ジェクトはファイナルファンタジーシリーズに登場するキャラクター。
ジェクトはFF10に登場する主要キャラクターの1人。主人公ティーダの父親で、ブリッツボールの伝説的なトッププレーヤー。ザナルカンド・エイブスのエースだった。不器用な性格で事ある毎にティーダをからかっては泣かせており、その事から息子からは嫌われていた。しかし実際は愛情表現が苦手なだけで、とても息子想いの優しい性格。ブラスカ、アーロンと共に「シン」を倒す旅に出るも、旅を続けるうちに自分はザナルカンドへ帰れない事を薄々感じ取っていった。長い旅路の末ザナルカンドに辿り着き、アーロンに息子の事を託してブラスカの究極召喚獣となる。そして、シンを打ち倒したジェクトだったがエボン=ジュにとりつかれ、新たな「シン」にされてしまった。FF10の実質的なラスボスであり、ゲーム中で実際に会えるのはラストバトル時のみ。「シン」になった後も僅かにジェクトとしての心が残っており、「シン」の体内最深部で息子達を待ち続けていた。CVを務めるのは天田益男。
ブリッツボールの技に「ジェクト様シュート3号」とつけたり、究極召喚時にもジェクトフィンガーやジェクトビームといった技を使用しているなど技に自分の名前をつける事が多い。FF10-2ではブラスカやアーロンとはぐれて3日間オアシスにいた時にサボテンダーにボールを与え、ブリッツボールを教えていた。