サーナイトはポケットモンスターシリーズに登場するポケモンです。
サーナイトは『ルビー・サファイア・エメラルド』で登場したラルトスの最終進化系です。特攻と特防が高く、「さいみんじゅつ」や「でんじは」などの補助技も優秀なポケモンです。
ストーリーでは、主人公のライバル的な立ち位置であるミツルが最初に捕まえたポケモンがラルトスで、物語の後半にはサーナイトに進化しています。また、ミツルのラルトスはオスの個体のため『RSE』のリメイクである『ORAS』ではサーナイトではなくエルレイドになっていました。
第六世代でフェアリータイプが追加されたことにより、ドラゴンタイプやあくタイプに対して有利に立ち回ることが可能になりました。特に環境で暴れていたドラゴン対策として優秀で、高い特攻から「ムーンフォース」を打てる上に、ドラゴンの高火力技を無効にできるため、サーナイトはフェアリータイプの追加によりバトルで採用される機会が増えたポケモンと言えます。
また、同時期にメガシンカも獲得しました。しかし、メガ進化することで元から高い特攻を更に伸ばすことができましたが、防御の種族値は変わっておらず、本来タイプ相性で有利であるガブリアスの「じしん」でワンパンされてしまうことから、中々メガシンカ枠で採用されることがなかったポケモンです。
「サーナイト」は、『救助隊シリーズ』と『探検隊シリーズ』の2つの作品に渡って登場しており、それぞれ固有の立ち位置をもらっています。今までのシリーズで施設の運営や、救助隊・探検隊に所属していたポケモンが多く町中に出現する『超ポケダン』でも、探検隊シリーズと同様の立場で出演を果たしています。
『ポケモン不思議のダンジョン救助隊シリーズ』では、物語の鍵を握るポケモンとして主人公の前に姿を表します。最初は姿が見えず声のみのため、一体どんな存在が話しかけていたのかもわからない状態でしたが、物語が進むとその声の主がサーナイトであることが判明します。そしてそこから、物語は一気に動き始めました。
『ポケモン不思議のダンジョン探検隊シリーズ』では、強く・賢く・美しくをモットーとした探検隊「チャームズ」に所属するメンバーとして登場します。見た目にこだわりながらも、探検隊のランクもマスターとトップランクを持っており、実力とこだわりを両立した実力者となっています。
『空の探検隊』で遊ぶことができるスペシャルエピソードでは、サーナイトが所属する「チャームズ」のエピソードも用意されています。そのエピソードはかなり演出が凝ったものとなっており、シナリオスタッフによるとキャラクターのイケイケなノリに釣られて、イベントもノリノリにしてしまえ！という発想から生まれたそうです。プレイしたことない方は、他のエピソードとの比較も含めてぜひプレイしてみてください。
XY編にて、カロス地方のチャンピオンにして女優・カルネの手持ちのポケモンとして登場しました。エキシビションマッチでアブソルと戦った際には、切り札であるメガシンカをすることなく勝利するという実力を見せつけました。
その後、縁あってサトシとのバトルに発展したがロケット団が乱入、その際にメガ進化した姿を披露しました。