ゴウカザルはポケットモンスターシリーズに登場するポケモンです。
ゴウカザルは『ポケモンDPt』御三家ポケモンの1匹、「ヒコザル」の最終進化系です。バシャーモに次ぐほのお・かくとうタイプのポケモンで、高い素早さと技の豊富さから、長らく対戦で使用されました。同じ御三家かつ同じタイプのバシャーモとの比較時では、バシャーモを「劣化版ゴウカザル」と言わしめるほどです。しかし、環境の変化が強い向かい風となり、対戦での使用率はどんどん低下していきました。
「ニョロトノ」と「キングドラ」を主軸においた雨パの流行、格闘タイプの天敵・ファイアローの登場などで、炎・格闘タイプであるゴウカザルが活躍しにくい環境に変化していきました。同様に活躍しにくいと思われたバシャーモは、夢特性「かそく」の習得、更にはメガシンカの習得と大きく強化され、差別化を測れなくなったことで対戦環境から姿を消していくこととなりました。
『ポケモン+ノブナガの野望』に登場するブショー、ヒデヨシのベストリンクポケモンとして登場します。ステータスのバランスが良く、技も範囲多段のため使いやすいポケモンです。
ゴウカザルを連れたヒデヨシを使うには、何度の高めのシナリオに挑み、ヒデヨシをスカウトする必要があります。とりあえず使ってみたいだけであれば、主人公や炎タイプと相性のいいモブブショーでリンクを行なってみるといいでしょう。
「ポケモンDP編」にて、サトシのエースポケモンとして登場しています。ヒコザルの頃はライバルであるシンジの手持ちでしたが、力を発揮できない姿を見たシンジはヒコザルを手放し、そのヒコザルに「一緒に強くなろう」とサトシが声をかけ旅が始まりました。長らく力をコントロールできなかったものの、ゴウカザルになったことで大きな力がコントロールできるようになりました。
シンオウリーグでは、元々の親であるシンジとのバトルを通じ、力を発揮できるようになった姿を見せることで、その実力を認められたのでした。認められるきっかけとなった、シンオウリーグでのシンジのエレキブルとのバトルは、シリーズ屈指の名バトルと評する人もいるほど、熱いバトルとなりました。