魔法戦士はドラゴンクエスト(ドラクエ)シリーズに登場する職業です。
魔法戦士はDQ6で初登場した職業で、「戦士」と「魔法使い」をマスターしたものがなれる上級職になります。その名の通り、「戦士」と「魔法使い」の中間のような性能で、ちからとMPのステータスが他の職業と比べてやや高いという点に加えて、呪文も使えるという特徴を持っています。しかし、他のステータスはあまり上がらず平均値なので、図抜けて高いというステータスはありませんが、弱点もないという万能の職業です。
DQ9では、魔法戦士の固有スキルとして、選んだ属性をまとい与えるダメージを1.1倍にし、受けるダメージを50%軽減できる強力なスキル「フォース」が登場しました。この「フォース」の登場により、DQ6や7ではなんの職特性も持たなかった魔法戦士に際立つ性能が追加されたのです。DQ9をやり込むには、必ず1人は魔法戦士に転職する必要があるほど重要な職業になっています。
DQ2のリメイク版では、「サマルトリアの王子」の肩書きが「勇者の子孫」から「魔法戦士」に変更されています。たしかに、ちからが高く、さらに呪文も覚えるという特徴を見ると「サマルトリアの王子」は「魔法戦士」らしい性能です。職業としてではありませんが、これがドラクエシリーズに「魔法戦士」という単語が初登場した瞬間になります。