ラプラスはポケットモンスターシリーズに登場するポケモンです。
ラプラスは『ポケモン赤緑』で登場したポケモンです。シルフカンパニーで1匹だけもらうことができたラプラスは、多くの人が手持ちのポケモンとして使用したのではないでしょうか。その上種族値が高く技範囲が広いということもあり、最後まで活躍した人も多かったと思われます。対戦面でも高い耐久力を持つことから使用している人は多く、その能力を活かし対戦で活躍していました。
『ポケモン金銀クリスタル』では「ねむる＋ねごと」を使い一撃必殺技を連打して戦う型が登場、『ポケモンXY』になると水タイプに抜群がとれるフリーズドライの習得、『ポケモン剣盾』ではキョダイマックスを獲得と、世代が進むにつれて少しずつ強化がなされていきました。特に第八世代で得たキョダイマックス時に放てる専用技「キョダイセンリツ」は、物理・特殊技を5ターン半減する効果を得つつ攻撃できるため、自身のもともと持つ耐久力と合わさり、より打ち合いに強いポケモンとなりました。
『ポケモン不思議のダンジョン探検隊シリーズ』において、主人公が所属するギルドの親方・プクリンの知り合いです。普段は磯の洞窟のお口でひっそりと暮らしていますが、主人公たちを幻の大地へといざなうため力を貸してくれるようになります。
アニメでは、オレンジ諸島編の物語において、サトシたちの海を渡る方法のポケモンとして登場します。もともとは群れからはぐれてしまった子どもラプラスで、保護したことをきっかけに群れに返すためという目的のもと、サトシとともにオレンジ諸島の冒険の終わりまで、ともに海を渡り続けました。
このラプラスとは金銀編で再会を果たしています。ともに旅していた頃は子どもだったけれど、再会の際は大きく成長していたため、再会直後はサトシたちも気づくことができなかったようです。
オレンジ諸島編での登場が印象深いラプラスですが、サンムーン編でもスイレンのライドポケモンとしてアニメに登場しています。ゲームとは異なり、ライドポケモンでありながら技を支持することが可能で、回想シーンではアシマリをいじめるスカル団を「れいとうビーム」で氷漬けにする様子が描かれていました。