2024-06-13

【インタビュー】KLabが贈る『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の新たなプロデューサーに就任した藤好俊氏にインタビュー!7周年を迎える本作の今後の動きやビジョンに迫る!

KLab(クラブ)が贈る『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の新たなプロデューサーに就任した藤好俊氏に直撃インタビュー。今後の展望や『DREAM CHAMPIONSHIP 2024』への意気込みなどを聞くことができたので、ぜひチェックして欲しい。

自己紹介

ーー本日はよろしくお願いします。まずは読者の方に自己紹介していただいてもよろしいでしょうか。

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藤好俊氏(以下、藤好氏):KLabGames事業本部にて執行役員をしております藤好俊と申します。新規開発、運営と全てのゲーム制作における責任者です。

全てはプレイヤーのために!藤好氏が描くプロデューサー像とは?

ーー今回『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の新プロデューサーに就任するまでの経緯や、現在どのようなことを行っているのか教えていただけますか。

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藤好氏:私は『キャプテン翼』のゲーム制作に長くかかわってきた経験がありまして、ニコニコアプリでのPCゲームからはじまり、モバゲー、GREE、MIXIといわゆるソシャゲ時代のブラウザゲームである、『つくろうドリームチーム』そして本作『たたかえドリームチーム』が3作目、去年はブロックチェーンゲームで4作目の『RIVALS』をリリースしました。

自身として『キャプテン翼』のゲームを生み出し続けることが、プロデュース人生で1つの幹になっていますね。

『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の立ち上げ後は、運営のリードを行った後に、新規プロジェクトの立ち上げに携わっていました。『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』は、日本だけではなく海外でも人気がありまして、コロナ禍前だと『DREAM CHAMPIONSHIP』を日本や香港、フランスなど世界各地で大会予選を開催したりしていました。

ただ、運営チームを離れてから「方向性がお客さんの方をむいていないのでは?」となりまして、2023年末にプロデューサーに再任してからは色々と体制を整える動きがありました。例えば、私が毎月の生放送に出て、アップデートやリニューアル内容を運営する人間が説明する機会を設けています。私が離れてから気になっていた方向性を、より良い運営にしよう!と動いている状況です(笑)

ーーかなり盛り盛りですね(笑)藤好氏の中でプロデューサーはどのような役割だとお考えでしょうか。

藤好氏:個人的にフリープレイのゲームは、独特なエンターテインメントコンテンツだと思っています。それこそ、新しいものがどんどん流通してくるし、時間を使うコンテンツなので、遊ばれる1本になれるかどうかってすごく難しいことなんです。それを踏まえた上でIPゲームは、漫画やアニメ、ゲームで全く同じ体験をする必要はないと考えています。ゲームをプレイしていて「こんなシーンあったな」となった時に「久々に漫画を読んでみようか」「アニメをまた観たいな」という感情を抱いてくれるようなIPゲーム作りを意識しています。

事業的な目線で言うと、まずはビジネスとして成功させることはもちろん大切です。ゲームコンテンツとして考えた場合は、ビジュアルやゲーム体験などが大事で、難しすぎたりプレイに時間がかかってしまうと、飽きてしまうことに繋がってしまうと考えています。なので、まずはお手軽に遊べるゲームバランスにして間口を広く取って、その後はやればやるほどついつい続けたくなるようなゲーム作りを目指しています。

プロデューサーはお客様に適切な体験をお届けする役割だと思っています。

ーープレイヤーに寄り添っている感じが伝わってきます…!今後の施策や企画についても教えていただけますか。

藤好氏:本作のウリとなるストーリーである『NEXT DREAM』は『キャプテン翼ライジングサン』と言う原作の未来ストーリーです。そのストーリーは本アプリが世界で最初の配信となるので、読んでもらいたいですね。

今までの登場キャラクターが海外に移籍したり、新しいライバルが出てきたりと魅力的なストーリーなのですが、特に新たに出てくるライバル達のゲーム内での強さの調整には注意を払っています。翼くんのライバルにこれまで登場したキャラ達との関連性をどのように作るのかを、原作サイドと工夫しながら提供していこうと思っています。全く説明がなかったら、ユーザーさんが「新キャラがこんなに強くて大丈夫なの?」と感じてしまうかもしれないので(笑)

ゲームの施策についてはここ数年は対戦要素の強化に比重を置き過ぎていたので、最近はキャラ収集やバランス調整などのソロコンテンツの充実をメインに行なっています。本作のコンセプトが「俺の考えた最強のチームで勝ちたい」なので、自分だけのドリームチームを作れるように調整できればと思っています。

『DREAM CHAMPIONSHIP 2024』が開催決定!大会開催へ向けての想い!

