ポイント

ラーサーの唯一の肉親（劇中で唯一になる）で、まわりからは非情に思われている。しかし、実際には苦悩もあり、ラーサーが手を汚す代わりに自分が手を汚そう、という強い意志を持っている。また、破魔石関連では、歴史を人の手に取り戻すという盟友シドの信念と共感し、シドが死んだあとも彼の意思を継いだ。作中ではラスボスとして登場し、最後まで彼なりのポリシーを貫いた。悪役然としており、アーシェたちの視点から見るとたしかにその通りではあるものの、目的は決してただの悪役とは割り切れない面もあり、立場を変えてみたりイヴァリースの歴史を局所的に見るのか大局的に見るのかで評価がいかようにも変わる人物でもある。