【イドラ】HISTORYで勢力が変わったキャラクター達【ライターコラム】

イドラ ファンタシースターサーガにおける運命分岐(史実)で勢力が変わったキャラクターの列伝を考察し、紹介しています。ストーリーの振り返りに是非参考にしてみてください。

史実で勢力が変わったキャラクター達を紹介

運命分岐のHISTORYとLEGENDの意味

イドラをプレイしている皆さんはキャラクターを運命分岐する際にHISTORYとLEGENDと記載されているステータスがあることはご存知だと思います。このHISTORYとLEGENDはそれぞれの分岐先が史実で語られている姿(HISTORY)と噂で語られている姿(LEGEND)とされています。

HISTORYの姿は厳密には確定の史実の姿というわけではないらしいですが、LEGENDと比べてその存在の信憑性が高い姿と考えられます。そこで今回はHISTORYの運命分岐をした結果、勢力が変わったキャラクター達を紹介していきます！

※列伝とEP2第1章までのメインストーリーのネタバレと、考察にライターの主観が含まれています。

HISTORYで勢力転向したキャラ一覧

ロウ→カオス
エルウィン エミール	バルナバス
カオス→ロウ
ブーザー メルダー ジゼル ツバクロ	サンドラ テアトル シェンク
ニュートラル→ロウ
ロギア ラナ	ミント
ニュートラル→カオス
シャナン

HISTORYでロウ→カオスに転向したキャラ

エルウィン

分岐前	分岐後

「父上……私は、必ず……あなたを、越えてみせます。イドラよりもさらに強く、果てしなき力を……この身に、まとって。」

イドラ化ができないエルウィンは、もし自分が皇帝の座に就いたとき、民衆に帝国を統治する力を示せないのではないか、と常に苦心していました。そして、父・ジークムンドの「強い男になれ」という言葉のままに、ダークファルスを受け入れるため、カオス転向を決意します。

エルウィンの変貌はむしろストーリーでも語られる部分ではあるので、あまり違和感は無いかもしれません。

バルナバス

分岐前	分岐後

「殿下は、私が必要だと言ってくださった。かわらず、側にいてほしいとおっしゃった。臣として、これ以上の栄光があろうか！ならばそのご期待に、応えてみせるのみ！」

バルナバスは、エルウィンが幼少のときから家臣として仕え、エルウィンが持つ劣等感や野心を理解し続けてきました。そして、エルウィンがダークファルスを受け入れることを認め、みずからもカオスへ転向します。

エミール

分岐前	分岐後

「これで借金完済……やっと……やっと！」

あまりご存じない方も多いかと思います。エミールはカオスになるのがHISTORYです。

エミールは家族の借金返済のため、取り立て屋に星石(ルーン)を売り払ってしまったことをきっかけにカオスへ運命分岐します。カオス転向後もイドラ討伐の実力を身に付けて報酬を稼ぎ、借金を無事完済。売却してしまった星石(ルーン)を無事取り戻しながらも、カオスのまま白羊騎士団と旅を続けることを決心しました。

HISTORYでカオス→ロウに転向したキャラ

ジゼル

分岐前	分岐後

「いいことも、つらいことも！ぜーんぶひっくるめて、わたしだから！」

故郷・キャンシード公国から逃亡してきたジゼルはレオリア帝国にて、みずからが「運命の人」と呼ぶ戦士(マスター・新主人公)に遭遇します。戦士と白羊騎士団たちと旅を進めるうちに、気持ちを新たにロウへ転向しました。ロウ分岐のジゼルは、母国の辛い思い出を受け入れ「拘束タグ」なる首のリボンをを外さずにいるのが特徴です。

サンドラ&ブーザー

分岐前	分岐後

「赤いユリの誓痕さん……今まで、ありがとう。さようなら。」

新しい漁船を買うため、サンドラは夫のブーザーに内緒で賞金首のローザリンデ暗殺を企みます。しかし、白羊騎士団として同行しているブーザーの姿を偶然見つけてから、暗殺を断念。ローザリンデと共闘して暗殺ギルドとのしがらみを断ち、ロウに転向しました。

