ガブリアスはポケットモンスターシリーズに登場するポケモンです。
ガブリアスは『Dpt』で登場したフカマルの最終進化系です。第四世代の600族として登場し、攻撃種族値が130高く、使わない特攻種族値が80と低い、美しい種族値を持ったポケモンとして多くのユーザーから注目されていました。
130と高い攻撃種族値から打てるタイプ一致の「じしん」、「げきりん」が強力で、シングルバトルでの使用率を長らく1位をキープしていたことから、バトル環境はガブリアスが中心であったと言えます。さらに、当時の環境では素早さ102を超えるポケモンが少なく、スカーフを巻くことでほとんどのポケモンを上から攻撃することができたので、対策をしていないとガブリアスに3タテをされてしまうこともありました。
シングルバトル以外にもバトルタワーなどのコンテンツでもガブリアスは強力でした。『ORAS』のバトルハウスにいるNPCが「ガブリアスを使ったら勝てるようになった」と発言していることから、ガブリアスはNPCも認めるほどの強さを持っていることが窺えます。
第七世代でカプ神と呼ばれるフェアリータイプを持つ準伝説が4体も追加されたことにより、さすがのガブリアスも使用率が減少しました。さらに素早さのラインも上がり、ガブリアスを抜くポケモンが増えたことも使用率減少の追い打ちになったと言えます。
しかし、ガブリアス自身が弱体化されたわけではないため、環境から完全に消えたわけではなく、逆風の環境でも使用率ランキングはニ桁に食い込んでくるなど過去のランクマッチを制していた威厳を見せています。
シンオウ地方のチャンピオンを務める、「シロナ」のパートナーとして登場しました。登場時はシンジとのバトルでフィールドに降り立ち、弱点の技や大技を次々と受け止め、その圧倒的な強さを見せつけました。
『ポケモンXYシリーズ』の特別編である、最強メガシンカ！でも登場しています。そのときにはルイの手持ちポケモンとして登場し、物語の中でメガシンカした姿も披露しました。