BIOHAZARD RE:2の紹介 | 評価・レビュー

バイオハザードRE:2は私がプレイした全作品の中で、最高傑作と思っています。バイオ4からゲーム性が徐々にアクションよりになってしまい、「バイオハザードといえばやっぱり恐怖」ということが薄れてしまっていましたが、バイオRE:2で「ゾンビが最も怖い」をコンセプトに最高の恐怖体験を取り戻してくれた思い入れの強い作品です。2人の主人公「クレア」と「レオン」を視点にしたストーリーが交錯し、各視点をプレイすると全然内容が違うため、「自分が片方のキャラをプレイしていた時にもう一人の主人公はこんなことをしていたのか…」と感銘を受けます。ゲームボリュームも、多くも少なくもない丁度いい量となっており、計4つのシナリオを楽しむことができる点が魅力的です。さらに、DLCでリメイク前で超話題になっていたやりごたえ抜群の「豆腐モード」も完全再現されていたり、有料DLCでオリジナル版と同様のBGMと衣装にすることができたりと原作ファンにも嬉しいことが盛りだくさんという点が最高です！！

本作は「バイオハザード２」のリメイク作品ですが、２０年の時を経てのリメイクなので、クオリティが段違いです。 まず、目を引くのがグラフィックの綺麗さです。全体的なクオリティはもちろん壁の汚れや血の跡など細かいところまでしっかり作ってあるので、ほんとにゾンビが蔓延した世界にいるようなリアル感があります。ゾンビやネメシスなどもクオリティが高くちょっとグロイので、耐性が低い人にはきついかもしれませんが大丈夫な人は臨場感が増してより一層ホラーゲームとして楽しめると思います。 難易度も初心者にやさしいアシステッドから上級者向けのハードコアまでありゲームが苦手な人から得意な人まで満足できるものとなっていると思います。１つ１つのボリュームは若干物足りませんが「レオン編」「レオン編裏」「クレア編」「クレア編裏」に加えてエクストラモード、DLCなどいろんなストーリーを遊べるので、満足できるボリュームでした。 ただ、原作をほぼ完全再現しているので、新しい要素がほとんどないため懐かしんでやってる人や新規の人にはうれしい反面原作をやりこんだ人には若干物足りないかもしれないです。