『空の軌跡 the 1st』の評価レビュー。遊ぶ価値有りな、やめ時を見失うRPG

空の軌跡 the 1st

『空の軌跡 the 1st』を、シリーズ初心者の視点からレビュー。ハイスピードモードの快適さと100時間遊べるボリュームは抜群。全体的によくまとまっており、買う価値アリな王道RPGでした。

※本ページはSwitch2 Editionを元に執筆しています。

空の軌跡 the 1stの総合評価

総合スコア

総合スコア
88/100

『空の軌跡 the 1st』の評価は 100点満点中88点です。

本作の評価は、シリーズ初心者目線での遊びやすさと完成度にフォーカスしました。ハイスピードモードとファストトラベルによる快適な操作感、140種類以上のリワードやニューゲーム+といったやり込み要素の充実、そしてキャラの個性とハイクオリティなボイスが噛み合い、王道ながら最後まで飽きずに遊べる一本でした。それでいてシリーズ未経験でも安心して入れる間口の広さと、クリア後も遊び続けたくなる奥行きを兼ね備えており、本得点としました。

良かった点・気になった点

グッド良かった点
・シリーズ初心者でも世界観に入りやすい
・章ごとのメンバー交代で新鮮な気持ちで遊べる
・ニューゲーム+などやり込み要素が充実している
・ハイスピードモードとファストトラベルでサクサク遊べる
・フィールド上とコマンドでバトルが変わる楽しさ
・アニメ調のビジュアルとサクサクFPSで遊んでいて気持ちいい
・キャラの個性が立っていてCVもハイクオリティ
バッド気になった点
・ストーリーの展開は初心者目線だと好みが分かれる
・マップの広さと移動は気になる人がいるかも

空の軌跡 the 1stは買うべき?

買うべき!

『空の軌跡 the 1st』は、本作から軌跡シリーズに初めて触れた筆者として断言できるのは、このゲームは間違いなく遊ぶ価値があるということです。

ハイスピードモードによる快適なプレイ、王道でありながら意表をつく展開のストーリー、個性豊かなキャラなど、面白い部分を挙げればキリがありません。特に「王道RPGを遊んでみたい」「やり込み要素を楽しみたい」という人には、強くおすすめできるゲームでした。

任天堂

空の軌跡 the 1stの口コミ

【★★★★★】とても面白い
359
【★★★★☆】面白い
11
【★★★☆☆】普通
10
【★★☆☆☆】つまらない
17
【★☆☆☆☆】期待外れ
7
ユーザーからの評価
新グッドGOOD シリーズファンからは100点のリメイクという評価がある。超スピード機能が便利で快適にプレイできる点が好評。キャラクターの魅力も評価されており、シェラやティータなどのキャラに刺さるという声がある。リメイクなので20年前のストーリーやノリが古いのは仕方なく、伏線が丁寧に張られているため最後までプレイすれば評価が変わるという意見も見られる。
新バッドBAD フィールドアタックという新システムが不要だったという声がある。声優キャストがほとんど入れ替わっており残念という意見が多い。ステータス異常対策アイテムのグラールロケットが複数入手できず、グラールリングも50%の確率でしか防げないため不満。変更されたキャストに違和感を感じる。税抜き8000円という価格設定も高すぎるという批判がある。

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空の軌跡 the 1stはどんなゲーム?

フルリメイクされた正統派ストーリーRPG

『英雄伝説 空の軌跡 the 1st』は、2004年発売の名作をフルリメイクした正統派ストーリーRPGです。物語の舞台は、導力(オーブメント)と呼ばれる技術が発達したリベール王国。遊撃士(ブレイサー)を目指す少女エステルと少年ヨシュアが、各地で巻き起こる事件を解決しながら、一人前のブレイサーへと成長していく姿が描かれます。

空の軌跡 the 1stの良かった点

シリーズ初心者でも世界観に入りやすい

『空の軌跡 the 1st』のストーリーは、公式が言うように「主人公がかっこよくモテる、可愛い相棒、親はすごい経歴持ち」などとにかく王道中の王道です。その分ストーリーはわかりやすく、主人公の1人エステルが何も知らない立場でストーリーが進むため、エステルと一緒に物語を通して全貌を知っていけるので、初心者でも入りやすいと感じました。

また根本の展開はあまり変わらないのに、キャラが濃かったり、章ごとのテーマがわかりやすいので、飽きづらいし次が楽しみになる流れはお見事でした。もちろん、展開が読めてしまう部分はあるものの「そうきたか」と思わせる部分もあり、次に進める手が止まらないほど。

▲普段のエステルとは一味違ったエンディングが待つ

後述するように、ストーリーに言いたいことはありますが、クリアした後はニューゲーム+を遊びつつ、続編情報を調べる程に楽しかったと感じました。特にラストのエステルの表情には、今も鳥肌が立つほどの衝撃を受けました。ネタバレになるので詳細は避けますが、初見でその瞬間を迎えてほしいシーンです。

