【タガタメ】ヘスティアはなぜ攻撃できないのか?原作から見るダンまちコラボユニット

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タガタメのコラボは原作再現度が高い。現在開催中のダンまちコラボのユニットたちはどのように原作再現されているのでしょうか。それを見ていきます。

タガタメのコラボは原作再現度が高い

タガタメのコラボは原作再現度が高いのが特徴の一つです。原作キャラの特徴がユニット性能によく反映されていて、実際に動かすときも本当にそのキャラを使っている実感が大きく、原作へのリスペクトが感じられます。

また、原作の特徴を再現するために既存のオリジナルユニットが持たない新たなスキルも生まれることあります。そのスキルを逆輸入することで、よりタガタメの深みが増すのもコラボの楽しみの一つです。

実際、リゼロコラボのナツキ・スバルの復活はウロボロス・レガシーで、メガテンコラボの反射・吸収はオライオンミエリッキなどが持っており、他にも強制ターゲットなど多くの逆輸入スキルがあります。

この記事ではダンまちコラボのユニットたちのスキルや性能を原作からの視点で見ていきます。もしかしたら、その中で今後のタガタメの未来が見えるかもしれません。

なお、アニメや原作は最新作まで目を通してはいますが、今回のコラボにあたって読み直したりする時間はなかったため、抜けがあると思います。他にも「これもある!」や「こうじゃない?」というのがあればコメントで補足いただけると幸いです。

ベル・クラネル

ベル・クラネル

突撃槍

敵に移動後防御無視の斬撃攻撃&詠唱を強制中断&1ターン自身の全防御アップ[射程:6,高低差:2]

突撃槍(ペネトレーション)はベルが原作1巻の怪物祭(モンスターフィリア)で暴れるシルバーバック使用した技。それまで有効打を与えるのに苦戦していたベルが、この攻撃でモンスターの弱点である魔石に向かって突撃することでシルバーバックの撃破に至ります。

突撃するという点で移動攻撃になっており、弱点である魔石を攻撃するという点で防御無視となっているのでしょう。

ファイアボルト

範囲内の敵に火属性の魔法攻撃&対象が多いほど威力アップ&移動禁止効果&3ターン対象にかかるバフ発動率大幅ダウン[射程:4,範囲:幅3マスの直線,高低差:2]

ファイアボルトは原作においてベルの必殺技とも言える魔法です。ダンまちの世界では非常に珍しい詠唱のいらない魔法のため、タガタメにおいても無詠唱魔法となっています。

非常に使い勝手が良い魔法のため原作でも登場頻度の多い魔法ですが、タガタメでも使用回数が5回と多いです。

サラマンダー・ウールの力&武具「サラマンダー・ウール」

サラマンダー・ウールの力 2ターン自身を中心とした範囲内の味方の魔法耐性・火属性耐性大幅アップ[範囲:十字1マス,高低差:2]
サラマンダー・ウール HP上限+680、初期ジュエル+20、火属性耐性+15、魔法耐性+8

サラマンダー・ウールは火の精霊の加護を受けた素材。耐火性能に優れており、原作ではヘルハウンドの火炎を対策するために装備していました。

そのため、タガタメにおいても火属性耐性が上がります。

なお、外伝のソード・オラトリアでは防寒装備としても使われているため、水属性耐性は合っても良かったかも…?

英雄願望

1ターン自身の全攻撃4倍

英雄願望(アルゴノゥト)は原作における、ベルのスキルの一つ。武器や魔法などをチャージすることで火力を上げることができます。

そのため、タガタメでもそのまま溜めスキルとなっています。

ちなみに今回の復刻によって倍率が3倍から4倍に上がりましたが、原作のベルもレベルアップによってチャージ時間が3分から4分に上がっています。もしかしたらそれに合わせているのかもしれません。

憧憬一途(リアリス・フレーゼ)

攻撃時に永続で斬撃攻撃力・魔法攻撃力アップ(10回まで重複可)&被ダメージ時に永続で物防・魔防・全属性耐性アップ(10回まで重複可)

憧憬一途(リアリス・フレーゼ)は原作においてベルが主人公たる成長速度の理由となる重要なスキルです。効果は「早熟する。懸想が続く限り効果持続。懸想の丈により効果向上。」。

このスキルによって空前絶後のスピードでベルは強くなっていきます。そのため、タガタメにおいてはステータスがアップしていく威厳効果となっているのでしょう。

また、原作では美の女神の魅了すら効かないという副次的な効果もあります。そう考えると魅了完全無効の効果もあっても良かったのでは…?

