Netmarbleが贈る、『RAVEN』の正式続編である新作MMORPG『RAVEN2』。2025年5月28日にサービス開始したという事で、早速初日からゲームエイトライターがプレイさせていただいた。昔ながらのMMOらしさを残しながらも、現代ユーザーでも遊びやすい工夫が随所に散りばめられていて、自信を持っておすすめできるMMOに仕上がっていたぞ。本記事では、初心者でも安心の育成・進行に関わるシステムや目玉コンテンツの魅力を紹介しているので、ぜひ最後までチェックして欲しい。
RAVEN2とは
RAVEN2とは、Netmarbleが贈る「究極のMMORPG」と銘打たれたiOS/Android/PC対応の新作MMORPGだ。ダークファンタジー世界が舞台となっており、思わず目を覆いたくなるような重々しい雰囲気の世界観とストーリーが特徴となっている。
プレイヤーは、超人的な力を持つが故に人々から恐れられ、忌み嫌われる「烙印持ち」で構成された特務隊「黒鴉(レイヴン)」の一員として、ストーリーに関わる事となる。国のためにモンスターの討伐やお使い等の様々な仕事を行なう中で、汚れ仕事を担う事もあり、非常な選択を迫られる場面も多く見受けられた。
本作は美麗なグラフィックとド派手なエフェクトが魅力の一つで、視覚的満足度が非常に高い。詳細は後述するが、ゲーム内に用意されている充実のオート機能を活用する事で、まるで映画を見ているかのような感覚で手軽に楽しめるのも、個人的な推しポイントだ。
美麗なグラフィックやオート機能など、時代に伴って進化している部分が多いものの、同じマップ内でモンスターを狩る風景といった従来のMMOらしさも残してくれている。昔は横狩りを始めとした、通常プレイにおけるマナーの厳しさに初心者が気後れする部分もあったが、本作はしっかりとシステム面で対策を講じているため、気にせず伸び伸びと狩りを楽しもう。
自動戦闘時の乱入禁止も設定可能。トラブルを避けたい方はON推奨だ。
そしてPC/スマホのクロスプレイも可能なため、外出中の放置狩りも出来てしまう…良い時代になったとしみじみ思う。筆者はどんなゲームでも最高効率を維持しようとしてしまうので、空き時間さえあれば放置狩りに興じて、気づいたらバッテリー残量が…というのが最近の日常になりつつある。
放置狩りのバッテリー消耗をケアしてくれる。
また、クロスプレイによって、ライトからヘビーまで様々なユーザー層が入り乱れるだろうという事は想像に難くない。本作からMMOを始める層も多くいるはずなので、筆者も存分に先輩風を吹かしながら良きMMOライフを送れるように導いていくぞ。
豊富な育成システムで自分好みのキャラを作り出そう
筆者はアサシンを選択。難易度が高いと書かれてしまうと、ついつい手を出したくなるのはゲーマーの性だろう。
RAVEN2では最初に選択するクラスや装備品の他にも、ヘブンストーンや聖痕、ステラといった多くの育成要素がある。「そんなに多いと気後れしちゃう…」という方も安心して欲しい。一見複雑そうに見えるだろうが「やっておけばステータスが強化されてゲームプレイが快適になる」くらいの認識で問題無いのだ。
あくまでも、任意で拘る事が出来る部分というだけなので、まずは「赤マークが出てる、強化しとこ!」くらいのノリで良い。ゲームに慣れてきて、細かな育成に興味が出始めてから拘るのでも遅くはない。
ヘブンストーンをセットする事で、固有のものとは別で任意のスキルをセットできる。自身のプレイスタイルに合わせたカスタムが可能だ。
専用アイテムとゴールドを消費して各種ステータスを強化できる。最重要である命中の補強もできるので、細かに確認するのがおすすめだ。
専用アイテム『ステラ』をセットする事で、様々な効果を付属できる。いずれも戦闘を有利にできるものばかりなので、忘れずにセットしておこう。
また、倉庫は同サーバー内の自キャラと共有される。メインキャラで入手したスキルブックや装備によって、サブキャラの育成が格段に楽になるため、高レアリティの装備はとりあえず倉庫に預けておく事を徹底しておこう。
こまめな整理を忘れずに。
MMO初心者でも時間に追われる方でも安心!かゆいところに手が届きすぎる快適のオート進行システム
RAVEN2の大きな特徴の一つが、戦闘を始めとしたほぼ全ての行動をオートで進められる点だろう。日常的に多くの敵を倒す事が求められ、どうしても大量の時間を必要とするMMOでは非常に重宝するシステムだ。
「そもそも起動する時間があまり取れない…」という方も安心して欲しい。本作にはオフラインモードが用意されており、1日に8時間のみという制限こそあるものの、アプリを起動した状態で放置せずとも狩りを行う事が出来るぞ。
