ゾロアークはポケットモンスターシリーズに登場するポケモンです。
ゾロアークは『ポケモンBW』で登場したポケモンです。映画で先行登場しタイトルを飾っていたことから、伝説のポケモンと勘違いした人も多かったですが、実際にはそんなことはなく一般ポケモンとしての登場でした。当初イベントでの入手だったため、他のポケモンと比べると入手が大変なポケモンでしたが、第六世代の『ポケモンXY』からは野生で捕まえられるようになり、『ポケモンUSUM』では序盤の草むらに出てくるようになるなど、どんどん捕獲難易度は低くなっていきました。
固有特性である「イリュージョン」は、手持ちの一番最後のポケモンに化ける効果を持つ特性です。この特性は対戦で活用され、パーティにいる時点から相手を惑わし、選出された際には本当にそのポケモンかゾロアークかを惑わせながら、広い技範囲や豊富な補助技で相手を翻弄していきました。
『ポケモン＋ノブナガの野望』に登場するブショーの一人・コタロウのベストリンクポケモンです。忍びであるコタロウと他者に化けることを得意とするゾロアークの組み合わせは、雰囲気も似ているところがあり、とても相性の良さそうな組み合わせであると言えます。
ゾロアークは、外伝作品での目立った出演は特にしていません。『ポケモン不思議のダンジョンマグナゲート』では仲間にできるポケモンの1匹として、『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』ではモンスターボールから出てくるポケモンの1匹として登場しますが、メインポケモンとして扱われることはほとんどありません。
映画「幻影の覇者ゾロアーク」にて、伝説のポケモンでは内にも関わらずタイトルを飾り、物語の鍵を握るポケモンとして登場しました。『ポケモンBW』発売前の映画だったため、後に発売する『ポケモンBW』からの先行登場となりました。
なお、伝説・幻のポケモン以外が映画のタイトルを飾ったのは、ゾロアークが初めてでした。
映画以外にも、アニメの「サンムーン編」にてグラジオの手持ちとして登場しています。特性イリュージョンによって他のポケモンに化けた状態での登場だったため、登場したときは驚いた人も多かったのではないでしょうか。もともとは父親であるモーンのポケモンで、グラジオに託された経緯を持っています。