【龍の国ルーンファクトリー】評価レビューと感想（初心者目線）【龍ファク】

龍の国ルーンファクトリーの評価レビューと感想の記事です。龍ファクが面白いかどうか知りたい方は是非ご覧ください。

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龍の国ルーンファクトリーの評価レビュー

総合評価

龍の国ルーンファクトリーは、100点満点中86点です。評価項目全てにおいて高得点となっています。要素が多く人を選びそうですが、その分チュートリアルがしっかりしているのでシリーズ初の人でも楽しめる良作品と言えます。

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皆の評価：面白い？つまらない？

評価レビュー（初心者目線でおすすめできる点）

初心者にも優しいルーンファクトリー

ルーンファクトリーシリーズをプレイしていなかった筆者からすると、このゲームを始める前は「要素が多すぎて理解するのに時間が掛かりそうだな」と感じたがチュートリアルが丁寧かつ複雑じゃないのですぐに世界観に入り込めた。今作は記憶喪失系の主人公なので、世界観を他のキャラクターが説明してくれることもあり初心者には「なるほど」と思わせ、経験者は「これだよこれ」と思わせる作りを意識していると感じられた。

ただ、過去作にも登場している人気キャラクターがいて、絆レベルを上げると「あなたは憧れの人と重なる」、「あの人と雰囲気が似ている」などの悪意はないが少しモヤっとする発言をされるので初心者でそのキャラ推しの人は気になるかもしれない。

魅力的なキャラクターとの交流

今作の真髄は魅力的なキャラクター達との交流や恋愛である。最初は世間話をしたり一緒にご飯を食べるくらいしかできないが、仲良くなると一緒に昼寝したり春の神様なのに夏の海にデートに行ってくれたりする。仲良くないのにイタズラしたら好感度が下がるが、ちゃんとこれくらい仲良くないとダメだよというゲーム内の表示がされているので、ギャルゲー初心者にも優しい設計になっているのも嬉しい。キャラ1人1人のモデリングやプロフィールには、かなりのこだわりを感じるので公式も推している部分だと考えて間違いはないだろう。

交流シーンは一瞬だが、キャラクターとのストーリーを深掘りできる「絆クエスト」はフルボイスでボリュームもあるので恋愛要素を楽しみたい方も満足できるのではないだろうか。
▶︎交流のやり方やメリットを見る

他の世界線でも結婚ができる

最終的には恋が実ったキャラクターとは結婚し子供を授かれる。どのキャラクターも魅力的すぎてゲームを進められないよ！というそんなあなたに朗報です。なんとこのゲーム「世界渡ノ法」というシステムで、現在の結婚相手や子供の状況を保存したまま、別の世界へと渡れちゃいます。つまり最終的には恋愛対象のキャラと全員結婚できちゃうわけなのである。同性とも結婚できるし、主人公同士でも結婚できちゃう。この自由な世界観がルーンファクトリーの醍醐味とも言えるのだろう。
▶︎恋愛候補一覧（16人）を見る

やること無限の里づくり

ルーンファクトリーは作物を植えて収穫するだけじゃなく、お店や置物を設置したり景観を良くしたりと本格的な里づくりができる。建物や置物を設置するとステータスが強化されたり里レベルが上がるので、戦闘だけしたり恋愛だけするという訳にもいかないのが面倒であり楽しい所。1つの里だけでも十分楽しめるが今作は4つも里があるので4倍里作りを楽しめちゃう。ここを楽しいと感じるか感じないかで評価は分かれそうだが筆者はそこそこ楽しめている。

自分でやるのが面倒な場合は訪れた里人に任せることもできるので、ここも初心者に優しい部分と言えるだろう。
▶︎里つくりのやり方とコツを見る

自由に組んだパーティでの戦闘が楽しい

本作では主人公とは別に仲間のキャラクターをメインで3人サブで3人、最大6人でパーティを組むことができる。パーティに組めるのは恋愛対象のキャラだけでなく、一見戦闘できなさそうな幼女の「すず」や老婆の「ヒスイ」も戦闘に参加してくれる。それだけでなく、倒したモンスターも仲間にできるので自由なパーティ編成での戦闘を楽しめた。

また、組んでいる仲間の組み合わせによっては特別な掛け合いがあるので、キャラクターに1番魅力を感じている人にも嬉しい要素と言えるだろう。
▶︎パーティの組み方と解放タイミングを見る

本格的なアクションを求めると単調に感じる

「エルデンリング」や「ダークソウル」などのソウルライク系やモンハンシリーズなどの本格的なアクションを楽しみたい方にとってはおすすめできない。一応ジャスト回避やカウンターといったテクニックが求められる要素はあるが、戦闘中に料理でガンガン回復できるし神器が強力なので基本負けることはない。逆に戦闘が苦手でストーリーと恋愛要素を楽しみたいという方にとってはおすすめできるポイントだろう。過去作をプレイしているメンバーは戦闘システムが良くなったと高評価だった。雑魚敵は柔らかく、強力な武器を持っていれば周回も楽になるので無双シリーズのような爽快感を味わえる。
▶︎戦闘のコツと初心者必見の基礎を見る

評価レビュー（初心者目線で良くないと思った点）

魔物を仲間にできるが愛着が湧きづらい

メインストーリーを進めていくと雑魚敵だけでなくボスも仲間にでき、パーティに編成すれば一緒に戦ったりフィールドを駆け抜けることができる。ただ、今作が和風な世界観なこともあり名前が「剛力の大赤鬼」や「雪狼」などけかなり見た目通りな名称とデザインでいまいち愛着が湧きづらいと感じた。ポケモンやドラクエモンスターズのような好きなモンスターと一緒に戦えるワクワク感を楽しみたいという場合はおすすめできない。ただ、自分で名前を決めることができるので見た目が好きなら育成要素として楽しむことができるだろう。
▶︎モンスターを仲間にする方法と条件を見る

やることに対しての1日の時間が短い

ルーンファクトリーを初めてプレイして一番ギャップを感じたのはやることに対しての1日の時間の短さだ。プレイ前はゆったり恋愛してゆったり農業してゆったり探索するイメージがあったが、そんなことをしていたらあっという間に1日は終わってしまう。それもそのはず、このゲームでは約1.5秒で1分間進むので約36分で1日が過ぎてしまうのだ。それに加えてキャラと交流するには時間が消費され、長いやつでは60分も掛かってしまう。これでは色んなキャラと交流できないではないか。別に深夜まで夜更かしすれば良くないかと思われがちだが、0時を超えると主人公のHPが減っていき、夜更かしし過ぎると1日の終わりに貰えるスキルポイントが減るので基本的には0時前に寝た方が良い設計になっているのだ。

複数のキャラクターと交流してると夕方になり、そこからストーリーのダンジョンをクリアしようとなると時間が足らず寝てからまたダンジョンに行くというサイクルでストレスを感じることが多かった。時間に関してはかなりシビアな部分で、1日ごとに今日はダンジョンをクリアする、探索する、収穫して赤字にならないようにするなどスケジュールを決める必要があるのが個人的には一番気になる所であった。あと2倍の時間は欲しい。

総括

初めてシリーズを遊びたい方にもおすすめ！

1日の時間が早過ぎる所以外はシリーズ初心者にも優しい作りになっているので初めてルーンファクトリーシリーズを楽しみたい方にはおすすめできる作品だと感じた。戦闘だけでなく恋愛、ファームも楽しめるお得な作品なので気になった方はぜひ遊んで欲しい。

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