ファイナルファンタジー10(FF10 / FFⅩ)は、日本を代表するRPGゲーム「ファイナルファンタジーシリーズ」のナンバリング作品、第10作目。
2001年7月19日にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)からプレイステーション2(PS2)向けに発売された。プレイステーションからプレイステーション2へと移った一作目であり、主にグラフィックや演出面がこれまでの作品と比べ格段に向上した。キャッチコピーは「世界一ピュアなキス」。2003年3月13日には完全な続編である「ファイナルファンタジー10-2(テンツー)」も発売されている。
売上本数だけ見るとFF7・FF8に劣るものの、2020年2月29日にNHKで放送された「全ファイナルファンタジー大投票」の作品部門では堂々の1位を獲得。さらに音楽部門でも「ザナルカンドにて」が1位を獲得するなど、極めて人気の高いナンバリング作品である。また、シリーズで初めてCV(キャラクターボイス)が採用された作品でもある。主人公ティーダ役の森田成一氏は元々ティーダのモーションキャプチャを担当する役者だったが、中々決まらないティーダ役の声優オーディションに参加したところ採用された。余談だが2020年現在30歳の筆者からすると本作は最も思い出深い作品であり、初めてプレイした日の感動はいまだに忘れられない。発売日はよく晴れた暑い夏の日だった・・・(遠い目)