新作スマートフォン向けゲーム『デッドアカウント~二つの蒼い炎~(以下、デドアオ)』の先行公開イベント「デッドアカウント~二つの蒼い炎~弥電学園 交流会」の模様をお届けする。原作者・渡辺静先生のドローイング映像の公開やファイルーズあいさん、Machicoさんら豪華キャストによる生アテレコのほか、開発チームへの独占インタビューから明らかになった本作の独自システムと開発秘話に迫る。
徹底した世界観構築と会場装飾が待っていた!

2026年4月、都内で『デドアオ』ショーケース「デッドアカウント~二つの蒼い炎~弥電学園 交流会」が開催された。入場前からファンが長蛇の列を作っており、視線を釘付けにする演出が随所に凝らされていた。

屋外スペースには温泉街風の巨大パネルが設置されており、物語の世界に足を踏み入れたかのような感覚に包まれた。

受付エリアには、この日のために用意された描き下ろしイラストも展示!多くのファンが足を止め、細部まで描き込まれたキャラクターたちの姿を写真に収めていた。

▲ちょっと大胆な展示物も…!ずっと見ていたくなるクオリティに眼福だった。


▲会場内には大きな横断幕のような装飾も確認!来場したファンの方々が、記念に写真を撮影している姿が印象的だった。
会場の至る所が作品仕様にラッピングが施されているのが印象的だった。運営チームの本作にかける並々ならぬ熱量を感じられた。
趣向を凝らしたミニイベントと豪華な配布物
運試しの缶バッジ抽選会

本イベントの大きな特徴は、入場時からファンを楽しませる体験型イベントが用意されていた点だ。
受付では、2つの箱からそれぞれバッジを引くミニゲームが実施された。引いたバッジが“同じキャラクター”であればオリジナル缶バッジ2個、“異なるキャラクター”であれば1個が贈呈されるというルールだ。
運要素を絡めた交流企画に、受付では楽しそうな声が上がっていた。


▲筆者は奇跡的に2枚が同じキャラクターに!缶バッチを2個いただいた。
驚きの芋けんぴ配布とノベルティ

さらに、参加賞として漆栖川希詠の好物である芋けんぴが配布されるというユニークな演出も行われた。作品への理解度が伺える演出に、会場のあちこちで笑顔がこぼれていた。
驚くべきはこれだけにとどまらず、退場時にはさらに別のノベルティも配布されるという、まさに豪華の一言に尽きるホスピタリティであった。
豪華ゲストが登壇したステージレポート

▲漆栖川希詠役のファイルーズあいさん

▲灰島ひより役のMachicoさん

本イベントのステージでは、漆栖川希詠役のファイルーズあいさん、灰島ひより役のMachicoさんが、それぞれのキャラクターをイメージした衣装に身を纏い登壇!さらにイベント後半では、原作者の渡辺静先生が加わりトークショーが繰り広げられた。

本イベントでは、『デッドアカウント~二つの蒼い炎~』のゲーム画面も公開され、会場からは大きな拍手が沸き起こった。本作は、『デッドアカウント』をベースとして、キャラクター収集・育成要素が融合している「チームローグライト」となっている。
渡辺静先生のドローイング映像の公開と執筆秘話

ファンにはたまらない渡辺先生のドローイング映像が公開され、一切の迷いがない筆致に会場は静まり返った。線一本一本に命が吹き込まれていく様子は、まさに圧巻…。描き出されたキャラクターが今にも動き出しそうな躍動感に、会場から大きな拍手が送られた。
渡辺先生は、「SNSに既読がつかなくなることで死を実感する」という現代的な実体験から、本作の着想を得たことを明かした。また、衣装設定についても「制服の地の色は深緑である」という公式の見解を示してくれた。
観客参加型の生アテレコとクイズ大会

拍手の大きさで台詞を決める生アテレココーナーでは、ファイルーズあいさんが「粘着系オタク」としての漆栖川希詠を、Machicoさんが「勇気を出す」灰島ひよりを表現し、会場を大いに沸かせてくれた。
続く「弥電学園 実力テスト(○×クイズ)」では、原作知識を問う難問が複数出題された。想定より多くの方々が正解し続け、最終的にはファイルーズあいさん、Machicoさんの2人とじゃんけんして勝敗を決することに!来場した方々の並々ならぬ作品愛を感じた瞬間だった。
そして激しい戦いを勝ち残ったファンには、非売品のマグカップがプレゼントされ、アットホームかつ熱狂的な時間が流れた。
イベント最後には質問コーナー!

