BALLxPIT（ボールピット）の評価レビュー・プレイした感想

BALLxPIT（ボールピット）の評価レビューの記事です。BALLxPITが面白いかつまらないかの評価レビュー情報やどんな人におすすめかも掲載しています。BALLxPITを買うかどうか悩んでいる方はぜひご覧ください。

※本ページはPC版のプレイ内容を元に作成しています

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BALLxPITの総合評価

総合スコア

総合スコア
88/100
ゲームシステム	19
遊びやすさ	17
グラフィック	19
サウンド	17
ボリューム・コスパ	16

※各20点満点で評価

『BALLxPIT（ボールピット）』の評価は 100点満点中88点です。

任天堂

良かった点・気になった点

良かった点
・ボール合体システムが奥深い＆面白い ・キャラ性能で戦略がグッと増す ・ブロック崩しの快感を極限まで味わえる ・ドット絵＆荒廃した世界観がキレイ ・短時間でサクッと遊べる
気になった点
・ゲームが進むと運要素の影響が大きくなる ・施設建設パートの配置作業が面倒 ・一部アイテムが難易度を一気に変える ・キャラ間の性能差が大きい ・同じステージの周回プレイが必須

BALLxPITは買うべき？

ローグライト・ブロック崩し系が好きならおすすめ

『BALLxPIT（ボールピット）』は価格1,700円という手頃さに対して十分すぎるほどの面白さを味わえるゲームです。気になるポイントはもちろん存在しますし、完全無欠なゲームとは言えません。ゲーム全体のテーマや世界観も人を選ぶでしょう。

しかし、一度クリアしたステージでも、新しいアイテムやキャラを試して爽快感を味わいたくなる楽しさがあります。暇があればつい起動して遊んでしまう、そんな面白さを持った一本です。ローグライトやブロック崩しが好きな人、短時間でサクッと遊びたい人にはおすすめできます。

任天堂

BALLxPITの口コミ

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BALLxPITの良かった点

ボールの融合システムが奥深く面白い

『BALLxPIT（ボールピット）』の最大の魅力は、複数のボールを合体・融合させて新たな効果を生み出せるシステムです。合体には「進化」と「融合」があり、進化は強化先が決まっている正当進化、融合は無理やり合体させるものです。例えば「左右レーザーボール」と「上下レーザーボール」を進化させると、敵にヒットした時に「上下左右にレーザーが出るボール」が完成します。

また、特に秀逸なのがボールを進化させた際の仕様。進化すると装備枠が1つ空くだけでなく、素材にしたボールが次のレベルアップ時に再び出現します。この仕組みのおかげで、先ほど作った上下左右レーザーに左右レーザーをくっつけることもでき、「上下左右左右レーザーボール」というトンデモボールを作ることもできます。

加えて、融合で「上下左右ボール」と「範囲ダメージボール」を無理やりくっつければ「上下左右にレーザーをぶっ放す＆範囲攻撃もできるボール」が誕生します。意外な組み合わせが強かったりするので、手探りで強化していくスタイルがかなり楽しいと感じました。

キャラ性能で戦略がグッと増す

『BALLxPIT（ボールピット）』には全16体のキャラクターが登場し、それぞれが独自の固有効果を持っています。「ボールが跳ね返るたびにダメージ5%増加」や「玉を2倍発射できるがダメージは半減」など、どれも攻略にかなり影響を与える能力ばかりです。

また、ステージを進めていくとキャラを2人連れていくことができる機能も追加。それぞれの固有能力もそのまま使えるので、よりビルドを考える幅が広くなる面白い仕様だと感じました。

ブロック崩しの快感を極限まで味わえる

『BALLxPIT（ボールピット）』は「ブロック崩しxボール合成x基地建設」を融合させたゲームですが、その中でもブロック崩しとしての気持ちよさが格別です。ブロック崩しで最も爽快なのは、ボールが四角の隙間に入り込んで連続反射でブロックがどんどん壊れていく瞬間。本作ではその快感を何倍にも増幅していると感じました。

発射できる玉数が多く敵もわんさかと画面に溢れるため、うまく隙間を縫ってステージ最上部にボールを送り込めば、反射の連鎖と敵の壊滅が同時に起こる超爽快感を味わえます。

ドット絵＆荒廃した世界観がキレイ

『BALLxPIT（ボールピット）』の世界観は、全体的にドット絵で描かれた荒廃感たっぷりの世界です。敵の造形も不気味なものが多く、全体的に大人向けのダークな雰囲気に仕上がっていました。

『INSCRYPTION』のようなダークファンタジーや、『LOOP HERO』的な荒廃世界が好きな人なら、この世界観だけでも没入できるはずです。

BALLxPITの気になった点

ゲームが進むと運要素の影響が大きくなる

この手のローグライトゲームによくある問題ですが、『BALLxPIT（ボールピット）』も例外ではありません。新しいアイテムを解放するたびにアイテムテーブルが拡大し、欲しいアイテムが出にくくなる現象が起こります。

