
DMM GAMESを中心に数々の人気タイトルを手掛けてきた「クリエイティブチーム くまさん」。その新レーベルとなる「くまさんブラック」の第1弾タイトル『ドットアビス』のメディア向け発表会が開催された。
本稿では、クリエイティブディレクター兼プロデューサーを務める長谷川雄大氏(ハセP)のプレゼンテーションから、本作のコンセプトや初解禁情報、そして開発陣の並々ならぬこだわりをお届けする。



発表会の会場は、本作の舞台となる「前線基地」の空気感を体験できるよう、怪しくもどこか賑やかな装飾が施されており、等身大のキャラクターたちが描かれた大型パネルも用意されるなど、ゲームの世界観を肌で感じられる空間となっていた。
王道から一歩踏み出した新レーベル「くまさんブラック」とは

長谷川氏の挨拶からスタートした本発表会。まずは、新レーベル「くまさんブラック」設立の経緯が語られた。
これまで「くまさん」チームは、『ミストトレインガールズ』や『フラワーナイトガール』といった、明るく王道なファンタジー作品を中心に手掛け、DMM GAMESの中でも確固たるメインブランドを築いてきた。
しかし、プラットフォーム全体のユーザーの嗜好が多様化する中で、「既存の枠組みに縛られない、少しエッジの効いた尖ったタイトル(ブラック寄りな作品)」へのニーズが高まってきたという。
長谷川氏:単に過激なものだけを作るブランドというわけではなく、キャラクターの可愛さはそのままに、王道ブランドではできなかった“ケレン味のある作品”に挑戦していくのが『くまさんブラック』です。
『ドットアビス』の舞台と、こだわりのゲームシステム

「くまさんブラック」第1弾となる『ドットアビス』は、「ドット絵×深淵探索RPG」をコンセプトにしたタイトルだ。
舞台は、いがみ合っていた3つの国の国境に突如開いた「大穴」と、そこから現れる人類の脅威「厄災」が存在するファンタジー世界。プレイヤーは前線基地の司令官として美少女たちを率い、大穴の底に眠る謎を解き明かすために深淵へと潜っていく。
ゲームシステムは、遊びやすさを重視した「オートバトル」をベースに採用。一方で、本作には「装備ガチャ」が存在せず、奥深くへ潜って装備を手に入れる「ハクスラ(ハックアンドスラッシュ)」要素が強く盛り込まれており、手軽さとやり込みのバランスが追求されている。
「ドット絵」と「アニメーション」への執念

本作の最大の特徴でもあり、長谷川氏が「今回最も苦労した」と語るのが、職人技が光る「ドット絵」での表現だ。
長谷川氏自身がスーパーファミコン世代であり、「ドット絵からユーザーの脳内でキャラクターの動きを補完する」という体験が好きだったことから、あえてドット絵をテーマに選んだという。
しかし、現代において高品質なドット絵をゲームに落とし込む作業は想像以上に難易度が高く、結果的に長谷川氏や各部署のトップ(部長陣)自らが直接現場に入り込んで制作を指揮する“総力戦”の体制で開発が進められた。

また、本作のもう一つのエッジである「娼館(酒場)システム」と、それに伴う「アニメーション」にも尋常ではないリソースが割かれている。
長谷川氏:シームレスで最高品質のアニメーションを作るために、専門のアニメーションチームを立ち上げました。王道のタイトルでは見られないような、仕事として頑張るシーンや嫌がる表情など、細かな感情表現にこだわっています。
事前登録は60万人を突破!リリース日は6月11日に決定

発表会の終盤には、メディア向けの初解禁情報として、待望の正式リリース日が【6月11日(木)】に決定したことが発表された。
4月14日の事前登録開始からわずか5日で20万人を突破し、6月11日時点では60万人を突破している本作。
長谷川氏も「ここまで人が集まるとは想定していなかった。少し変わった尖ったものを作りたいという我々の挑戦が、ユーザーの皆様の期待感に繋がったのだと思う。最後の1分1秒まで時間を使い切り、フルスイングで作り切ります!」と熱い意気込みを語った。

リリースと同時(6月11日)に「ヴェーラ」と「ウェンディ」のダブルピックアップガチャが開催されるほか、後日プレストーリーイベントも開始予定。
限界までクオリティを突き詰めたアニメーションと、王道とは一味違うダークな世界観。リリース日の6月11日(木)を楽しみに待ちたい。
『ドットアビス』製品概要
©2026 EXNOA LLC/©2026 Studio KUMASAN Inc.
[提供]:合同会社EXNOA
(編集・執筆/ゲーム山本)