章ごとのメンバー交代で新鮮な気持ちで遊べる

▲最初は2名でスタート

『空の軌跡 the 1st』では、章が変わるとエステルとヨシュア以外のパーティーメンバーがほぼ総入れ替えになります。

▲ストーリーが進むとキャラが加入したりする

筆者は普段、お気に入りキャラを最後まで使い続けたい派なので、せっかく育てたキャラが章ごとに入れ替わる仕様には最初抵抗がありました。ところが進めるうちに、次はどんなキャラが仲間になるのかというワクワク感や、新メンバーに合わせて装備構成を一から練り直す楽しさに目覚め、気がつくと章の切り替わりを心待ちにしている自分がいて驚きました。

もちろん人によっては、同じキャラを継続して育てられない点や、章ごとに戦略を練り直す手間を面倒に感じるかもしれません。しかし、この入れ替わりシステムがプレイの原動力になったのは予想外の収穫で、ゲームデザインとして非常に秀逸だと感じました。

ニューゲーム+などやり込み要素が充実している

『空の軌跡 the 1st』で驚いたのは、サイドクエストとやり込み要素がかなり充実していたこと。討伐・アイテム収集・探し物など多彩なサイドクエストをこなしていると、気分はまさに遊撃士そのものです。

特に面白いのが「リワード」システム。技を20回使用といった目標を達成すると報酬がもらえる仕組みで、素材や防具、キャラのコスチュームなどがもらえるのでつい夢中になってしまいます。筆者が確認しただけでも140種類以上あり、コンプリートは相当な時間がかかりそうです。さらにゲーム内実績も40以上用意されており、主人公のランク上げや装備強化など、実績埋めだけでもかなりの時間楽しめます。

そしてクリア後はニューゲーム+で、レベルやアイテム、装備スロットの開放状況を引き継いで再スタート可能。敵レベルを+50できるオプションもあるため、「2周目は敵が弱すぎてつまらない」問題も解消されています。

そんなニューゲーム+で個人的に驚いたのは、周回限定で主人公2人の特別コスチュームがもらえること。「そんな格好でフィールドを駆け回るのか…」と最初は困惑しましたが、クリアした人だけの特典として、なかなか目の保養になる、粋な演出だと感じました。

ハイスピードモードとファストトラベルでサクサク遊べる

▲ハイスピード(右)にすると全ての動きが早くなる

『空の軌跡 the 1st』で特に評価したいのが、ハイスピードモードとファストトラベルの快適さ。特にハイスピードは全てのゲームに採用してほしいほどの快適さでした。

ハイスピードモードはメニュー画面などを除くほぼ全ての要素をハイスピードに切り替えられる機能で、移動もバトルもすべて高速化できる快適さには感動しかありませんでした。本作はレベル上げや移動に時間がかかるゲームなので、この機能で作業時間を大幅短縮できるのは大助かり。

また、マップがかなり広いため、初見エリアの探索時もハイスピードで移動すればストレスが激減します。いつでもオン・オフを切り替えられるので、敵と戦う時は通常速度に戻して、移動時だけハイスピードにするといった使い分けが自由にできるのも◎でした。

さらに、序盤からファストトラベルが利用できるのも秀逸な設計。一度訪れた場所にしか移動できない制限があるため、自然と街中を隅々まで散策したくなります。「いろいろ歩き回って、ちょっと移動が面倒になったタイミングでファストトラベル」という絶妙なバランスで、探索と快適性が両立されていました。

フィールド上とコマンドでバトルが変わる楽しさ

▲フィールドからコマンドにシームレスで移行できる

『空の軌跡 the 1st』は接敵してもすぐにコマンドバトル画面に移行せず、任意のタイミングでコマンド画面に移行するシステムです。

しかもこのバランスがいい塩梅で、フィールド上では必殺技などが使えず、基本通常攻撃と強めの通常攻撃+αしかできないため、コマンドバトルが死に要素になっていないところが流石。

最初はこの仕様に手間取りましたが、フィールドで攻撃+敵をスタンさせてコマンドバトルに移行したり、フィールド上でゴリ押しするなどやり方がいろいろあるのが面白い仕様でした。

アニメ調のビジュアルとサクサクFPSで遊んでいて気持ちいい

『空の軌跡 the 1st』を遊ぶ上で伝えておきたいのが、グラフィック・キャラビジュアルが最近のSwitchソフトの中でもかなり高レベルなことです。

シリーズ初心者だった筆者は「軌跡シリーズがなんぼのもんじゃ」と思っていましたが、最初のOPムービーが流れた時点で心をがっちり掴まれたくらいにはハイクオリティ。しかも、ムービーのクオリティでエステル達がフィールド上を駆け回っていたので、よくありがちな、ムービーと実際の操作キャラでクオリティが乖離しているなどもありません。

