
紅白レスレリの評価レビューとプレイした感想です。紅の錬金術士と白の守護者〜レスレリアーナのアトリエ〜が面白いかつまらないかの評価レビュー情報やどんな人におすすめかも掲載しています。
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| 総合スコア | |
|---|---|
| 80/100 | |
| ゲームシステム | 16 |
| 遊びやすさ | 18 |
| グラフィック | 14 |
| サウンド | 16 |
| ボリューム・コスパ | 16 |
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ゲームシステム | ゲームの基本ルールや仕組み、バランス、新しさや奥深さなどを評価。 |
| 遊びやすさ | 操作のしやすさやUIの分かりやすさなどを評価。 |
| グラフィック | ビジュアルの美しさ、アートスタイルの魅力などを評価。 |
| サウンド | BGMや効果音、ボイスのクオリティなどを評価。 |
| ボリューム・コスパ | 価格に対する内容の充実度、追加課金の有無などを総合的に評価。 |
※各20点満点で評価
『紅白レスレリ』の評価は 100点満点中80点です。
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・親切設計でシリーズ初心者でも遊びやすい ・簡単にレベル上げができる ・過去作キャラがプレイアブル等で登場 ・ボイスが多くキャラの魅力を感じやすい ・寄り道要素も充実している |
|
・ライザ、ユミアから始めた人は合わない可能性有 ・グラフィックは物足りない ・スキルツリー要素が若干あっさり ・調合システムが煩雑で面倒 ・ランダム生成ダンジョン(亜空の道)が一部遊びづらい |

『紅白レスレリ』 はストーリーがしっかりしており、ちゃんと説明もしてくれるので、過去作を知らなくても楽しめました。事実、筆者はアトリエシリーズをちゃんと遊ぶのは初めてでしたが問題ないくらいです。
調合や素材まわりのシステムがやや複雑なので、過去作を通っていればより理解が早かったかもとは感じましたが、基本的に「過去作をやっていないから楽しめない」ということはありません。

『紅白レスレリ』の舞台はスマホゲームの『レスレリアーナのアトリエ』と同じランターナ大陸が舞台。時間軸としては、『レスレリアーナのアトリエ』でのウェルテックス討伐直後あたりです。
しかし本作では、多少繋がりはあるものの主人公・物語が一新されているため、『レスレリ』未プレイでもまったく問題はありません。既プレイの方なら、ロゼ、ウィルベル、トトリ、ソフィーの4人のシリーズキャラたちがプレイアブルで登場するため、より楽しむことができると感じました。

『紅白レスレリ』を遊んでいくうちに気づいたのが「シリーズ初心者でも遊びやすい」ということです。本作はシリーズ初心者がプレイすることを意識しており、都度出現するチュートリアルや、常に目的地を示してくれるマップなどのおかげで「次は何をすればいいんだっけ?」と迷子になることがほとんどありませんでした。
また、ゲームの難易度は4段階から選べる&メニューからいつでも変更可能なので、遊びづらいと感じたらいつでも変更可能。ストーリーや世界観をメインに楽しみたいという方はEASYにすればスムーズに進められます。

『紅白レスレリ』の戦闘は、近年のシリーズ作品で見られるリアルタイム制ではないので、焦らずじっくり戦略を考えられる点が個人的には好みでした。また、ターン制のコマンドバトルになっており、行動順が画面右にアイコンで分かりやすく表示されるためこの後の計画を立てやすくなっています。
TPがあれば前衛と後衛が一緒に攻撃できる「マルチアクション」、後衛が割り込んで行動予約できる「インタラプト」、マルチアクションやインタラプトで特定のアイテムをかけ合わせて使うと発動する「アイテムミックス」などの多彩なコマンドがあり、状況に応じた動きを考えるのが面白いです。また、ジャストガードに成功するとダメージ軽減や状態異常を無効にできるので毎回積極的に狙っていきたく、敵の攻撃ターンも退屈になりません。
難しい場合は難易度をEASYにすれば強い敵でも倒しやすくなり、逆に弱いと感じたらHARD以上にすれば手ごわくなるので、難易度バランスもちょうど良い印象です。なお、スキルツリーの強化もしていかないと、低難易度でもだんだんキツくなるので、バランスが取れていると感じました。

