2023-07-11

【先行プレイレポート】奏でて女子校(なでじょ)- 戦略的なカードバトルが楽しめるRPG!VTuberとのコラボも!?

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グラビティゲームアライズからリリースが予定されているRPG「奏でて女子校」(なでじょ)。今回はその事前プレイ体験会に参加することができたので、登場キャラや世界観、ゲーム性の魅力など、本作の特徴をお届けする。「音楽」をモチーフにしたおしゃれなゲームに仕上がっているため、「おっ!」と思われた方はぜひご一読いただきたい。

音楽を力に、楽姫たちを指揮して物語を奏でよ!

「奏でて女子校」は、楽器をモチーフにしたキャラクターである「楽姫」たちの通うリゾルート学園を舞台にしたRPGだ。主人公は学園に新しくやってきたコンダクター見習いで、彼女たちに秘められた力を引き出す能力を持っている。コンダクターとは指揮者を意味する言葉で、主人公はまさに楽団を指揮するようにして楽姫たちの物語を奏でていくことになる。

画像▲かわいいちび楽姫たちの戦うコマンド選択式のRPGバトル。

言うまでもなく、ゲームの最大の魅力の一つがこの多種多様な楽姫たちだ。本作の登場キャラクターたちはすべてLive2Dのアニメーションとなっており、華やかな少女たちがくるくると表情を動かしているさまを見るだけでも楽しめるだろう。「まずは自分の好みに合うキャラが登場するのか知りたい!」という読者のためにちらっとだけご紹介するが、キャラデザインの面だけでも本当に様々なジャンルの美少女揃いだ。

画像▲ゲームには多種多様な楽姫たちが登場!お気に入りのキャラがかならず見つかるはず!

加えて、楽姫たちはそれぞれモチーフとなった楽器と、そして楽曲を持っている。例えばストーリーで初期から主人公を助けてくれるこちらのアガーテ、2丁の銃を構えたカッコいい&かわいい筆者お気に入りキャラだが、彼女のモチーフとなった楽器はクラリネットで、楽曲はドイツのオペラ『魔弾の射手』。あまりにもカッコいいので日本でもタイトルだけは知っているという人も多い作品だが、彼女は恋人を殺した悪魔と戦っているという設定を持っており、そうした人物背景は原典の内容をイメージさせるものとなっている。

画像▲筆者は見た瞬間に好きになったアガーテ。出展元の「魔弾の射手」をイメージするキャラになっている

画像▲こちらはアガーテのスキン。こっちも超カッコいい!スキンももちろんLive2Dで、全キャラ動く。

こうしたキャラクターの背景情報は、楽姫に贈り物をしたりすることで交流を進め、好感度を上げていくことで少しずつ開放されていく。お気に入りのキャラをがっつり愛でていけば、それぞれの原典に合わせてしっかりと作り込まれた彼女たち自身の物語を味わえるだろう。出典元になっているのは戯曲やオペラのように物語を含む音楽であり、誰もが知っているような有名どころも多いが、中には日本の能楽を出典としているちょっと和風の楽姫までいたりと、本当にさまざまだ。

美少女キャラを愛でるだけでなく、そうした音楽芸術の世界を少し覗けるという点も、本作の大きな魅力の一つ。お気に入りのキャラが見つかったら、あわせて原典の方も聴いてみることで、キャラたちへの理解も深まるだろう。

臨機応変な戦術を求めるリアルタイムカードコマンドバトル

はじめに登場キャラクターの魅力を紹介したせいで、「なあんだ、つまりそういうゲームね」と思われた読者がいたとしたら申し訳ない。キャラが魅力なのは事実なのでそう紹介したのだが、「奏でて女子校」はゲームとしてもしっかり楽しめるだけの奥深さをちゃんと備えている

本作のバトルはリアルタイムのカードコマンドバトルで、ちびキャラたちがわちゃわちゃと動き回りながら敵と戦うのを、主人公がコンダクターとして指揮していく、という形式になっている。楽姫たちは何も指示をしなくても通常の攻撃はしてくれるのだが、彼女たちの能力をより強く発揮させるのが主人公の指示の下で使用するスキルカードだ。

画像▲スキルカードを使うことで強力なスキルが発動。ちびキャラが頑張ってくれるのも嬉しい。

カードは楽姫に対応したスキルとなっており、その効果は強力な全体攻撃からバフ・デバフに回復まで、楽姫の個性に合わせて様々な種類がある。楽姫はそれぞれ3枚のスキルカードを持っており、編成は4名で1パーティーとなるため、合計で12枚のデッキの中から、カードごとに異なる効果や消費コスト(カードポイント)などを考えながら、戦況に応じて最適な回答を目指していく必要がある。ゲームが進んで1つのステージが長丁場になっていくと攻撃や回復のバランスをうまく取る必要もあり、編成の時点でしっかり戦略を練っておかねばならないだろう。