仕事の時間はオフラインモードを活用し、少し余裕ができたらPCやスマホを起動して省電力モードでの放置狩りと、自分のライフスタイルに合わせたMMOライフを楽しめるぞ。
更に、クエストの進行もオートで行うことが可能だ。画面右上にあるクエスト名を「クリックorタップ」するだけで、移動や戦闘、採集などクエストに関わる全ての行動を自動で行なってくれるため、究極のながらプレイをこれでもかと堪能する事ができた。
また、オートで進行しながらも、一区切りがついたら進行停止してくれるのも素晴らしいポイントだ。「放置してる間にストーリーがどんどん進んで、気づいたら訳が分からない場所に…」というのを未然に防いでくれる、運営の粋な計らいだろう。
その他クエストスケジュールなる、非常に唆られる文字列のコンテンツも用意されていた。クエストスケジュールとは、設定したフィールドやダンジョンで自動狩りを行なってくれるサポート機能の一つだ。こちらもオフラインモード同様、1日に利用できる時間が限られているが、最大10時間も用意されているので、さほど気にしなくて良いだろう。
クエストスケジュールには「ポーションが無くなった場合自動購入」や「他プレイヤーへの乱入禁止」など、ユーザーに寄り添った細かな設定項目が用意されているため、自分のプレイスタイルに寄せた最高効率の狩りを自動で行う事が出来るぞ。
オフラインモードに省エネモード、そしてクエストスケジュールを活用する事で、今までに無い快適さと効率を実現できるのが本作、RAVEN2最大の魅力と言えるだろう。
ゲームエイトライターも実際に体験!RAVEN2を彩る目玉コンテンツ3選
①.フィールドボス
フィールドボスとは、通常フィールド内に毎日決まった時間に出現するボスの総称だ。出現時間や頻度は難易度毎に決まっており、難しくなればなるほど減っていくのが特徴となっている。
所謂レイドコンテンツであり、実際の狩りの様子は「これぞMMOだ!」と呼ぶに相応しいものとなっている。昔懐かしの風景がそこにはあり、初めて参加した時には筆者のMMOライフの記憶が鮮明に呼び起こされて、ノスタルジーを感じてしまった程だ。
ボス待機の様子。ボスの出現位置は画面上でもわかりやすく表現されていることがわかる。
実際のフィールドボス狩りの様子。亀裂より人数が抑えられている分、こちらの方が大規模パーティプレイ感を堪能できる。
討伐の余韻に浸る暇もなく、一つのボスが終わると次のボスへ。出現時間が限られているため、忙しなく移動する必要がある。
これだけ多くのプレイヤーが一堂に会して、一つのターゲットを倒すことを目的とするゲームはほとんど無く、まさにMMOの醍醐味とも言えるコンテンツだろう。とにかく人手が必要な事もあって、初心者でも非常に参加しやすい環境となっているので、気後れする事なく飛び込んでいこう。
ボスを倒すことで、高ランクの装備やスキルブックの入手が可能となっている。どんな戦利品が手に入るかはマップのアイコンで確認できるため、自キャラに合ったボスを選んで参加するようにしよう。
マップ上のボスアイコンをクリックorタップする事で、獲得できる戦利品を確認できる。
また、戦利品とは別で与ダメージ順位による特別な報酬も用意されており、金策に有用な討伐証明書を獲得できる。当然順位が高いほどより多くの討伐証明書を入手できるため、己が持てる最強の装備とスキルを用意してフィールドボスに挑もう。
戦利品の上にある『貢献報酬』も要チェック。与ダメージ順位も重要だ。
参加に際しての注意点として、ユーザーのキャラ育成も煮詰まっている+規定の時間のみに参加できるイベント的立ち位置のコンテンツのため競争率が非常に高い。そのため、少しでも遅れてしまうと参加に間に合わない可能性が大いにあるので、参加したい時は5~10分前の到着を心がけよう。
②.ギルドダンジョン
ギルドダンジョンとは、レベル5以上のギルドのみが挑戦できる専用コンテンツだ。毎週1回のみ参加できる、ギルドイベントとも呼べるコンテンツで、ギルドマスターが解放する事で挑戦が可能となるぞ。解放時にはメッセージが届く仕様となっているので、ぜひ見逃さないように。
他コンテンツとは違い、ギルドメンバーとの協力が必須となるため、自身の力量もある程度求められる仕様となっている。そう聞くと敷居が高いように思われるが、その辺りはギルドの温度感で違いが生まれる部分なので、事前に参加して良いか聞いてみたり、自信がついてから表明してみたりすると良い。
残念ながら筆者は上手く予定を合わせる事が出来ず、記事執筆までにギルドダンジョンに参加する事が叶わず…。放置狩り中に残っていたギルドチャットを確認すると、非常に和気藹々と攻略している様子が見てとれ、歯がゆい思いをしたのはここだけの話だ。次こそは絶対に参加するぞ…!
