ルカリオはポケットモンスターシリーズに登場するポケモンです。
ルカリオは『Dpt』で登場したリオルの最終進化系です。かくとう・はがねと珍しいタイプの組み合わせを持っているほか、攻撃・特攻が共に高く覚える技も豊富なため、物理型はもちろん両刀型もこなせる貴重なポケモンとして注目されていました。
両刀をこなせるルカリオですが、対戦環境では物理型が主流でした。強力な積み技「つるぎのまい」や終盤の抜き性能として優秀な先制技「しんそく」を使えるほか、タイプ一致で打てる「インファイト」が強力で等倍相手に対しても大ダメージを与えてくれるなど、アタッカー性能が高いポケモンとして活躍していました。
ルカリオは第六世代でメガシンカを獲得しました。メガ進化することで特性が「てきおうりょく」に変わり、中途半端であった素早さも112まで伸びたことから、アタッカー性能がより向上しました。しかし、耐久面に関してはメガシンカ前と変わらないため、中には「きあいのタスキ」で行動保証を持たせた方が使いやすいといった声も上がっていました。
『ポケモン不思議のダンジョン救助隊シリーズ』において、伝説の救助隊として名前が登場します。救助隊ランクにもルカリオランクという、ルカリオの名前が刻まれたランクが用意されており、このシリーズ内の最高ランクになっているため、プレイヤーはこのランクにたどり着くことが、一つのやりこみ要素となっています。
後に発売した『ポケモン不思議のダンジョン時の探検隊』にて、主人公候補の1匹にリオルが追加されたため、クリア後にすぐにルカリオを使用できるようになりました。ただし技の選択肢が非常に少ないため、リオルでのストーリークリアは少々難易度が高いものとなっています。
映画『ミュウと波導の勇者ルカリオ』に、タイトルを飾りながら堂々と登場を果たしました。当時は『ポケモンDPt』発売前であったため、先行して登場したシンオウポケモンの1匹となっています。
「波導は我にあり」という映画のセリフと共に、同作品内にてトレーナーとして登場するアーロン共々、高い人気を誇るポケモンの一匹です。かっこよさを持ちながらも、映画内で描かれたチョコ好きである可愛らしい姿も愛されている理由の一つなのでしょう。