「アニメミュージックの魅力を世界へ」をコンセプトに2009年にスタートしたアニメミュージックライブイベント「ANIMAX MUSIX」15周年を記念した「Lemino presents ANIMAX MUSIX 2024 SPRING」。そんな記念すべきライブにゲームエイトライターが現地参戦。豪華アーティスト達が参戦しており、15周年記念の名に恥じぬ盛り上がりを見せたライブ会場の様子を、みなさんにお届けしていこう。アニメファン必見の内容になっているので、ぜひチェックしてみてほしい。
アニメミュージック好きのために開催されている「ANIMAX MUSIX」15周年を記念した特別ライブ
冬の肌を切り裂くような寒さが和らぎ、春の匂いが日に日に強まってきた3月30日(土)。今回筆者がお邪魔したのは、豪華アーティスト達のアニメミュージックを楽しめるライブ「ANIMAX MUSIX」15周年を記念して、武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催された「Lemino presents ANIMAX MUSIX 2024 SPRING」だ。
最新の楽曲はもちろん、耳にするだけで笑顔が溢れてしまう懐かしの楽曲が披露され、会場からは常に地鳴りのような歓声が止まないライブを楽しめるのが特徴だ。筆者もアニメミュージックは普段から嗜んでおり、ワクワクドキドキした気持ちを胸に本ライブ会場に足を踏み入れた。
そんな歴史的な記念ライブ会場の様子をみなさんにたっぷりお届けしていこう。
「Lemino presents ANIMAX MUSIX 2024 SPRING」に参戦したアーティスト(敬称略)
・茅原実里
・西川貴教
・May’n
・i☆Ris
・石原夏織
・伊藤美来
・大橋彩香
・GRANRODEO
・サンドリオン
・JUNNA
・芹澤 優 feat. MOTSU
・富田美憂
・フィロソフィーのダンス
・fripSide
・岬なこ
・やなぎなぎ
最初からフルスロットル!前半戦とは思えぬハイカロリースタート!
記念すべき「Lemino presents ANIMAX MUSIX 2024 SPRING」の先陣を切ったのは、芹澤 優 feat. MOTSUの「JUNGLE FIRE feat. MOTSU」!いきなり会場のボルテージは最高潮。熱気が冷めやらぬ中「EVERYBODY! EVERYBODY!」を披露し、最高のスタートダッシュを演出してくれた。
続く2組目のアーティストとして、フィロソフィーのダンスが登場し「Brand New Dance」「熱風は流転する」「シュークリーム・ファンク」の3曲を披露。美しい歌声とダンスで会場を魅了してくれた。そしてフィロソフィーのダンス × 富田美憂 × サンドリオンの3組のアーティストのコラボを見ることができた。本ライブ初のコラボユニットに大歓声があちらこちらで上がっていた。
そんな雰囲気の中、サンドリオン、岬なこ、富田美憂と豪華アーティストが立て続けに登場し、常に会場からは熱気のこもった歓声を上げるファンの姿が確認できた。
「ANIMAX MUSIX」といえばFAN SELECTIONを思い浮かべる方も多いのではないだろうか。本公演1回目のFAN SELECTIONは、JUNNAが「ブルーバード」、岬なこが「勇者」を披露してくれた。名曲が会場に響き渡ると大歓声が会場を包み込み、アニメミュージックは色褪せずに生き続けていることを実感できる瞬間だった。
そして芹澤 優 feat. MOTSU×SAT from fripSideのコラボが発表されると、あちらこちらでペンライトが激しく揺れていた。そんな大きな期待の中「CYBER CYBER」「Burst The Gravity」が演奏された。
最高のテンションをそのままに、石原夏織、サンドリオンと続き、ANIMAX MUSIX 2009 SELECTIONでは、富田美憂が「残酷な天使のテーゼ」、大橋彩香が「ETERNAL BLAZE」をカバー。会場を大いに盛り上げてくれた後、「閃きハートビート」「Now On Air」を伊藤美来が笑顔で歌い上げ、前半戦のトリの茅原実里にバトンを繋ぎ「通し道歌」「TERMINATED」、May'nとのコラボ「Paradise Lost」を挟んで、「みちしるべ」で前半戦はフィニッシュ!
(前半戦だけでも大満足の内容なのだが、後半戦にはさらなる衝撃が待ち受けているのであった…。)
最高すぎるクライマックス!驚愕のシークレットアーティストに狂喜乱舞!
