを使用しての冒険がしやすくなった。フィールドを探索してお気に入りのジェネモンを探してみよう。
アクセサリーに加えてキャラクタースキンも追加!
各種アクセサリーの装備機能は元から存在したものだが、今回のCBTでは新たに追加された「サイキ」「レベッカ」「トリュフ&ヘーゼルナッツ」3名専用のキャラクタースキンを体験することもできた。
キャラクタースキンは服装の色をある程度自由に変更することが可能となっている。色を変えるだけでもがらりと印象が変わるので個性を出すチャンスだ。
また、それに合わせて装備する武器の色を変更してみるのもまた面白いだろう。自分だけのコーデを見つけ出してみよう。
▲レベッカ用のスキンの見た目がこちら。元々クラゲのような服が特徴的だった彼女はより海を想い起こさせる深い青色が特徴的な服装だ。
▲トリュフ&ヘーゼルナッツ用のスキンの見た目がこちら。美しいビスクドールのような服装で、一見するととても食いしんぼうな一面があるとは思えない
CBT第1回から圧倒的な進化。生まれ変わったアトラシア大陸へ踏み出そう!
3月に開催された第1回のCBTから、ストーリー、グラフィック、そして大量の敵を一気に薙ぎ払う爽快感…どれをとっても、たった3ヶ月しか経っていないことが信じられないほどの超進化を遂げていた。
主人公選択システムが導入されたストーリーはもちろんだが、ライティングの大幅な調整による世界の見え方の変化は特に想像以上だった。
第1回のCBTですでにアトラシア大陸へ足を踏み入れたことのある月仮り人であっても、ストーリーや街並み、キャラクターへ全く異なる印象を覚えられるだろう。
第二章まで追加されたメインストーリー、10本のサイドストーリー、そして無限に遊べてしまう探索要素など、CBTとは思えないほどの大ボリュームとなっている。
第二回CBTに参加する月仮り人のみなさんは、ぜひ進化したアトラシアの大地を隅から隅まで味わい尽くしてほしい。
製品概要
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ゲーム概要
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(編集・執筆/はちたろう)