フシギダネはポケットモンスターシリーズに登場するポケモンです。
フシギダネはヒトカゲ・ゼニガメと共に、初代御三家のポケモンとして登場しました。『ポケモン赤緑』の時代からポケモンシリーズをやってきた人の中には、思い入れが強い人も多いのでないでしょうか。後のシリーズでも人からもらう形での入手機会が多く、『ポケモンHGSS』では「シロガネやまのどうくつ」の頂上にいるレッドに勝利後オーキド博士から、『ポケモンXY』ではプラターヌ博士から、『ポケモン剣盾』ではDLCコンテンツ「鎧の孤島」のストーリー中にミツバからと、他のカントー御三家と共に貰えるポケモンの選択肢の1匹となっています。
一番最初の『ポケモン赤緑』から最新作の『ポケモン剣盾』まで、御三家と呼ばれるポケモンは8世代分、合計24種類(進化後除く)登場してきました。最初に選べたその24種類の御三家ポケモンの中では、唯一の複合タイプのポケモンという立ち位置を未だ持ち続けています。
『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズでは、主人公およびパートナーとして選べるポケモンの1匹として登場します。草タイプらしい回復技の豊富さや、どくタイプとの複合だからこその毒状態無効など、操作キャラとしては使いやすい分類に入るポケモンでした。しかし、ストーリーではほのおタイプやひこうタイプが多いダンジョンに行く機会も多く、仲間のポケモンによってはストーリー中に苦戦を強いられた人も多かったのではないでしょうか。
アニメシリーズでは、主人公サトシの手持ちポケモンとしてや、「アドバンスジェネレーション編」に登場したハルカの手持ちポケモンとして登場しています。頑固な一面を持つものの面倒見が良いサトシのフシギダネや、可愛らしいものや花が好きというメスらしい一面を見せるハルカのフシギダネなど、同じポケモンを手持ちに入れていても個体によって性格が異なる様子をアニメ内で見せてくれるポケモンの1匹となっています。
サトシやハルカの他にも、「XY編」に登場するサナのパートナーとしても登場しています。この時に登場したフシギダネは人見知りで、他のポケモンと仲良くしようとしませんでした。しかしバトルの実力は非常に高く、タイプ相性では不利なフォッコのかえんほうしゃをエナジーボールで打ち消すという、大きなパワーを秘めています。