ーー今年も『DREAM CHAMPIONSHIP 2024』の開催が発表されました。そこで、大会を開催する意義やどのような大会にしたいか教えていただいてもよろしいですか。

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藤好氏:私は対戦を主軸としたゲームは、やっぱり最強チームを決めたいという想いがあります。

香港で単体のイベントとして大会を行ったのですが、こちらがすごく盛り上がったので、世界大会できるかもしれない!と手応えを感じて始めたのが『DREAM CHAMPIONSHIP』です。

この大会では狙い通りの反応がありました。世界各地でゴールが決まるたびに大きな歓声があがるなど盛り上がりをみせドバイ、フランス、香港、日本と世界各国の予選を経て日本で行った決勝大会では、『キャプテン翼 』原作者の高橋先生からサイン入りの原画が優勝者へ手渡され、選手にとっては栄誉とともに一生の宝物のような記念品を贈ることができたのではないでしょうか。このような大会運営ができたことに手応えを感じました。

その後にコロナが流行ってしまったので、オンライン開催に切り替えて世界最強を決める大会を実況付きで開催しています。今回もオンラインでの開催にはなるのですが、オフライン開催がまたできるといいなと思っています。

ーーオフラインでの開催も期待しています!今回の大会ではどのような企画を行いたいと思っていますか。

藤好氏:実際、どのような大会形式なのかや、出場選手達の経歴について詳しく知っている方は少ないと思います。運営側だと決勝戦の対戦表を見て「去年は惜しくも優勝を逃した選手が今年は優勝できるのか!」など盛り上がったりします。この盛り上がりは、大会を常に追っていないと分からないことだと思うので、そういう舞台裏やドラマを初めて大会を観ている方々にも伝わるように放送できたらと思っています。

7月28日に冠マッチを開催!?今後の動きについてご紹介!

ーー本作は今年6月で7周年と長期間続いているタイトルだと思います。そこで今から始めようと思っている新規ユーザーの方々に向けて、どのような点を中心に遊んだら楽しめるか教えてください。

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藤好氏:直近、原作のストーリーを追体験しながら遊べるモードをリニューアルしました。リニューアル前の仕様だと、現環境のキャラを使用すると相手が弱過ぎて試合にならなかったのですが、現在は最近のバランスに合わせた調整を行っています。なので、まずはストーリーモードでゲームの操作に慣れてもらえたら嬉しいです。

後は、新要素を追加し過ぎて、育成方法が複雑になっていたので、シンプルな強化だけに変更しました。また、本作は6月13日に迎える周年を記念して、現在、選手やアイテムがたくさん貰えるキャンペーンがスタートしています。新規の方も色々なアイテムが貰えてスタートダッシュを切れると思いますので、この機会にぜひプレイして頂けると嬉しいです!

ーー新規ユーザーに向けた施策や企画がありましたら教えていただけますか。

藤好氏:育成素材を獲得できるペースが従来より速くなっているので、比較的簡単に実践レベルまで強化できる仕様になっています。今までよりも各々が目指すレベルまでの道筋が分かりやすくなったので、スムーズなゲーム進行ができるようになったと思います。

ーー今後のアップデートでどのようなモードやキャラを増やす予定ですか。

藤好氏:対戦はレギュレーションモードやフリーモードなど複数のモードが用意されているので、ソロモードの充実を目指していきます。キャラに関しても、100人規模で旧キャラのバランス調整を行う予定ですし、新キャラは漫画の連載に合わせて新技を搭載した状態で実装する予定です。しかし、新技ばかりを実装していると昔の技が環境についていけなくなるので、上方修正なども行う予定ですね。

ーー7月28日の『大空翼』誕生日に『南葛SC』の試合で冠マッチを実施する予定だとお聞きしました。主人公の誕生日ということもあり、気合の入った冠マッチになると思うのですが、どのような試合を期待していますか。また、企画があったら可能な範囲で教えてください。

藤好氏:我々は原作者の高橋陽一先生が代表を務めるサッカークラブ、関東サッカーリーグ1部所属『南葛SC』のパートナーなので、練習の成果が出ることを期待しながら、試合に来てくれた方に楽しんで貰えたらなと思っています。家族で訪れる方も多いので、『キャプテン翼』を知っているお父さんと子供が一緒に楽しめるブースの設置を考えています。ゲームユーザーの方と直接かかわれる貴重な機会になるかもしれないので、我々としても頑張りたいですね!

試合に関しては、「勝ってくれるように応援しています!」としか言えないです(笑)

読者の方に向けて一言

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ーー最後にゲームを楽しんでくれている方や今後の動きに期待している方、そして新規ユーザーに向けて一言お願いします。

藤好氏:『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』は、6月13日から7周年キャンペーンとして、夢球100個や選べるSSR確定チケット3枚配布、最大100連ガチャなどの大型キャンペーンが始まります。新しい選手も実装予定で、初回は最新のドイツ代表ユニフォームを着用したシュナイダー君が登場しますし、丁度6月のユーロ(欧州選手権)も開催される時期なので、サッカー好きの方はあわせて楽しんでいただけると思います。

また、世代的に『キャプテン翼』の話をしたくてもする機会がないこともあると思いますが、本作では連盟で他の人と交流することもできます。漫画やアニメの話をしたくなった際に、プレイするとみなさん盛り上がっているので、ぜひ7周年をきっかけにプレイして頂けたら嬉しいです!

ーーお忙しい中、ありがとうございました!

『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の概要

■『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』公式サイト https://www.tsubasa-dreamteam.com/ ■DREAM CHAMPIONSHIP公式サイト https://www.tsubasa-dreamteam.com/dcs/ ■ダウンロードはこちらから iOS https://itunes.apple.com/jp/app/id1181335936 Android https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.klab.captain283

KLab株式会社の概要

社名:KLab株式会社(英文名:KLab Inc.) 代表者:代表取締役社長 森田英克 設立:2000年8月1日 資本金:54億5797万円(2024年4月末現在) 株式公開:東京証券取引所・プライム市場(3656) 本社所在地:〒106-6122 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 事業内容:モバイルオンラインゲームの企画・開発・運用 URL:https://www.klab.com/jp/

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[取材協力]KLab株式会社

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