フィールドを駆け回ってもグラフィックがチラつくこともなく、よくあるのっぺりした建物のぼやけもなし、激しい応酬が続くバトル中でもカクカクすることがないので、純粋にゲームに没頭することができました。

キャラの個性が立っていてCVもハイクオリティ

登場する主要キャラとCV
2
エステル
(高柳知葉)
3
ヨシュア
(藤原夏海)
4
シェラザード
(安済知佳)
5
オリビエ
(子安武人)
7
アガット
(八代 拓)
8
クローゼ
(羊宮妃那)
6
ティータ
(飯田ヒカル)
1
ジン
(稲田 徹)

『空の軌跡 the 1st』を語る上で外せないのが、キャラの個性とボイスのクオリティです。キャラにぴったり合った声優陣の演技でストーリーにいくらでも没入できます。

本作は王道的な展開が多いため、キャラに個性がなければありふれた印象になってしまいがちですが、しっかりとキャラが立っているおかげでストーリーにグッと深みが生まれています。筆者はお涙頂戴の王道で泣くことはなく、逆に冷めがちな捻くれた性格ですが、ハイクオリティな演技のおかげで感情移入しやすく、ラストシーンでは鳥肌+こみ上げてくる何かがありました。

また、キャラ同士の雑談も面白い要素の一つです。頻度が高すぎて「そんなに喋る?」と感じることもありますが、キャラ同士の関係性が自然に見えてくる良い要素。この演技とキャラの魅力、どちらもあるからこそ、王道ストーリーでも最後まで楽しめるゲームになっていると思いました。

空の軌跡 the 1stで気になった点

ストーリーの展開は初心者目線だと好みが分かれる

『空の軌跡 the 1st』シリーズ初心者として気になったのは、ストーリーが展開のテンポを重視している部分です。バッジを盗まれた際の反応や、シリアスな場面から軽い雰囲気への切り替わりなど、人によっては「もう少し引きずってほしかった」と感じる場面があるかもしれません。また、本作は2004年発売の作品のリメイクということもあり、当時ならではのノリが残っている部分も。ただ、クリアしてみると伏線が丁寧に回収されており、最後まで遊んだ後に評価が変わる作品でもありました。

マップの広さと移動は気になる人がいるかも

『空の軌跡 the 1st』では、クエストをこなしていくとエリアを往復したり長距離を移動したりする場面が出てきます。もちろんファストトラベルやハイスピードモードが用意されているためそこまでの苦ではないですが、人によっては後半になるほど移動の多さが気になってくるかもしれません。ただ、ハイスピードモードを早めに使いこなすようになると快適さはぐっと変わるので、序盤から積極的に活用するのがおすすめです。

空の軌跡 the 1stの動作・遊びやすさ

全体的に遊びやすいがカメラが若干もたつく

知っておきたいポイントまとめ
解像度 解像度は一部気になる部分あり
入力遅延等 遅延はないが、カメラ感度はゆっくりめ
難易度選択 5段階(VeryEasy〜Nightmare)、途中変更可

※Switch2 Editionでのプレイを元に調査

『空の軌跡 the 1st』のグラフィックは、全体的に統一感があるアニメ調のビジュアルで影の表現もよく、ハイクオリティな仕上がりです。一部テクスチャが気になる箇所はあるものの、プレイ中に意識するほどではありませんでした。また、入力遅延もなくサクサク遊べており、フィールド移動時のカメラ感度はやや控えめですが、慣れてくると自然と気にならなくなってくると思います。

空の軌跡 the 1stのレビューを書いた人の情報

ソフトバージョン ・Switch2 Edition
・ver1.0.4
プレイ環境 ・Switch2&プロコン1
・23〜24インチモニター
プレイ状況 ・ノーマルモードクリア済
・サブクエストプレイ済

空の軌跡 the 1stの製品情報

タイトル 空の軌跡 the 1st
発売日 2025年9月19日(木)
価格 【Switch1版・PS5版・Steam版】
8,800円
【Switch2版】
8,950円
対応機種 Nintendo Switch / Nintendo Switch2 / PlayStation5 / PC(Steam)
ジャンル RPG
プレイ人数 1人
メーカー 日本ファルコム
年齢制限 CERO B(12才以上対象)
公式サイト 空の軌跡 the 1st公式サイト

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コメント

17 名無しさん

シリーズ初だったけど薄いストーリーランクを人質に取った時限サブクエで薄めたボリュームだと感じた 次回作は買わない

16 名無しさん

正直言って微妙だけど、これの後にもっと手抜きで酷かった手抜きモンZAが出たから相対的にマシになった感

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