「これが将来のプラットフォームになる」360度見渡せる白猫はどのようにして生まれたのか ーー『白猫VRプロジェクト』インタビュー

コロプラが2015年1月9日に配信を開始した、Oculus Riftに対応アプリ『白猫VRプロジェクト』のインタビューを行うことができました。新時代の幕開けを予感させるOculus Rift対応の、『白猫VRプロジェクト』はどのようにして生まれたのでしょうか。

【白猫攻略wikiからのお知らせ】
2017年8月4日を持ちまして、白猫攻略wikiの更新を停止いたしました。短い期間でしたが、これまでのご利用ありがとうございました。

『白猫VRプロジェクト』試遊体験&インタビュー!

『白猫VRプロジェクト』の試遊及びインタビューを行うことができました。360度見渡すことのできる白猫VRは、どのようにして生まれたのでしょうか。取締役の森先一哲氏、白猫VRプロジェクトマネージャーを務める小林傑氏、白猫VRエンジニアの御三方にお話を伺ってきました。

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取締役:森先一哲氏

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白猫VRプロジェクトマネージャー:小林傑氏


白猫VRエンジニア

『白猫VRプロジェクト』とは

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コロプラが2014年7月より提供を開始した、スマートフォンのための王道RPG『白猫プロジェクト』をOculus Rift対応のVR(バーチャルリアリティ)版として開発されたアプリです。ゲームプレイ中の全てのシーンを360度視点に対応し、敵キャラや超巨大なボスキャラとのバトルを、バーチャルリアリティの世界で楽しむことができるゲーム。

業界の先を見据えて

ーー白猫×VRの開発に至った経緯ついて教えてください。

森先一哲氏(以下、森先):2014年8月末に第一弾のVR作品『the射的!VR』を出しました。その後弊社タイトルの中でも3D素材が多く揃っている『白猫プロジェクト』をVR版でもリリースしようと、9月中旬から開発に着手しました。

ーーどのようなユーザー層をターゲットにしているのですか?

森先:それは難しい質問です。Oculus Riftはまだ開発者向けにしか提供されていないため、持っている人は少ないと思います。新しいもの好きで色々なことに興味を持っている方、「未来のエンターテインメント」に興味のある方々を驚かせたいというのはありました。現在は外国の方が多く、Youtubeにも動画が上がっていたりします。

「VR酔い」と「UI」

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ーー開発中に苦労した点を教えてください。

森先:酔う点をどのように抑えるかについてというところでは試行錯誤を繰り返しました。もうひとつは画面内のUI(ユーザーインターフェース)で、スマホ版の白猫と違ってボタンがないのですが、そもそもボタンを置くのか、なにをした時にどういう表示するのかなど全部苦労しました。

ーー上を向いたらメニューが出てくる機能、凄いですよね。

森先:大きい敵キャラを見上げているとメニューが出てきてしまうし、逆に上に設定しすぎてもかなり上を向かなければならないので、細かく調整しました。

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▲上を見上げるとキャラクター変更などのメニュー画面が出てくる。

ーー「酔い」対策をするためになにか心がけた点はありますか?

森先:fps(動画のなめらかさを表す指標、1秒間に絵を何回描画するか。frame per second)のチューニングと、カメラワークです。ユーザーが意図しない方向や攻撃する動きの通りに目線が動くと酔いやすくなるので調整を重ねました。

白猫プロジェクトの世界に入ったような「臨場感」

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▲ステージの壁などの臨場感がすごい!!

ーー特にこだわった点、見て欲しい点はどこですか?

森先:臨場感を感じていただきたいです。スマホでは俯瞰で見ている白猫の世界ですが、実際にその中にいるような感覚を得られるよう、努めました。特にステージ設計においては、スマホ版よりもアクション性が高く、より臨場感を感じられるようにこだわりました。

ーー岩などのステージに登場するギミックにもこだわりが込められているように感じましたが

森先:実際の視点に近くするために視点を低くしているので、迫力のある場所からギミックを出すようにしました。あまり見えないところを作ると良くないので、壁が透けるなどの工夫も凝らしました。

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▲実際に白猫VRプロジェクトを体験している様子。

ーー闘会議での出展の反響はいかがでしたか?

小林傑(以下、小林):多くの反響をいただきました。360度見渡すことができること自体にびっくりされている方が多かったです。

ーー今後も出展・体験の場は考えているのですか?

森先:闘会議や、現在吉祥寺で開催しているねこまつりカフェのように、イベントなどの機会があれば積極的に出展していきたいと思っています。

ーー「colopad」はVR向けゲームコントローラーとしては完成形と言えますか?

森先:「colopad」はスマートフォンのような操作性のコントローラーをVRの中に持ち込みたくて作りました。VRデバイスを装着して手元が見えない状態でも、白猫プロジェクト(スマホ版)の操作と同じように遊べる点、この2つは実現できたかと思いますが、完成形とはまだ言えません。今後別のゲームを作るたびに改良されていくと思います。

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▲「colopad」について熱く語る森先氏

VRが将来のプラットフォームになる

ーースマホ向けゲーム業界でVR展開にイチ早く踏み込んだ理由をおしえてください。

森先:将来のプラットフォームになると思ったからです。実際に体験してみて、これはいまから知見を蓄えておかなければならないと感じました。3年前、スマートフォンはまだそれほど普及しておらず、数年でここまでのプラットフォームになるとイメージしてい人は少なかったと思います。その時にも、コロプラはいち早くUnityを使ったスマホ専用ゲーム開発をスタートさせました。もう少し遅ければ乗り遅れていた可能性も大いにあり、同じことがVRにも言えると思います。

ーーコロプラ社内ではVR展開にどの程度力を入れているのですか?

森先:おそらく日本でここまで力を入れている会社はなかなかないと思います。ビジネスとして成立するまでまだ時間がかかると思います。その時のために今から本気で取り組んでいます。

ーーVRでの次回作はどのようなものですか?

森先:詳細はお伝えできませんが、並行して3つほど動いています。

最終目標は「VRといえばコロプラ」

ーーVR展開について今後目標としていること、最終目標を教えてください

森先:端末が世の中に普及していくなかで、「VRといえばコロプラ」というコンテンツを出せていることが目標です。

ーー目標に向かうにあたって心掛けていることはありますか?

森先:頭を柔らかくすることを心がけています。VRで展開するのにふさわしいコンテンツを生み出すために、今までやってきたスマートフォンゲーム開発は一度忘れてもいいと思っています。

インタビュー&試遊を行ってみて

闘会議にて実際に試遊をさせていただきましたが、とにかく驚きの連続で大騒ぎでした(笑)単純にVR自体が初体験だったので360度見渡せる、ゲームの中にいるような感覚に驚きを感じました。『白猫VRプロジェクト』に関して言えば、「違和感の無さ」に驚きました。スマホ版『白猫プロジェクト』をやっている感覚がそのままで、その世界の中にいるような感覚を味わうことができました。
インタビューを行うことができて、開発者の思いが『白猫VRプロジェクト』の中に凝縮されているのだと感じました。
ちなみにコロプラさんは現在、VRの開発者を絶賛大募集だそうです!興味のある方は応募してみてはいかがでしょうか。

株式会社コロプラ【キャリア採用情報サイト】

株式会社コロプラ【スマートフォンゲーム&位置ゲー】

Oculus Rift - Virtual Reality Headset for 3D Gaming | Oculus VR®

© 2015 COLOPL, Inc.

(編集・執筆/たくぼー)

コメント

1 名無しさん1年以上前

VR出る頃にはこのゲームは崩壊しすぎてかなり過疎ってそう...

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