リルム・アローニィはファイナルファンタジーシリーズに登場するキャラクター。
サマサの村でストラゴスと一緒に住んでいる少女、ジョブはピクトマンサー。書いた絵を現実に干渉させる能力を持ち、書かれた絵は自動で動きリルムの敵に攻撃を仕掛ける。固有コマンドは「スケッチ」敵の絵を書きその敵の特殊能力を使い攻撃させる。団長のひげを装備させるとスケッチが「あやつる」に変化し、これは単純に敵1体をあやつり敵の特殊能力を任意で選び攻撃させる事が出来る。
リルムのジョブであるピクトマンサーは、絵を用いた術を使う者という意味合い。ネクロマンサーの「絵」を用いるバージョンの術者である。とにかく口が悪いが根は優しい少女。ストラゴスに対しては「おじいちゃん」と「じじい」を使い分けて呼ぶ。育ての親という事もありストラゴスには信頼を寄せるが中々素直にそれを表現できない年頃、作中では親扱いのストラゴスの方がリルムを心配させる描写が多い(狂信者の塔で喝をいれられたり、サマサの村でかつての夢を応援されたり)。世界崩壊後はアウザーの屋敷にて絵画を書いている、絵に取り付いたチャダルヌークを倒すことで仲間になる。彼女がいる事によって狂信者の塔で失意のどん底に落ちているストラゴスの目を覚まさせ仲間にする事が出来る、厚い絆で結ばれているのだろう。ストラゴスとは血の繋がりが無くシャドウが実の父親である事は明白だが、作中でそれが明かされることは無い。