2026年3月20日(金)〜3月21日(土)にかけて杉並区高円寺で開催された『TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2026(トーキョーインディーゲームサミット 2026)』。本記事ではイベント全体の様子や取材班が選ぶ注目作を中心にお届けしていくので、ぜひチェックして欲しい。
『TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2026』とは?

『TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2026』とは、2023年から開催されている、インディーゲームのための新たなオフラインイベントです。2023年から東京の武蔵野市・吉祥寺で開催されており、今年は杉並区高円寺の会場で4回目の開催となりました。
昨年は様々な会場で行われていたコンテンツが未来をつくる杉並サイエンスラボ「イマジナス」に集約されているため好きなブースをスムーズに見て回れるようになっていました!
本記事では会場の様子やプレイしたゲームの感想などをお伝えしていこうと思います!
会場内の様子をご紹介!
▲会場内は様々出展ブースがあり多くの人で賑わっていました!
▲各ブースではゲームの試遊や開発者の方と会話をすることができました!

会場内には東京工芸大学のゲーム学科の方の卒業制作で独創的なコントローラーと連動したゲームも出展されていました!ブースで一際目立っていたのはビールサーバーがコントローラーになっている作品。ジョッキにビールを7:3の割合で注ぐのだが、手前にレバーを引くとビールが注がれ、レバー奥に操作すると泡が出るので本物のビールサーバーさながらの操作感で驚きです。

他にもポップコーン、矢文、フラフープなど独創的で面白い作品がたくさん展示されており大盛況となっていました!
取材班が気になったブースとタイトルをご紹介!
今回、会場で多くの出展作品を試遊した中で取材班が気になった作品を紹介!
気になるタイトルはウィッシュリストへの登録をお忘れなく!
PARCO GAMES
PARCO GAMESの出展ブースでは「Finding Polka」「南極計画」など4作品が出展されており、「Finding Polka」のテーブルはゲーム内のアートをモチーフにした小物があったりとオシャレな雰囲気でした。

▲開発者の手書きによるコンセプトアートをまとめたノートも!
試遊をさせてもらった「Finding Polka」は主人公フレンディが幼い頃に飼っていた犬「ポルカ」を追って街へと繰り出すウォーキングシミュレーターです。

ボールペンで描かれたコンセプトをそのままスキャンして使用したというゲーム内のアートワークが一番の特徴で、絵本の中の世界をそのまま探索しているような温かみのあるゲーム体験をすることができました!
▲「Finding Polka」はSteamにて2026第3四半期にリリース予定です。
松竹株式会社
松竹株式会社のブースでは『夢幻桜楼閣』『ヨグ=ソトースの庭』の2作品が出展されており、今回は『ヨグ=ソトースの庭』の日本語版を試遊しました!
▲『ヨグ=ソトースの庭』はクトゥルフ神話がベースのホテル経営シム×恋愛ADV。「死神」「ドラゴン」などの個性豊かな人外スタッフたちとの恋愛も楽しめる意欲作です。

試遊版ではゲームの序盤部分を体験。初めは指示に従いつつホテルの部屋を拡張していくことに。昼夜の2回でホテルの拡張や従業員の雇用など様々な行動が行えますが要素ガイドが充実しており見た目以上に親切な印象を受けました。
▲クトゥルフ神話お馴染みのSAN値や上位者たちの存在を仄めかすような要素も。気になるローカライズも丁寧に行われています。

ある程度進めるとヒロインとのアドベンチャーパートに。アンドロイドメイドの「コノハ」との触れ合いが楽しめました...イベントスチルのクオリティが高い!他のヒロインのルートも見たくなってしまいますね!
『ヨグ=ソトースの庭』は現在Steamで配信中。今後は日本語化とSwitch版の配信も予定されています。
株式会社ジーン

株式会社ジーンのブースではまさかのボードゲーム「DICE OUT」が出展されていました。
「DICE OUT」1~3の数字が入った3つのダイスを交互に動かして相手陣地のゴールを目指すボードゲーム。ダイスを進めるたびに数字が変化し、数字が3つ揃った状態を相手に指摘されると即敗北(!)になる特殊ルールが駆け引きを生んでおり上手いポイントだなと感じました。
筆者はプランナーの方と直接対決をさせてもらえたのですが結果は1勝1敗!初心者でも熱い頭脳戦が楽しめました!
Lilac

| リリース予定日 |
|---|
| 2026年3月31日 |
ブシロードとフロントウイングがフロントウイング25周年記念作品第3弾として制作された魔法学園ノベルゲーム『Lilac』!キャラクターデザインは大槍葦人氏(Littlewitch)、シナリオはこうのゆうか氏、制作はグリザイアシリーズを手掛けたフロントウイングということで非常に注目していたので体験をしてきました!

本作品は登場キャラクターが男性キャラクターverの『Lilac -side Wizard-』、女性キャラクターverの『Lilac -side Witch-』と主軸のストーリーは同じだがキャラクターやボイス、一部シナリオが変化するのが特徴となっているのでどちらをプレイするか悩んでしまいます!

今回のプレイでは女性キャラクターverの『Lilac -side Witch-』を体験!主人公の『エミル』はお人好しで母親思いの元気で明るい性格だが、幼い頃に魔女にひどい目にあわされてから魔女のことが嫌いになってしまった過去が…
そんなエミルが報奨金で大切な母親を良い病院に入れるため、嫌いな魔女がいるライラックアカデミーに入学するのだが、同級生である魔女達とどのように交流して物語が進んでいくのか製品版が非常に楽しみです!

