ゲーミングPCブランド「GALLERIA(ガレリア)」から新シリーズが登場。今回はガレリア初のピラーレスモデルとなった「F Series」からハイスペックモデルにあたる「GALLERIA FPR7A-R57T-B Ryzen 7 7700搭載」を徹底解剖。性能面だけでなくロマン
を感じるデザイン面にも着目して紹介していくので、ぜひ最後までチェックしてみて欲しい。
ガレリア「F Series」とは
ガレリア初のピラーレスモデルによる魅力的なデザイン

【出典】Dospara公式サイトより抜粋
「F Series」を紹介する上でまず魅力として挙げられるのは、ガレリアとしては初となるピラーレスデザインを採用していることだろう。本来フロントパネルと左サイドパネルの間にある柱を取り除き、強化ガラスパネル同士を接続することで内部構造をより美しく魅せる
事ができるデザインとなっている。ピラーレスデザイン特有の解放感と透明感は、PCは無骨な箱という常識を打ち破る革命的なデザインだ。
RGBカラーでまばゆい光を放つファンやメモリ、グラフィックボードなどの内部パーツがより映えるだけでなく、ガラスパネルにステッカーを貼るなどの活用法もあり、購入者のセンスの見せ所となるだろう。、購入者のセンスの見せ所となるだろう。
デザインと両立した高いカスタマイズ性と高品質の冷却機構

※撮影に使用している機材は試用機のため、実際の購入品の外観が異なる場合がございます。
「F Series」はデザイン面での魅力が光るシリーズでありながら、性能面もしっかりとガレリアクオリティとなっている。
得意とするBTOパソコンの強みを生かした多彩なカスタマイズが可能な点は従来のPCと変わらず、モデルケースだけでもミドル~ハイエンドユーザーまでの幅広いニーズに応えられるラインナップが揃っている。
【出典】Dospara公式サイトより抜粋。ニーズに合わせて様々なカスタマイズが可能なモデルが用意されている。
さらに全てのモデルにおいて冷却性能に優れたAIO水冷CPUクーラーと6基のARGBファンが標準搭載されており、冷却機能を重視した設計となっている。
排気機構としては一般的な天面からの排気だけではなく、サイドパネル側のファンにもスペースが設けられており効率的な吸気が可能だ。
▲簡易水冷機構と右サイドパネルのファン。高負荷にも耐えられるW冷却機構を細部までじっくりと眺められる。簡易水冷のパイプやファンが動作する様子をクリアに眺められるのは、ピラーレスならではの特権だ。
ハイスペックモデル「GALLERIA FPR7A-R57T-B Ryzen 7 7700搭載」を紹介

※撮影に使用している機材は試用機のため、実際の購入品の外観が異なる場合がございます。
ここからは「F Series」のハイスペックモデルの1つである「GALLERIA FPR7A-R57T-B Ryzen 7 7700搭載」の性能を紹介していく。カタログスペック(抜粋)は以下の通りだ。

サイズ感としては幅217mm × 奥行き446mm × 高さ501mm、重量約15kgとミドルタワー相当となっており、フルスペックのPCとしては取り回しや拡張性に優れたモデルと言えるだろう。
「AMD Ryzen 7 7700」と「RTX 5070 Ti」が実現する快適な動作性能
ゲーミングPCの購入を検討する際、性能面で最も気になる部分と言えばやはりCPUとGPUの性能だろう。本機はハイスペックモデルらしく高性能CPUである「AMD Ryzen 7 7700」と最新鋭のGPUである「NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti 16GB GDDR7」を搭載。

特に「RTX 5070 Ti」に関しては、執筆現時点でも同社GPU比較でベンチマークスコア3位(※)の性能を誇るつよつよグラフィックボードだ。
ベンチマークスコアテストのついでに最新鋭のAAA級タイトルを試遊した際、4K解像度、レイトレーシングONの状態で70~90FPSを下回ることがほぼ無かったと言えばそのパフォーマンスが伝わるだろうか。価格帯と耐用予測年数のバランスが取れた非常におすすめしたい構成となっている。

CPUのメモリはオプションで最大128GBまで増設可能だ。マルチタスクで負荷の高くなりがちなクリエイティブワークにも対応できる拡張性も魅力の1つと言えるだろう。
ベンチマークテストで性能を検証

ここからは「GALLERIA FPR7A-R57T-B Ryzen 7 7700搭載」を使用した有名タイトル2種でのベンチマークテスト結果を掲載していく。
| 計測結果 |
|---|
| タイトルA(オープンワールドRPG):最高画質設定(4Kウルトラ),レイトレーシングON |
| 平均70~90FPS/スコア:10,966(とても快適) |
| タイトルB(ハンティングアクションゲーム):最高画質設定(4Kウルトラ) |
| 平均150~180FPS/スコア:31,830(非常に快適) |
いかがだろうか。4K解像度、かつ最高品質設定でありながら「RTX 5070 Ti」のDLSSを活用した際の性能の高さが感じられる結果となった。
この構成ならば、現行のほとんどのAAAタイトルを4K解像度も視野に入れた高品質設定でストレスなく楽しめるだろう。さらにこの性能があれば、数年先まで最高画質設定で戦い続けることも夢ではないだろう。
ビジュアル面にもこだわりたいコアユーザーにおすすめの1台!

※撮影に使用している機材は試用機のため、実際の購入品の外観が異なる場合がございます。
今回レビューした「GALLERIA FPR7A-R57T-B」は、ガレリア初のピラーレスモデルとしてブランドの新たな可能性を見ることができた。
「F Series」の最大の特徴であるピラーレスデザインは単に内部が見えるだけでなく、お気に入りのステッカーを貼ったり、RGBライティングで自分好みの空間を演出したりとこれまでのゲーミングPCにはない楽しみ方が広がりそうだ。「見せる喜び」と「高性能で動かす喜び」を両立させた本機は、ゲーマーのロマンを形にした1台。
「ハイスペックな環境は欲しいが、無骨なだけのPCでは満足できない!」そんな美意識の高いコアゲーマーに向けて デザインと性能の両面で応えてくれる本機は間違いなく有力な選択肢となるだろう。
これからPCゲーミングを始める人にも、こだわりの一台へ買い替えを検討している人にも、自信を持っておすすめできるモデルだ。
「GALLERIA FPR7A-R57T-B Ryzen 7 7700搭載」の概要
『ドスパラ(株式会社サードウェーブ)』の概要
GALLERIA (ガレリア)ブランドの概要
© THIRDWAVE CORP.
[提供]:株式会社サードウェーブ
(編集・執筆/ヤト)