分岐前	分岐後

「よーし、稼いで稼いで、稼ぎまくるぜ！」

無事新しい漁船を買えたブーザーは、ロウに転向し貧民を束ね、漁へと向かいます。ロウ分岐後は「カオスの連中との架け橋になりたい」と語りました。

HISTORYでは夫婦二人でロウに転向したようですね。

テアトル

分岐前	分岐後

「これが今のボクにできる……「テアトル」としての戦い、だと思ったから。」

ダークファルス・テアトルの精神が抜けてからのテアトルは、ダークファルスの悪事を見ていることしかできなかった無力感にさいなまれてしまいます。しかし、聖地エアロで自分を見つめ直した結果、ロウに転向し、街の大道芸人として頑張る決意をしました。

ロウに転向することでこれまでのイメージをデザイン的にも一新したテアトルはこの先の未来の明るさを感じますね。

ツバクロ

分岐前	分岐後

「アマネと戦ってみて……わしも抜ける覚悟を固めたということよ。」

ツバクロは、自国の裏切り者の抜け忍「アマネ」を始末しようと戦いを挑むも敗れ、忍の掟通りアマネにトドメを刺されてしまいます…が、九死に一生を得て無事生還。ロウ分岐になり、アマネの強さと、その強さの根源ともなる白羊騎士団を認め、仲間入りをします。

ツバクロのカオス分岐をご存知の方はわかるかと思いますが、かなり痛々しい見た目になっています。こっちがHISTORYで良かった...！

メルダー

分岐前	分岐後

「サジタリウスの、名にかけて！この広い世界を、飛翔してみせるぞ！」

「獅子の聖塔」にて星剣ライオネルを守るメルダーの役目は、EP1第8章にて白羊騎士団に星剣ライオネルを明け渡すことで終了します。そのあとメルダーは「オプションL」に換装し、みずからダークファルス討伐へと赴きました。

自由を標榜する人物が多いカオスではなく、ロウになることで自らの使命から開放されるメルダーは他のキャラと比べても異質な運命をたどっているのかもしれません。

シェンク

分岐前	分岐後

「これからは、シンボル以外のも含めてもっといろんな商売をやってくで！」

シェンクは元よりアイテム収集家で、星石(ルーン)に興味があったようです。帝都レグルスにて星石(ルーン)を入手し、ロウへ転向します。もともとロウになることを語っていたシェンクのこの分岐は違和感がありませんね。

HISTORYでニュートラル→ロウに転向したキャラ

ラナ

分岐前	分岐後

「支援や守りを得意とするロウになることでいろいろなことが、学べるかなって。」

ラナは「ユリ兄と一緒にいるみんなのことはまだまだわからないから……」とロウに転向します。ステラとユリィの関係を横目に、自身の成長へ前向きなラナに変化しました。また、ロウへ分岐した理由は、白羊騎士団のメンバーにはニュートラル勢が少なく、ロウ勢が多かったためとも言えるでしょう。

ちなみにラナはニュートラルのキャラでは珍しく、ニュートラルのままではいられないキャラです。

ミント

分岐前	分岐後

「私も自分らしく……自分の生き方を見つけて、歩んで行くわ。」

ミントは、ユリィの戦いぶりから自分らしさを発見し、ロウに運命分岐します。エアロの師範代として活躍しているようです。また、ロウ分岐はあくまで通過点として見ているようで、今後は別の分岐も考えている可能性をそれとなく祖父・クレメンスに伝えていました。

ロギア

分岐前	分岐後

「「敵の敵は味方」と、よく申します。我が「組織」の実態はご懸念でしょうが……今は、「ダークファルス復活阻止」を共通の目的とする味方同士……力を合わせましょう。」

ロギアは「組織」の命令により、白羊騎士団と共闘するためロウに転向します。ロギアのロウ列伝「まさかの参戦」によると、この「組織」は「銃」の販路拡大を目論んでいるようです。今後、この「組織」のことがストーリーで語られることはあるのでしょうか？

ニュートラル→カオス

シャナン

分岐前	分岐後

「お久しぶりね、ロギア。注文は……「いつもの」を、お願い。」

シャナンは「北の国」の諜報員としてロギアと接触し、敵同士ながら情報共有をすることで、両者和解をします。シャナンはカオス分岐になって、自国で調達した新しい銃を携えました。

EP1登場人物で、もっとも「北の国」に近しい人物だったシャナンは今後、EP2ストーリーに関わるのでしょうか？

まとめ

以上が分岐前と異なる勢力に変わるHISTORY列伝を持つキャラクターの紹介になります。LEGEND列伝では、もっと大きな変化を遂げるキャラクターがいっぱいいます！

EP2から絆レベルが緩和され、列伝の解放が簡単になったので、是非さまざまなキャラクターの列伝を解放して、物語を楽しんでみてください。