『紅白レスレリ』には「亜空の道」と呼ばれる、地形や敵などが変化するランダム生成ダンジョンがあります。進むほど敵が強力になる仕様なので、レベル上げをしようと思ったら、現在のレベルに合った亜空の道マップを選んで周回するだけでOK。
他ゲームでは、レベル上げをするときにマップを移動したり、強い敵を探し回ったりと大変ですが、「亜空の道」のおかげでレベル上げの負担はかなり少なく感じました。
もちろんレベル上げだけでなく、後述のショップ経営で役に立つ妖精さんを仲間にしたり、最下層にいるボスや宝箱からは希少な装備品「星珠」を入手できたりするので遊ぶ意味がちゃんとあるのも◎。毎回構造が変わるので飽きにくく、モチベーションを維持しながら進めていけました。

『紅白レスレリ』では、マップ探索中に入手した、もしくは調合で作ったアイテムをショップの商品棚に並べて販売し、ハルフェンの復興を盛り上げていくシミュレーションがストーリーの合間に楽しめます。ここで先述の「亜空の道」で仲間にした妖精さんに役割を分担させ、働いてもらうことになります。
販売するアイテムは時期によって区画ごとの需要が変化する点がリアルで、そのときの需要に合わせたアイテムを販売する必要があります。もし毎回アイテムを選ぶのが面倒なら「おまかせ」もできるので心配はご無用。また、妖精さんもそれぞれの得意ステータスに合った仕事を任せるほうが効率的です。
街を発展させていくと街の見た目もどんどん変化し活気が戻っていくのでやりがいを感じられます。また、販売経験値を得てショップのランクを上げると新しい販売所が解放されたり、ランクアップ報酬(模様替え用アイテム)がもらえたりなどします。
人によっては面倒に感じるコンテンツかもしれませんが、普通ならただアイテムを売ってお金を手に入れるだけのところを街の復興を目指す形で楽しむことができ、報酬も多いので、ストーリーの合間の息抜きにちょうどいい要素だと感じました。

『紅白レスレリ』はストーリーや世界観が従来寄りの王道テイストです。そのため、昔ながらのアトリエシリーズが好きな方には刺さるのではと感じましたが、一方で『ライザのアトリエ』『ユミアのアトリエ』辺りから入った新しめのファンにとっては好みが分かれるかもしれません。

『紅白レスレリ』のグラフィックは、スマホ版レスレリを踏襲しているためか、近年の家庭用ゲーム機向けアトリエシリーズと比べると、最新作としては少々物足りなさを感じました。
筆者としてはリアルすぎないおかげで3D酔いしにくく、快適にプレイできましたが、グラフィック周りはもう少し改善しても良かったのでは、と思います。
| スレイ | リアス |
|---|---|
拡大 |
拡大 |
『紅白レスレリ』を始めると、最初にスレイとリアスの2人から主人公を選択しますが、ストーリー序盤で選択しなかった方も操作できるようになるので「なぜ選ばせた?」と感じざるを得ませんでした。選択によってストーリー展開の一部が変化するのは序盤の少しだけで、あとは協力しながら進んでいくので、もうちょっとそれぞれの物語が展開されたほうが面白かったのではと思います。

各キャラのスキルツリーは、バトルやクエストの報酬で得られるSPを消費してステータス強化やスキル習得ができる育成要素です。SPはパーティで共通となっており、基本的に戦闘をしていれば貯まっていくので(獲得量を上げるアイテムも存在する)、貯める方法がなくて大変という事態にはなりませんでした。
ただし、この仕様上、最終的にはすべてのスキル解放が可能なので適当に強化してもあまり問題はありません。遊びやすい反面、本格的ではないシステムになっているので、好みの分かれる部分だと感じました。個人的にはSPが入手しにくかったり得られるSPが限られていたりするほうが、計画的に考える必要がありゲームとして面白かったように思います。