画像▲カードは一覧で確認することもできる。どんな行動を取りうるのか、事前に戦略を練ることが大事。

戦略性を高めるカードローグライク風システム

本作における戦略性の部分をより深ぼってくれているのが、クエスト中に新たなカードやバフを得られるカードローグライク風のシステムだ。「なでじょ」では1つのクエストが複数のステージから構成されており、バトルに勝利したりイベントで選択肢を選ぶことで、各種のバフやそのステージ中だけで使用できるカードを入手できるようになっている。

画像▲クエストは複数のステージからなり、先へ進めば長くなり、分岐なども出てくる。

どのようなバフやカードを選ぶべきかはデッキ内の他のカードや登場する敵によって左右されるため一概には言えないものの、強力な効果を持っているカードなども登場するため、状況に応じて適宜方針を変更しつつ進めたいところ。

画像▲カエルのカードを入手!これを使うと……

画像▲敵全体に影響を与えることができる。入手できるカードも適宜戦術に組み込みたい。

またコストが重めの大技には超カッコいいカットインと演出があり、うまく技が決まった瞬間は気持ちよくなれること請け合いだ。とは言え、リアルタイムの操作だと難しそうで不安……という方も多いだろう。その点についてはオート機能が充実しているため、操作に不慣れなプレイヤーであっても、メンバー(デッキ)編成でしっかり戦略を練っていればちゃんと戦えるデザインになっている。

画像▲カットインカッコいい!!コストの重い大技は発動すればめちゃ気持ちが良い!

世界観を丁寧に表現するストーリー演出

ざっくりとゲームシステムまわりの解説を行ってきたが、ストーリーに関してもネタバレにならない程度にちょっとだけ触れておこう。本作は楽器をモチーフにしたキャラクター「楽姫」たちの通うリゾルート学園を舞台にしたRPG……というのは先に述べたとおりだが、学園を含むこの世界は、現在「楽閻」という謎の勢力によって攻撃されており、主人公たちはそれに対処するために冒険を重ねていく……というのがメインストーリーのざっくりの筋書きだ。

筆者がプレイしたのは序盤だったということもあり、全体の雰囲気としてはシリアスな展開などよりも、主人公と楽姫たちや、それ以外の登場人物たちとの掛け合いなどを楽しめるような内容が強いと感じたが、台詞回しなど、世界観に対する描写は丁寧な印象だ。音楽を大きなモチーフにしているということもあってか、ちょっとした言葉の端にも優雅でおしゃれな雰囲気が滲んでいる。

画像▲世界から雑音が消えんことを!なんかめちゃおしゃれな響きだ。口に出して言いたい日本語……

また物語の要所要所で一枚絵による演出が入るというのも、個人的にはけっこう驚いたポイントだ。こうしたキャラクターもののゲームでは、概してストーリーはおまけ的なポジションに置かれがちだが、文章量的にも内容的にも、ゲームの世界観をより丁寧に演出しようというしっかりとした意図を感じられ、ストーリー重視派の筆者としては嬉しい限りだ。

画像▲重要なシーンで入る演出っていいよね……!ちなみにこの女の子はちゃんと生きてます。

リリース後には気になるイベントも……?

以上、ここまで「奏でて女子校」の魅力やゲーム内容についての解説を行ってきた。ざっくり大きくまとめれば、楽器・楽曲をモチーフにしたキャラクターたちが登場するおしゃれな戦略的カードバトルRPG、といったところだろうか。ただ本作の魅力はそれだけではなく、例えばリリース後にはVTuberを大きく活用したイベントなども予定されているという。

リリース前のタイトルということもあって、その内容については詳しくは語れないのだが、音楽をモチーフにした本作らしいコラボレーションが実現している……ということくらいなら、言っちゃってもお許しいただけるだろうか(ダメ?)。なんにしても、ファンの人にとってはたまらないイベントとなっているため、ぜひリリースを楽しみにお待ちいただきたい。

現在本作は事前登録中であり、登録者数に応じてスキンやダイヤ、それにキャラクターなどの報酬がもらえるキャンペーンが行われている。気になっている方は、この機会に登録してみてはいかがだろうか?

奏でて女子校の概要

タイトル:奏でて女子校
ジャンル:旋律を奏でるファンタジー系美少女RPG
価格:基本無料(一部アイテム課金制)
対応機種:iOS、Android
リリース予定:2023年8月29日予定
公式Twitter:https://twitter.com/nadejo_official
公式サイト:https://nadejo.jp/
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id6448079162
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.gravityga.kanajo

コピーライト:© Shanghai Yu Long Information Technology Co., Ltd.
© GRAVITY GAME ARISE Co., Ltd.

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