イベントシーンではデフォルメされたキャラクターの一枚絵がすごくかわいかったです!この一枚絵も男性キャラクターverと女性キャラクターverで変化がありそうなので両方購入してプレイしてみたくなりますね。
本作品が発表された時から主人公『エミル』のキャラクターデザインに一目惚れしていたので実機でプレイできたので大満足でした…!
男性ユーザー、女性ユーザーどちらも好きなverで楽しめるようになっているので本作品が気になった方はぜひストアページをチェックしてみて下さい!
Lazy Witch's Factory

| リリース予定日 |
|---|
| 発表予定 |
今最も熱いゲームジャンルは?そう、工場ゲーですよね。このLazy Witch's Factoryもビッグウェーブに乗っています。

ゲームの流れとしては制限時間内にマップを探索して素材を収集。工場を建設して生産品を売りさばきまくるといった感じなのですがこれが面白い!

マップの素材から必要な納品物、ローグライトおなじみの強化要素まで毎回全てがランダム。これが最適化命!の工場建設ゲーのゲーム性と見事に噛み合っているんですね。

妙に作り込まれた世界観設定や可愛い(けどやたら不穏な)キャラの言動にも注目な作品です。
PegLotto!

| リリース予定日 |
|---|
| 2026第2四半期(デモ版あり) |
本作はスロットとパチンコにローグライクの要素を融合させた作品で、この手のゲームの例に漏れず繰り返し遊びたくなる仕掛けが満載です。

スロットを回してスコアたくさん稼いだり、玉とギミックがぶつかった時の効果音の心地よさがクセになります!

演出などでお手軽に脳汁を出せる一方で、強化アイテムのシナジー要素や配置の組み合わせなどしっかり頭を使う要素もありました。
はっかーさん!大団円まで連れてって!

| リリース予定日 |
|---|
| 2026年 |
取材班(A)の超絶一押し作品です。プレイヤーは「スーパーハッカー」となってジャンプ力が足りずにスタート地点で詰んでいた主人公「ユウ」の前に現れます。

ジャンプ力を変えることで崖を飛び越えたり、時間を操作することで氷を溶かしたりと、スーパーハッカーパワーでユウちゃんをサポートしながら2人3脚で進んでいきます。

ギミックの作り込みがかなり練られたものが多く、ボス戦などでは複数のパラメーターを瞬時に切り替えながら操作することになるのでまさにハッカーになった気分が味わえます。


またゲーム性もさることながら、主人公のユウちゃんのリアクションがいちいち大きくて可愛い点にも要注目な作品です。
勇者パーティはぜんめつしました。

| リリース予定日 |
|---|
| 2026第2四半期 |
本作は迷宮の最奥で壊滅した勇者パーティから“たったひとり”だけを選んで共に脱出する、ダンジョン探索型RPGです。

最初に一緒に脱出するメンバーを選ぶのですが「はい/いいえしか喋れない勇者」「カワイイお人形さんボディになった元屈強な戦士」など...クセが強い!

ダンジョン内での会話パートも狂気とコメディの間のような感じでかなり作り込まれている印象でした。他のメンバーとの掛け合いも見てみたい!と思わせる説得力があります。


ゲーム性としてはローグライト風味のターンベースアクションで、バーを止めるアクション要素や武器の耐久度を利用した戦闘システムが特徴的でした。
TOKYO INDIE GAMES SUMMIT AWARD 2026表彰式が開催!
アドレナリン部門/Onikura

高難易度ボスラッシュが特徴の横スクロール2Dゲーム『Onikura』がアドレナリン部門を受賞!パリィ、斬撃、回復、スペシャル技など豊富な技を駆使しつつ、キャラクターを強化するスキルシステムで自由にプレイでき、手強いボスを倒した時の爽快感が素晴らしいと審査員の方が評価をされていました!
とにかくカワイイ部門/わびさび寿司ダービー

かわいいお寿司たちを育成してレースで大疾走するのが特徴の『わびさび寿司ダービー』がとにかくカワイイ部門を受賞!お寿司のネタや特訓でステータスを育成してレースをするという独創的な本作品。キャラクターの見た目がとてもかわいいですが、レースは手に汗握り思わず熱くなってしまう点が評価!
何度も遊びたい部門/Insider Trading

株式をテーマにしたローグライクデッキビルダー『Insider Trading』が何度も遊びたい部門を受賞!株の専門用語がゲーム内に登場するので勉強にもなりつつ、様々なカード効果を組み合わせてシナジーを生み出していく何度も遊べる楽しさが評価ポイント!
大賞&脳汁スパーク(ひらめきの快感)部門/CYCLIA JOURNEY

2Dパズルアクションゲーム『CYCLIA JOURNEY』が大賞&脳汁スパーク(ひらめきの快感)部門を受賞!マップを回転させるという他にはないアイディアがこのゲームにあり、解けた時の気持ちよさ、難しすぎず子供から大人まで誰でも遊べる点が評価されていました!
インディーゲーム好きの方大満足のイベント!
ここまで『TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2026』のイベント全体の様子や試遊したゲームなどについてお届けしたがいかがだったでしょうか。最新作をいち早く遊べるのはもちろん、開発スタッフの方々と裏話やこだわりを直接お話しできる時間がこのイベントならではと感じました!
ゲームが好きな方なら丸一日楽しむことができるイベントなので、気になった方は来年のTOKYO INDIE GAMES SUMMITにぜひ参加してみてはいかがでしょうか!
『TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2026』の概要
[取材協力:TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 運営事務局]
(編集・執筆/ヤト/いっしー)