シリーズの伝統である「調合」は、思いの外要素が多く少々面倒に感じました。
レシピ通りに素材を入れるまではいいですが、より完成度を高めるには素材の「ギフトカラー」や、アレンジ枠に投入する分の多数の追加効果も含めて考える必要があります。
バリエーションが奥深く、新しいアイテムを生み出す面白さも感じられましたが、もう少し簡単にするとシリーズ初心者も遊びやすくなったのでは、と思いました。

『紅白レスレリ』のランダム生成ダンジョン「亜空の道」は、初めて訪れるエリアだと、特定の階層にたどり着くまでセーブや脱出ができません。この仕様が遊びづらく、途中で別のことがしたいと思ってもいったん脱出ポイントまで進める必要があります。
もちろん、「亜空の道」がメインコンテンツではなく、踏破する面白さがあるのも理解できますが、途中で脱出ができる手段も用意されているとより遊びやすくなったのではと感じます。
過去作のライザ、ユミア等ではオープンワールド方式でしたが、今作『紅白レスレリ』はオープンワールドではありません。ストーリーを進めることで行けるようになったり、特定のイベントを進めないと入れなかったりする昔ながらのスタイルとなっています。
筆者はSwitch2で遊びましたが、マップやイベントの切り替わりのたびに発生するロードが速いので快適にプレイできました。ただし戦闘のみ、敵や演出によって時々処理が重くなることがあるのが少々気になります。
公式によるとキャラはオールスターとのことでしたが、実際は主人公であるリアスとスレイが中心となって目立っており、その周りのキャラたちの活躍は比較的あっさりしています。主要の登場人物はあまり多くないのでキャラを覚えやすく、初見プレイでも混乱しにくくなっています。他のキャラたち同士の絡みも気になる方はスマホ版『レスレリアーナのアトリエ』も遊んでみるとよいでしょう。

紅白レスレリは、スマホゲーム『レスレリアーナのアトリエ』が好きな方には強くおすすめできる作品です。同じ大陸が舞台になっており、レスレリに登場した一部のキャラがプレイアブルキャラとして登場するので、レスレリのもうひとつの物語として違和感なく楽しめるでしょう。

紅白レスレリは調合、亜空の道、街の復興、妖精さんの厳選などのやり込み要素があるので、それらを楽しんでみたい方にもおすすめです。ボリュームは十分ですが多すぎもしないので、あまり同じゲームを長期間遊び続ける時間がない方にもぴったりと言えます。

紅白レスレリは昔からのアトリエシリーズファンの方におすすめです。久しぶりに遊ぶ方でもチュートリアルが丁寧なので迷いにくく、最初のアトリエシリーズにもおすすめできる遊びやすい作品です。気になる方はぜひ、リアスやスレイたちと大切なものを取り戻すための冒険に出てみましょう。
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| タイトル | 紅の錬金術士と白の守護者 〜レスレリアーナのアトリエ〜 |
|---|---|
| ジャンル | シミュレーション |
| 対応機種 | Nintendo Switch、PlayStation 5、PlayStation 4、Steam |
| 発売日 | 2025年9月26日 |
| 価格 | 8,580円(パッケージ版・DL版ともに) |
| プレイ人数 | 1人 |
| オンライン機能 | 無し |
| 年齢制限 | CERO C(15歳以上) |
| 開発 | ガスト(コーエーテクモゲームス) |
| 発売元 | コーエーテクモゲームス |
| 公式サイト | 紅白レスレリ公式サイト |
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レスレリもやっているけど今までのアトリエやった事ある私は登場人物のエピソードも楽しく見ていられました! 妖精さんの登場曲も昔のサウンドで上がりました。アトリエはそもそもグラフィックはアニメ感強いですがあえてなのかなとも思ってます。 個人的には凄く面白く感じたので珍しく課金もしたかな