1月26日から28日の3日間、中国・広州保利(ポリ)世界貿易博覧会館で「Fate/Grand Order」簡体字版の特別フェスティバル「Fate/Grand Order Fes2024」が開催されたことが発表された。
<以下、リリースより引用。>
1月26日から28日の3日間、中国・広州保利(ポリ)世界貿易博覧会館で「Fate/Grand Order」簡体字版の特別フェスティバル「Fate/Grand Order Fes2024」(略称:Fes2024)が開催され、3日間で数万人の観客を魅了しました。中国国内ではこのような一つのゲームタイトルをテーマとした展覧会は数が限られていますが、Fes2024はFGOフェスとして3回目の開催となります。
27日のイベントでは、人気声優の赤羽根 健治さん(カドック・ゼムルプス、渡辺綱 役)、植田 佳奈さん(イシュタル、エレシュキガルー 役)とゲームプロデューサーの叶良樹さんが出席しました。ファンの皆さんに作品へ対する思いなどを語り、現場は大盛り上がりでした。ゲストの出席で、この日の入場券が10秒で売り切れとなりました。
衝撃的なシーンを現実世界へ 遊園地を彷彿とさせる豪華な施設
現場でもっとも注目された展示エリアは、FGOの代表的なシーンモルガンの玉座です。本作第2部の世界観を描いた大型シーンをリアルな世界で再現し、来場者に大変人気を集めました。
会場では遊園地でしか楽しめない回転ティーカップ、シューティング練習場、スーパーバイキングなどアトラクション施設が充実していました。参加した方はスタンプをもらい、そこで集めたスタンプでイベント限定グッズと交換することもできました。アトラクションを楽しみながら、プレゼントも獲得できる素敵な体験となりました。
Fes2024は、遊園地をつくりあげただけでなく、広州の人々にとって貴重な「雪」の体験も残しました。会場内では人工降雪が実施され、来場者はこのようなサプライズに喜びを感じており、多くの方が記念撮影をしていました。今までの展示会を見ても室内の人工降雪はかなり珍しい取り組みです。
もう一つ人気を集めたのは、手作り市場です。中国伝統文化とカルデア文化が会場で融合していました。会場内には各種手作り作品が展示されており、さらに中国の伝統工芸職人がたくさん招かれ、書道、折り紙、切り紙(剪紙)、飴細工、しんこ細工、版画など中国の伝統芸術を使用し、「FGO」をテーマとした工芸品を作っていました。こうしたゲームと伝統文化の融合は来場者に喜びと感動を与えました。職人たちは現場で作った作品を配るとき、ものすごく長い行列ができました。
豊富なイベント体験
上記以外に、Fes2024ではゲームの体験エリア、記念写真撮影エリア、グッズ販売エリア、劇場など多くの体験エリアが用意されていました。さらに、FateシリーズIPの展示エリアも設置されていました。話題の人気PV「Memorial Movie 2023」の記念原画はFateシリーズの名場面を再現しており、カルデア美術館の中には同人誌の作品も集められました。このエリアでは本作のファンの作品に対する愛と彼らの驚異的な創造性が溢れています。
Fate/Grand Orderとは
Fate/Grand OrderはTYPE-MOON開発によるスマートフォン向けロールプレイングゲームです。多くの「Fate」シリーズの一つで、中国簡体字版は2016年9月に正式サービス開始。リリース後中国で大ヒットし、長い間アプリゲーム売上ランキング1位を独占しています。現在に至るまで、中国のアニメゲームカテゴリ内ではトップレベルのスマホゲームとして人気を集めています。
Fes2024の公式サイト
https://game.bilibili.com/fgo/fes2024Chaldea/
「FGO」簡体版の公式サイト
https://space.bilibili.com/233108841/
(編集・執筆/はちたろう)