ヘスティア

ヘスティア

通常攻撃

ジュエルダメージ

ヘスティアの通常攻撃はジュエルダメージを与える特別仕様です。

原作において、神は下界(物語の舞台)で原則的に神の力(アルカナム)を使ってはならないという設定があります。そのため、神は本来の万能性を封じられ、人間と同等の力しか持ちません。

神は眷属に守られながら生活しており、基本的にダンジョンにも潜りません(ヘスティアは例外的に潜ったが…)。ヘスティアが戦う描写などもないため、HPに対するダメージではなくジュエルダメージとなっているのでしょう。

やきもちの威嚇

1ターンマップ全域の敵の女性ユニットの全パラメータダウン[範囲:マップ全体,高低差:無制限]

ヘスティアは自身の眷属であるベルに深い好意を抱いています。そして、ベルの周りに続々と増える女性陣と関わることに対しては毎度ヤキモチを焼き、近づく女性たちを牽制するのはおなじみの光景です。

そのため、女性全員のパラメータをダウンするスキルを持っています。

ステイタス更新

永続で自身以外の味方の全パラメータアップ(2回まで重複可)&対象が火属性かつ男性の場合クロックアップ効果&使用後2ターン再使用不可[射程:1,高低差:2]

神の眷属となった者がダンジョンなどで得た経験値(エクセリア)は自身の主神にステイタスを更新してもらうことで、実際に反映されます。

この設定にちなんで、ヘスティアのステイタス更新は永続で味方の全パラメータを上昇させられる効果となっているのです。

アイズ・ヴァレンシュタイン

アイズ・ヴァレンシュタイン

エアリエル

5ターン自身のクリティカルダメージ・斬撃耐性・射撃耐性・魔法耐性アップ&『リンクウィンド』『ファールウィンドエッジ』『ノネットウィンド』を強化&連続使用不可

エアリエルはアイズの使う唯一の魔法。体や武器に風を纏う付与魔法で、攻撃力や防御力が上昇します。そのため、ダンまちでも火力と耐性が上昇するバフスキルとなっています。

また、エアリエルは精神力(マインド)というタガタメでいうジュエル的なものの燃費も良いという設定もあり、アイズがジュエルの燃費が良いのもこれにならっていそうです。

リュー・リオン

リュー・リオン

ルミノス・ウィンド

ルミノス・ウィンドの詠唱 マップ出現後6ターン目に『ルミノス・ウィンド』使用可能
ルミノス・ウィンド 範囲内の敵に絶大な威力の10連続風属性魔法攻撃&確率でクリティカル発生&この攻撃でのリアクション発動無効&5ターン命中率・リアクション発動率大幅ダウン[射程:3,範囲:菱形2マス,高低差:3]

原作でのルミノス・ウィンドは非常に長い詠唱を必要とする魔法です。しかし、リューは並行詠唱という戦いながら詠唱する技術によって、この欠点を克服しています。

そのため、タガタメにおいても通常の詠唱時間を伴う魔法という形ではなく、6ターン目に発動できるスキルとなっているのでしょう。

また、素早さと機動力で敵を翻弄する戦闘スタイルも機動力のある回避型として再現されています。

サンジョウノ・春姫

サンジョウノ・春姫

攻撃スキルなし

春姫はタガタメにおいてサポートに特化したユニットとなっています。これは原作においても戦闘能力が不向きで、冒険者ではなくサポーターという職業の訓練を積んでいるキャラであるためです。

魅了狐術

敵が男性の場合魅了効果(魅了状態中は物攻・魔攻2.5倍&移動力+3&全防御大幅ダウン)&1ターン自身に強制的にスタン効果(スタン状態中は素早さ大幅ダウン)[射程:4,高低差:2]

春姫は元々別のファミリアの娼婦でした。しかし実際は、男性の裸を見るだけで目を回して倒れてしまうため、まともに客の相手をしたことがないという設定です。

そのため、男性に魅了を付与できるものの、自身がスタン状態になってしまうこのスキルを持っているのでしょう。

また、専用武具の効果で通常攻撃でも魅了付与ができるのも娼婦の設定が反映されています。

ウチデノコヅチ

ウチデノコヅチの布石 2ターン自身の全防御ダウン&『ウチデノコヅチの布石』が『ウチデノコヅチ』に変化
ウチデノコヅチ 5ターン自身以外の味方の最大HP+10000&HP上昇分回復&物攻・物防+1000[射程:2,高低差:2]

原作でのウチデノコヅチは対象のレベルを15分間1上げるチート性能の魔法(ダンまちのレベルは1違うと天と地の差)。詠唱は長く詠唱中は無防備となるため、1ターン消費と全防御ダウンがあると思われます。

また、原作のチート性能を再現するために、バフとの重ねがけで大幅なステータス上昇となる付与スキルとして実装されたのでしょう。

スキル演出にも注目

ダンまち

コラボユニットたちはスキル演出も凝っています。僕のお気に入りはヘスティアのステイタス更新です。アニメで見られるような神血(イコル)を垂らして後、カチャカチャとステイタスが更新される様子が細かく再現されており、テンションが上がります。

このようにコラボユニットたちのスキル演出は動きや原作ファンにはたまらないものとなっており、運営のこだわりが感じられます。いつもはスキル演出をOFFにしている方もぜひそのこだわりを味わってみましょう。

終わりに

ダンまちコラボでは階層を登っていく迷宮(ダンジョン)がタワー型のクエストという形で再現されています。

18層や39層、50層のただ出口を目指すだけの一見不可解なクエストも、原作でモンスターの登場しない安全階層(セーフティポイント)となっている階層とリンクしているのです。

このようにタガタメのコラボで原作へのリスペクトを感じるのはユニットだけではありません。原作を知っている方ならテンションが上がるポイントは多く用意されています。

だからこそ原作を知らないコラボは原作を見てみるいい機会でしょう。せっかくの長いコラボ期間です。どうせなら原作を知った方が楽します。普段自分が食わず嫌いするような作品を出会うきっかけにもなると思うので、ぜひそんな姿勢でコラボ開催を待ってみてはいかがでしょうか。

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