リロール機能やアイテム削除である程度は対処できるものの、すべてのアイテムが有用というわけではないため、リトライを繰り返す場面も多々ありました。もう少しアイテムの絞り込み機能があれば、ストレスは軽減されたのではないかと感じました。

施設建設パートの配置作業が面倒

『BALLxPIT（ボールピット）』のプレイ中に最も気になったのが施設建設パートです。キャラを入手する際、キャラそのものではなく家を建てることでキャラを得る仕組みになっており、さらにキャラのステータスを増加させる家や、素材パネルなども配置する必要があります。

つまらないわけではないのですが、配置を考えるのが面倒です。素材を回収する際の反射や動線を考慮しなければならず、さらに家などを建てる際には一定回数反射させてゲージを満タンにしないと完成しません。

結局、袋小路を作って終点に建てたい建物を置き、そこで反射させ続けることになり、その間は素材回収がほぼできません。建物を設置したらすぐに完成する仕様にしてくれれば、テンポの悪さは大幅に改善されたはずです。

一部アイテムが難易度を一気に変える

『BALLxPIT（ボールピット）』には「ボール全てが敵を通り抜ける」装備アイテムがありますが、これを取得してしまうと、難易度が一気に高くなってしまいます。敵を通り抜けると画面の最奥でボールが反射し続けることになり、画面下の敵を倒しにくくなるという仕組みです。

本作では画面下まで敵が来ると自キャラに攻撃を与える仕組みになっているので、常にボールが最上部で反射し続けるとかなりのダメージを負います。

ビルド構成によってはうまく活かせる場面もありますが、それでも使いづらいアイテムが多数存在するのは事実。欲を言えば、アイテム間のバランス調整がもう少し丁寧であれば、より戦略の幅が広がったと思います。

キャラ間の性能差が大きい

『BALLxPIT（ボールピット）』では、他ゲームにありがちなキャラ間の性能差も目立ちました。例えば初期キャラは固有効果を持っていないため、初回プレイ以降はほぼ使わなくなります。また、キャラのステータス成長要素はあるものの、性能が極端で使いづらいキャラも存在します。たとえば画面奥からボールを放つキャラがかなり使いにくく、ビルドをガッツリ作り込まないとほとんど使えません。

本作には施設要素があるので、施設で装備を作成してキャラ性能を上書きできるシステムがあれば、すべてのキャラに活躍の場が生まれたのではないかと思います。この点は非常に惜しいと感じました。

BALLxPITの知っておきたいポイント

カテゴリ	概要
周回プレイ必須？	同じステージを複数回クリアする必要あり
プレイ時間	最大15分程度でサクッと遊べる

同じステージを複数回クリアする必要がある

『BALLxPIT（ボールピット）』では次のステージに進むために「ギア」を集める必要があり、そのためには同じステージを異なるキャラで複数回クリアしなければなりません。キャラによってプレイ感覚が変わるため苦にはなりませんが、ステージが進むにつれて必要な周回数が増えるため、やや面倒に感じる場面もあります。

新しいステージにどんどん挑戦したいタイプの人には、この仕様は少し窮屈に感じるかもしれません。

最大15分程度でサクッと遊べる

『BALLxPIT（ボールピット）』は1プレイが最大15分程度で完結するようになっています。プレイ時間が短ければ良いというわけではありませんが、ダレることなく、「面白い」と感じている最中にゲームが終わるため、満足感が高いまま次のプレイに進められるいい設計です。

やられてしまっても「じゃあもう一回」と自然に思える範囲の時間設計になっており、集中力を使うゲームだけに、このテンポの良さは非常に助かりました。

BALLxPITレビューを書いた人の情報

機種	Switch2
検証状況	・主要のコンテンツ、キャラ、武器等を体験済
ローグライトの経験	・Dead Cells、Slay the Spire、Balatro ・Noita、ISAAC、ヴァンサバ ・ガンジョン、Nuclear Throne などプレイ済

BALLxPITの製品情報

タイトル	BALL x PIT Nintendo Switch 2 Edition
希望小売価格 （税込）	【ダウンロード版】 Nintendo Switch 2：1,700円 Nintendo Switch 1：1,700円 【アプグレパス】 Nintendo Switch 1：100円
販売	Devolver Digital
制作	Kenny Sun and Friends
対応機種	Nintendo Switch 2 / Nintendo Switch 1
ジャンル	アクション
プレイ人数	1人
必要容量	Nintendo Switch 2 / 1.3GB
対応言語	日本語, 英語, フランス語, イタリア語, ドイツ語, スペイン語, オランダ語, 韓国語, 中国語 (簡体字), 中国語 (繁体字)
年齢制限	CERO A（全年齢対象）
公式サイト	BALLxPIT公式サイト

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ヨッシーとフカシギの図鑑	ぽこ あ ポケモン
オクトパストラベラー0	マリオテニス フィーバー
リズム天国 ミラクルスターズ	マリオカート ワールド
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龍の国 ルンファク	牧場物語 風のグラバザ
ゼルダの伝説 ブレワイ	ゼルダの伝説 ティアキン

Switch1 / 2対応

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