TGSのCRI・ミドルウェアブースのレポート記事。最新鋭の技術が詰まった展示物を確認できたので、みなさんにご紹介していこう。
まず紹介するのが「CRI-VOD(仮称)」だ。この機能は様々なネットワークでサーバー上の動画をストリーミング再生できる物だ。アプリの容量削減と更新なしで動画を楽しめるので、ストレスフリーになること間違いなしだろう。ストリーミング再生だからといって画質が悪くなったり、再生が遅くなったりすることもなく、安定して視聴できる点も魅力に映ったぞ。
「CRI TeleXus」では、ボイスチャット内での文字起こし機能デモを展示していた。この文字起こし機能、会場の雑音の中でも喋った内容を起こしてくれるではないか!精度も驚くほど高く、喋った内容をしっかりと文字起こししてくれる。これは便利だ…。チャットを打つというストレスを解消してくれるシステムになっている。
余談だがマイクに向かって喋っている時に、画面の猫ちゃんの口も一緒に動く仕様になっていた。これがまた可愛いんだ…!便利と可愛いを融合した便利ツールを楽しむことができたぞ。(この機能…普段使いはもちろんだが、ライター業の方々にも刺さるのではないだろうか?)
この「CRI ADX」とヤマハ社の「Sound xR™」を組み合わせた立体音響のデモにも驚かされた。実際に音を頼りにおばけの居場所を探るゲームをプレイさせてもらったのだが、どこから音がしているのかしっかり分かる物になっていた。おばけの場所を過ぎてしまうと、音が後ろにいってしまったり、上下に変化するので、あっという間に探し出すことができた。
様々なゲームで活用できるシステムになっており、FPSやTPSといった音が大事になるゲームにもってこいの性能だと言えるだろう。
以上が「CRI・ミドルウェア」ブースレポートだ。今まで体験したことのないシステムの数々に、筆者は驚きを隠せなかった。今後も様々なシステムで我々のゲームライフを豊かにしてくれること間違いなしだと言えるので、ぜひみなさんも「CRI・ミドルウェア」の発表に耳を傾けてみて欲しい。
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CRI・ミドルウェア取材レポート
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