そして「Lemino presents ANIMAX MUSIX 2024 SPRING」は後半戦に突入。前半戦の熱気そのままに、西川貴教with t.komuroでロケットスタート!「FREEDOM」「Bright Burning Shout」「Eden through the rough」の3曲を披露。最高のスタートダッシュを切った中、本日2回目のFAN SELECTIONでi☆Risが「アイドル」、岬なこ×石原夏織が「アイデン貞貞メルトダウン」、JUNNA×GRANRODEOが「TOUGH BOY」を披露してくれて、テンションをさらに上げてくれた。
最高のテンションを維持しつつ、やなぎなぎは「ラテラリティ」やTVアニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』10周年記念ソング「ユキハルアメ」を披露、大橋彩香は無意識に体が動き出しそうになる「NOISY LOVE POWER☆」「Flash Summit!!」を披露してくれた。
そして本日3回目のFAN SELECTIONが!伊藤美来が「たゆたえ、七色」、フィロソフィーのダンスが「最Ψ最好調!」を披露して、fripSideに繋いだ。fripSideは「black bullet -version2023-」「infinite Resonance」「Red Liberation」の3曲を歌い上げ、会場により一体感を持たせてくれた。
今回のライブでは、アニメミュージックだけではなく、GAME MUSIC SELECTIONが用意されており、出演者がゲームの名曲をカバーしてくれるコーナーが用意されていた。GRANRODEO×茅原実里が「Rumbling hearts」、石原夏織×やなぎなぎが「鳥の詩」、そしてシークレットアーティストとしてKOTOKOが登場して「Face of Fact」「さくらんぼキッス ~爆発だも~ん~[2022mix]」を披露してくれた。まさかまさかのシークレットアーティストに会場からは大きな歓声が上がっていた。
KOTOKOが萌え萌えキュンな曲を披露してくれた後は、JUNNA、i☆Risと続き、熱い歌声を披露してくれた。その後、デュオソングSELECTIONとして、上杉真央×阿部寿世 from fripSideが「逆光のフリューゲル」、大橋彩香×伊藤美来が「ALIVE」を披露。過去、一世を風靡した名曲の披露に、会場総立ちで歓声が上がっているのが印象に残っている。
ライブがクライマックスに近づく中、GRANRODEOが登場し「鉄の檻」「情熱は覚えている」「Can Do」を披露してくれた。特に「Can Do」では、会場から「I can do it!」などの合いの手が鳴り響いていた。
今回のトリを務めるMay’nが「graphite/diamond」「LIES GOES ON」「Chase the world」を披露。まさにクライマックスと言える会場のボルテージに圧倒され、あっという間に全てのプログラムが終了…と思いきや、本ライブ2人目のシークレットゲスト、中島愛の姿がステージ中央に現れた。驚きの声が上がる中、May’n x 中島愛の「ライオン」が披露されたのだ!まさかのサプライズに、会場は色とりどりのペンライトが咲き誇っていた。
そして最後は、2009年と同じ「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を出演者全員で大熱唱。クライマックスにふさわしい選曲に、会場のボルテージが最高潮の中でライブが終わりを告げた。
次回開催は11月!今後の「ANIMAX MUSIX」にも注目!
▲ライブの最後に出演アーティストと現地参戦した方々と記念撮影。オレンジ一色に染まった会場にテンションMAXだ。
ここまで「Lemino presents ANIMAX MUSIX 2024 SPRING」の会場の様子をお届けしてきた。
事前に発表されていたアーティストの他にも、シークレットアーティストでKOTOKOや中島愛が登場し、会場に熱狂の渦を巻き起こしてくれた。会場のあちらこちらから歓声が上がり、激しくペンライトが揺れる…まさに15周年記念の名に恥じない豪華なライブに筆者も大満足だった。会場を出た後も、笑顔で会場を後にするファンの方々の姿があり、数人で飲食店に吸い込まれる姿も多数確認できた。6時間もの長丁場を共にした仲間達に、心の中で「乾杯」と呟きながら、電車に乗り込んで帰路についた。
ライブの最後に「ANIMAX MUSIX」の次回開催は、11月23日(土)だとも発表された。次は一体どのアーティストがライブを盛り上げてくれるのか、どんなライブが待っているのか想像しながら、この記事を締めようと思う。
「Lemino presents ANIMAX MUSIX 2024 SPRING」の概要
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[取材協力:Animax Broadcast Japan]
(編集・執筆/ゲーム山本)