あくましんかん(あくま神官)はドラゴンクエスト(ドラクエ)シリーズに登場するモンスターです。
あくましんかんはDQ2でハーゴンの部下として登場したモンスターで、以降多くの作品で登場しています。作品にもよりますが、赤色のマントと一つ目の仮面を着用し、2つの「モーニングスター」を両手に持っているのが特徴的なモンスターです。その実力は魔界の参謀というふさわしく、「ザオリク」や「ベギラゴン」など高度な呪文を使いこなしてきます。
あくましんかんは作品によって、マントの色や装備している武器など、見た目がコロコロ変わるモンスターとしても有名です。初登場したDQ2では、紫色が中心のカラーだったのに対し、以降のDQ5や11では赤色が中心のカラーに変わっています。また、DQ5では、色は同じであるものの角がないなど、作品によってちょっとした違いがあるややこしいモンスターです。
DQ7にもあくましんかんという名前で登場していますが、実際は「きとうし」の色違いとなっており、緑のマントに杖を装備しているといったほぼ別モンスターの見た目をしています。いっそのこと名前も変えてあげたほうが良かったのではないでしょうか?