本イベントの最後を飾ったのが、登壇者の方々への質問コーナー!普段は聞けない突っ込んだ質問の数々に、会場からは笑いや拍手が沸き起こっていた。
開発チームインタビュー:戦略的ローグライトへの挑戦

▲画像の左からパク・ヨンジェ代表、キム・ビョンギ PD
なぜ“チームベースのローグライト”なのか?原作との運命的なマッチング
━━本作のジャンルをローグライトRPGに決定された理由を教えてください。
パク・ヨンジェ氏(以下、パク氏):もともと様々なジャンルの開発を検討していましたが、世の中に「チームベースのローグライト」というジャンルがまだ少なかったことが一つの理由です。そんな折に原作の『デッドアカウント』を紹介され、読み進めるうちに「この世界観と要素なら、チームでのローグライトに完璧にマッチする!」と確信したのが理由です。
原作の渡辺先生にもお墨付きをいただいており、ゲームジャンルと原作の相性は抜群だと感じています。
━━本作ならではのシステムや魅力はどこにあるのでしょうか。
キム・ビョンギ氏(以下、キム氏):やはり、“チームでデッキを構成する”という点ですね。多様なキャラクターを直接チームとして活用し、スキルを連動させて発動させるシステムは、他のローグライト作品との大きな差別化ポイントになっています。
原作再現の先へ…ファン待望の「オリジナルストーリー」の存在
━━開発過程で特に苦労された点や、難航した工程はありましたか。
キム氏:実は原作にゲーム化すべき要素が豊富にあったので、基本構成には困りませんでした(笑)ただ、単なる原作再現だけでは物足りないので、原作では描かれなかった“オリジナル要素”を導入することにしました。
━━オリジナル要素…気になります!具体的にはどのような内容ですか。
キム氏:原作キャラクターの新たな魅力や設定を深掘りするような、キャラクターストーリーに近い内容を予定しています。どのような要素を入れるべきか非常に悩みましたが、講談社さんや渡辺先生にも多大なご協力をいただき、現在は非常に手応えを感じる内容で開発が進んでいます。
こだわりのミニキャラ(SDキャラ)デザイン
━━本作はSDのミニキャラがとても可愛いですよね!デザインのこだわりを教えてください。

キム氏:登場キャラクターたちの個性が非常に強いので、SD化する際も表情や感情表現には徹底的にこだわりました。
実は、渡辺先生から「このキャラはこういうポーズはしない」「このキャラは絶対に泣かない」といった細かなアドバイスをたくさん頂いているんです。原作ファンの方が違和感を抱かないよう、先生のサポートをいただきながら制作しています。
━━こだわりがすごいですね…!ちなみにお二人の好きなキャラクターは誰ですか。
パク氏:私は主人公の「縁城蒼吏(えにしろ そうじ)」です!諦めない精神に心を打たれますし、仲間と協力して限界を超えていく姿は、開発している私たちも応援したくなります。
キム氏:私は「灰島ひより」ですね。性格も魅力的ですし、読み進めるほどに深みが出るキャラクターです。ゲーム内のオリジナルストーリーで彼女の魅力をどう表現できるか、私自身もワクワクしています!
日本のファン、全ゲーマーへ向けたメッセージ
━━最後に、日本のユーザーへメッセージをお願いします。
パク氏:私たちは今、全員が“デッドアカウントのファン”として開発に心血を注いでいます。ファン目線で「どんなゲームならみなさんが喜ぶか」を第一に考えています。指先でキャラクターを自在に操作し、ド派手なスキルを味わえる体験をぜひ楽しみにしていてください。
また、原作を知らない方でも、深く構築された世界観と本格的なゲーム体験を楽しめるはずです。“カジュアルだけど奥深い”、そんな唯一無二のIP体験をお届けしますので、ぜひご期待ください!
━━お忙しい中、ありがとうございました!
今後の動向に要注目!今までのローグライトRPGの常識を覆せ

今回の「デッドアカウント~二つの蒼い炎~弥電学園 交流会」は、会場装飾からミニイベントの細部に至るまで、原作ファンへの深い敬意と愛が感じられるものであった。
高い戦略性を誇るゲーム本編への期待はもちろん、筆者はこうしたファンとの交流を大切にする運営姿勢に心を打たれた。
先行体験テストを経て、正式リリースでどのような驚きを届けてくれるのか、今後の動向から目が離せない。
『デッドアカウント~二つの蒼い炎~』製品概要
©渡辺静/講談社 © Smilegate & IAN Games All Rights Reserved.
[取材協力]:スマイルゲート
(編集・執筆/ゲーム山本)







