ライトフライヤースタジオ(WFS)は、2025年12月6日、東京・秋葉原で『アナザーエデン』×『ファイナルファンタジーIX』コラボ記念ポップアップイベント「アナザーエデン ファンフェスティバル(以下「アナデンフェス」)」を開催した。本投稿では大盛況だった現地の様子や、EDEN's CLINEのライブの様子をレポートする。
アナザーエデン ファンフェスティバル開催中

| 開催期間 | 開催内容 |
|---|---|
| 12月6日(土)10:00〜17:00 | コラボポップアップイベント |
| EDEN's CLINEスペシャルライブ | |
| 12月4日(木)〜14日(日) | タイトーステーションコラボ |
| PIE maniaコラボ |
『アナザーエデン ファンフェスティバル in秋葉原』は、秋葉原の街を舞台にした『アナザーエデン 時空を超える猫』のオフラインイベントだ。コラボポップアップイベントとEDEN's CLINEスペシャルライブは終了してしまったものの、『タイトーステーションコラボ』と『PIE maniaコラボ』は12月14日(日)まで開催されているので、当日参加できなかった方々もまだまだ楽しめるぞ。
ポップアップ会場に多くの人が集まる
コラボ展示・アドトラックでUDX前が“アナデンの街”に

まず、秋葉原UDX前広場にて開催されたポップアップイベントに参加した。イベントアドトラックやキャラクターパネルなどの展示のほか、コラボグッズや限定ノベルティを求めて多くのファンが集まり、現場は大盛り上がりだった。

UDXサボニウス広場には、『アナデン×FFIX』コラボイラストのアドトラックが待機しており、多くのファンが記念写真を撮影していた。展示スペースにはキャラクターパネルなども並び『アナデン』好きにはたまらない空間になったいたぞ。
また、ポップアップイベントの会場では、FFⅨとのコラボグッズやアナデングッズの先行販売を求めて行列ができていた。グッズは大人気で午後には売り切れていた模様…。
限定ノベルティも登場



限定ノベルティはサンバイザーや缶バッジ、キャラクタービジュアルカードなどがあり、こちらも大人気となっていた。
平澤プロデューサーのコメント

アナデンのプロデューサーである平澤氏によると、「朝からお客さんすごい並んでくれていて、本当に盛り上がってて、私も嬉しい限りです」と、会場の熱気に喜びを見せた。さらにファンの方々に向けて「引き続き、応援していただけたら」とメッセージを送り、コメントを締めくくられた。
店舗コラボも大盛況! 12月14日まで開催中
会場周辺では『PIE mania』『タイトーステーション』とのコラボ施策が実施されており、こちらも大盛況だったので紹介していこう。
PIE mania アキバ・トリム店



コラボアップルパイはりんご/カスタード/ピスタチオベリーの3種。パイは甘すぎずサクサクと食べやすいのにも関わらず、しっかりと満足感がありおすすめだぞ。
店舗ではアナデンの映像が流れていたり、アクリルスタンドが展示されていたりと、並んでいる間も楽しめる工夫がされていた。
タイトーステーション 秋葉原東西自由通路店

ここではアナデンのおまんじゅうキーホルダーが景品になったクレーンゲームが登場。場所も『PIE mania』の向かいなのでコラボのパイと一緒に楽しめるようになっていたぞ。
『EDEN's CLINE Special Live Stella Burst
』:熱狂と笑いに包まれたライブの記録


その後は、アナデンのサウンドチームによるバンド『EDEN's CLINE』が開催したライブイベント『EDEN's CLINE Special Live Stella Burst
in Akihabara』に現地参戦!本イベントは昼夜の2回公演で実施され、会場は開演前から熱気に満ちていた。満席となった客席の様子は、イベントへの期待の高さを示していた。
第3部楽曲で幕開け、苦労話も飛び出すMC

ライブは会場が暗転するとともにスタートし、EDEN's CLINEのメンバーである井上幹氏、山上毅氏、林茂樹氏、そしてギタリストのMASA氏が登壇した。
序盤は、第3部 虚時層輪象編の楽曲群がライブアレンジで次々と披露された。「Apocalypse Crucible」「The Impractical Waltz / None Dynamis Medley」「暁の塔トゥリアルバ」などが演奏され、ゲーム音源とは一線を画す迫力で観客を魅了した。
楽曲の合間にはメンバーによるMCが挟まれた。MCでは、クリエイターとしての顔とは別に持つ会社員としての苦悩を語る場面があり、観客から笑いが起こっていた。
FFⅨメドレーでボルテージ最高潮

ライブ中盤では、『ファイナルファンタジーⅨ』のメインテーマがEDEN's CLINE Verで披露。壮大な曲調とともにファイナルファンタジーの映像がスクリーンで流れ、大きな盛り上がりを見せた。改めて、『アナデン』と『ファイナルファンタジーⅨ』の人気ぶりを体感。
ゲストMCとして平澤プロデューサーが登壇

ゲストMCとして平澤氏が登場すると、会場は更なる盛り上がりを見せた。
コラボレーションについて、山上氏が真っ先に手を挙げたというエピソードが語られ、『ファイナルファンタジー』シリーズへの熱い想い、そしてその想いが今回のコラボイベントの細部にまで注がれていることが伝えられた。
ゲストボーカル小寺可南子さんの熱唱

小寺可南子さんの登場とともに、『ファイナルファンタジーⅨ』の主題歌「Melodies of Life」が披露されると、その歌唱力による圧巻のパフォーマンスに会場が感動で包まれていた。「Melodies of Life」のあとは小寺可南子さんのMCがあり、先ほどまでの圧巻の歌唱とギャップのある、明るくパワフルな姿に魅了された。
ライブ後半は、小寺可南子氏によるボーカル曲の連続披露が観客を圧倒した。「伐竜姫譚 ~For the Flowers Yet to Bloom~」「Alphecca ~螺旋律の祈り~」に続き、彼女が作詞も手がけた「Interstellar ~螺旋律の願い~」がライブで初披露された。この3曲の繋がりに会場のボルテージは最高潮に達し、大熱狂のまま本編は終了した。


鳴りやまないアンコールの拍手に応え、バンドメンバーが再びステージに登場し、「dear my dearest~祈りの聖戦~」を披露してくれた。井上氏は、本曲が楽曲総選挙で当初は候補外だったものの、ファンの熱心な要望により予選を突破し、最終的に上位入賞を果たした経緯を説明した。
また、本曲について、作曲当時はバンド演奏を想定していなかったため、今回バンド編成用に新たにアレンジしたことが明かされた。井上氏は「何かご意見があればお寄せください(笑)」と会社員らしいコメントで会場を盛り上げ、本イベントは盛況のうちに幕を閉じた。
秋葉原全体が“アナデン”だった一日!
今回のファンフェスティバルは、ステージイベントはもちろん、街中の店舗コラボや展示まで、秋葉原の広範囲が『アナデンの世界』として染め上げられていたイベントだった。改めてアナデンの人気を体感するとともに、今後の展開にもワクワクさせられる1日だったぞ。
また、コラボ店舗施策は12月14日まで続くので、当日来られなかったファンもまだ楽しめるはず!ぜひ秋葉原まで足を運んでみてほしい。
タイトル概要
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(編集・執筆/なも)