③.亀裂
亀裂とは、毎日【12:30 ~ 13:30】と【20:30 ~ 21:30】の決まった時間に開催される大規模レイドだ。開催時間中は亀裂の発生したエリアで狩りを行い、最後に登場する「亀裂ボス」を討伐する事が目的となる。毎日同じ時間に開催される事もあって、日々の予定に組み込みやすく、負担になりにくい点が非常に良い。
亀裂もフィールドボスと同じで競争率が高く、高レベルのプレイヤーが多く集まるため、開始数分の早期討伐も珍しくない。開始5~10分前の集合を心がけよう。
開始時間10分程前から続々と人が集まってきて団子状態に。一日に二回しか開催されないので、平日の昼間でも多くの猛者が集う。
亀裂ボスは他のボスと比較にならない程のHPを誇っているため、とにかく人手が必要となる。また、報酬は与ダメージ順位で上下する仕様となっており、与えたダメージが多ければ多い程豪華になっていく。そのため、より良い報酬を狙う場合は出現時間より少し前に亀裂の発生地点で待機したり、事前にダメージを伸ばせるスキルのプリセットを用意したりと入念な準備をして挑もう。
実際の戦いの様子。プレイヤーの育成も煮詰まってきており、この画像後ものの1~2分程で討伐完了。
サーバー内の全プレイヤーで挑む大規模レイドと銘打たれているだけあって、狩りの風景はまさに圧巻の一言に尽きる。エリア内の敵を倒すという工程を踏む事もあって、フィールドボスと比べても他プレイヤーとの連帯感を強く感じられ、その場にいるだけで妙な高揚感に包まれるぞ。
亀裂は全プレイヤーに参加権があり、上述の通り報酬はプレイヤーの育成度合いで決まるため、初心者の方でも周りを気にする事なく気軽に参加できる。大規模レイドこそMMOの醍醐味なので、ぜひ臆せず飛び込んで見て欲しい。
親切設計で初心者も安心!快適なダークファンタジーライフを一緒に満喫しよう
ここまでゲームエイトライターによるRAVEN2のプレイレポートを思うままに書かせてもらったが、いかがだっただろうか。MMO初心者でも参入しやすく、そして時間に追われてMMOに手を出し辛かった層も気軽に遊ぶ事のできる本作の快適さを、少しでも伝えることが出来ていたら幸いだ。
筆者としても久しぶりのMMOだったが、特にオートシステムの充実具合が秀逸だと感じた。ガッツリ腰を据える事も出来れば、ちょっとながらでレベリングや素材集めを...というように、プレイの緩急を非常につけやすい。コンテンツが氾濫する現代にまさにピッタリで、時代に合わせた進化を伺うことが出来た。
PC/スマホのクロスプレイも可能となれば、もうそれは無限。これからはこの形が主流となるのではないか、と思う程に筆者はのめり込ませてもらった。これからもプレイし続ける予定なので、歴戦の猛者からこれから始める初心者の方まで、ぜひよろしくお願いしたい。
「究極のMMO」のキャッチコピーに恥じない素晴らしい完成度のMMORPG「RAVEN2」。時が経ってMMOから離れた方、そしてMMO未経験だけど興味はあるという方の全てにおすすめできる作品に仕上がっていた。本記事で少しでも琴線に触れる箇所があったら、ぜひ一度プレイして見る事をおすすめする。
『RAVEN2』の概要
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[提供]:Netmarble
(編集・執筆/ふうた)