株式会社サンリオが開催したゲーム事業説明会をレポート。新ブランド『Sanrio Games(サンリオゲームズ)』の設立背景や、代表取締役社長・󠄀󠄀󠄀󠄀󠄀辻󠄀朋邦氏が語る「グローバルIPプラットフォーマー」への戦略、そして第1弾タイトルの詳細と今後の展開についてお届けする。
サンリオがゲーム事業に本格参入

株式会社サンリオは、新ゲーム事業ブランド『Sanrio Games(サンリオゲームズ)』の設立を発表した。
説明会に登壇した代表取締役社長の辻󠄀朋邦氏は、同社の企業理念「みんななかよく」に基づき、平和な世界を目指す手段としてゲーム事業を位置づけている。
「グローバルIPプラットフォーマー」への変革

サンリオは、本事業の中核となるのが「グローバルIPプラットフォーマー」としての成長と話された。
これまで同社はライセンス事業、物販、テーマパークを中心に顧客へ価値を提供してきたが、さらなる接点強化のためにデジタル領域、特にゲーム事業への参入が不可欠であると判断した結果となる。
自社パブリッシングという形でゲーム事業に参入することで、将来のファン層を能動的に構築していく狙いがある。
『Sanrio Games』の戦略:IP拡張とエコシステムの確立

続いて登壇した常務執行役員の濵﨑皓介氏は、ブランドの戦略を「Why(なぜ)」「What(何を)」「How(どうやって)」の3点から解説した。
現在サンリオには450以上のキャラクターが存在するが、リアルな物販やテーマパークでは物理的な制約から、全てのキャラクターを等しくファンに届けることは困難であった。ゲームというデジタルプラットフォームを活用することで、ボーダレスに、より多くのキャラクターを世界中のファンへ届けることが可能となる。
さらに、サンリオの強みである多種多様な顧客接点を活かし、リアル店舗とゲームを連動させる施策も検討されているとのことだ。
第1弾タイトル『サンリオ パーティランド』発表

ブランドの第1弾タイトルとして、『サンリオ パーティランド』が発表された。
本作は「なかよく」をコンセプトとしたパーティーゲームであり、45種類以上のオリジナルゲームを収録。特筆すべきは、145以上ものサンリオキャラクターが登場することだ。
今後の展望と“サンリオ時間”の創出

サンリオは、2027年3月期中に第2弾タイトルのリリースも予定されている。
同社が特に重きを置いているのが、キャラクターに没頭する時間を指す“夢中時間”である。新作タイトルのリリースを通じて、今まで以上の夢中時間を創出することを目指すとのことだ。
説明会の締めくくりとして、辻󠄀社長はテストプレイ時に感じたキャラクターの愛らしさに触れ、「ゲーム事業は『みんななかよく』に繋がる重要な一筋である」と語った。
長期ビジョンを見据えたサンリオの新たな挑戦に、業界の注目が集まっている。
© 2026 SANRIO CO., LTD. 著作 株式会社サンリオ
[取材協力]:株式会社サンリオ
(編集・執筆/ゲーム山本)







