フライゴンはポケットモンスターシリーズに登場するポケモンです。
フライゴンは『ルビー・サファイア・エメラルド』で登場したナックラーの最終進化系です。バトル面では、ドラゴン技をあまり覚えないことや当時ドラゴン技が全て特殊技であったことから、「じしん」などのじめん技を主軸として戦っていました。
第四世代で同じタイプの600族であるガブリアスが登場したことにより、一気に姿を消しました。全ての種族値でガブリアスに勝っている点がなく、第四世代で技の物理・特殊が分別がされ、覚える技のスペックでも負けてしまっていることから、フライゴンを使う理由が愛以外になくなってしまいました。
さらに、第六世代で期待されていたメガシンカを獲得できず、完全に環境から置き去りにされてしまいます。なお、フライゴンのメガシンカが追加されなかった理由については「イラストがまとまらなかったから」と杉森建さんが公式にコメントしています。
『不思議のダンジョンシリーズ』において、フライゴンは特別な立ち位置や役割を持っているわけではないものの、ダンジョンを探索する上では非常に強力な能力を持つポケモンです。3種類の範囲攻撃をお覚え、ギガドレインに夜回復なども可能、特性の「ふゆう」によって、使い手の多い範囲攻撃「じしん」「だいちのちから」を受け付けない、など本編もびっくりの活躍ぶりを発揮することができます。
ただし、弱点である氷技は遠距離のものが多いため、氷タイプが多いダンジョン・フロアでは、探索時に注意が必要です。
映画「七夜の願い星ジラーチ」の部隊、ファウンスに住まうポケモンの一匹として登場しました。ジラーチを利用するバトラーのボーマンダや、ファウンスを荒らすメタ・グラードンの暴走を止めるべく姿を表し、サトシとマサトを背中に乗せた壮大な空中戦を繰り広げました。
アニポケでは、アドバンスジェネレーション編におけるハルカのライバル、シュウのポケモンとして登場します。グランドフェスティバルという大舞台での登場となり、ファイナルステージを盛り上げました。