2022-05-14

東洋伝説とその深い絆を曲という形で再現したかった――幻想RPG『オリエント・アルカディア』のテーマ曲を手掛けた椎名豪さんにインタビュー!

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Qookka Entertainment Limitedより、好評配信中のスマートフォン向け幻想RPG『オリエント・アルカディア』。本作は、東洋異世界を舞台に日本でも人気の高い東洋の英雄たちたちが多数登場するなどオリジナルのストーリーが楽しめる作品だ。今回は、本作のテーマ曲『約束は東の地へ』を手掛けた作曲家の椎名豪さんへのインタビューをお届けする。

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第44回日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞し、ゲームやアニメなど、数多くの楽曲を手掛けてきた日本を代表する作曲家の椎名豪さん。2005年に『テイルズ オブ レジェンディア』で初めてRPGの音楽を手掛けたほか、アクションゲームの『ゴッドイーター』など、多数の名曲たちをこの世に送り出してきた。

その椎名豪さんが、今回『オリエント・アルカディア』で手掛けたテーマ曲が『約束は東の地へ』だ。こちらの楽曲を制作するにあたり、椎名さんがどのようにゲームと向き合ってきたのか、気になるところをいろいろとお聞きしてきた。

◆『オリエント・アルカディア』テーマ曲『約束は東の地へ』作曲者
椎名豪さん

代表作品
『テイルズオブ』シリーズ作曲
『ゴッドイーター』シリーズ作曲
『鉄拳』シリーズ作曲
『竈門炭治郎のうた』(2019年)作曲・編曲

▼ドキュメンタリー映像

▼インタビュー動画

ゲームがこんなに派手だったら自分が作った曲もそうせねばと思った

――まず、今回の曲で伝えたかったことを教えていただけますか?

椎名さん:冒険においてはチームワークや絆が重要と言うことを伝えるために音楽を作りました。このゲームは勇敢な英雄と出会い、彼らと生死を共にして乱世を救っていくというストーリーです。たくさんの冒険を体験した後、絆にはこの世界を救える力があると感じてもらえるよう作曲しました。

このゲームの設定資料を拝見させていただき、この世界観には感動しました。そのため、曲を作る時もこの気持ちを上手く伝えるため、たくさんの要素を入れています。プレイヤーのみなさんが作り上げた、東洋伝説とその深い絆を曲という形で再現したかったのです。皆さんに楽しんでいただければ幸いです。

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――椎名さんの楽曲は派手なスタイルが多い印象ですが、今回もいつもと同じ曲調でしょうか?

椎名さん:そうですね。今回の楽曲を作曲する前に、ゲームの資料を何度も確認しました。その中で英雄たちの個性豊かな衣装だとか、背景美術の美しさなど極彩色豊かな色が特徴だと感じました。なのでそれをたくさんの楽器で表現したので少し豪華に見えるかもしれません。

――楽曲制作中に印象に残ったことがあれば教えていただけますか?

椎名さん:中でも、ゲームの資料を確認しているときに見た蔡文姬のキャラクターデザインはかなり印象に残りましたね。彼女は白龍に仕える医師少女であり、普段は笛を吹きながら人の命を救います。デザインも綺麗で背景もとても美しかったので、エッセンスを加えるために篠笛を入れてみたいなと思いました。ゲームには、他にも魅力的な英雄がたくさんいるように、今回の曲にもたくさんの要素を入れています。ぜひ楽しんでください。

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――今回作られた楽曲について、ご紹介していただいてもいいですか?

椎名さん:今回の作品は幻想的な世界観のRPGで東洋のイメージが強いです。そこで、ゲームの世界観を再現できるように東洋のフレーズとかリズムとかを利用し、細かいところに顔を出させるようにしています。

プレイヤーはこの時代に入り、仲間たちと冒険をします。幻想RPGのストーリーや異世界の幻想感を強調するために、シンセサイザーなどで空間を広げるようなアプローチをおこなっています。もちろん、その中に人の声などを入れています。プレイヤーが曲を聴きながら、異世界に入る実感ができたら嬉しいですね。

――東洋幻想冒険とは違いがありますか?

椎名さん:東洋とひと言でいっても、かなり幅広いですね。このゲームだと日本や中国を想像しやすいかなと思うんですが、だけでもありません。東洋に基づいた幻想の要素を入れた《オリエント・アルカディア》はまた別で、背景をより想像しやすくなります。

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――制作にあたり何か特別なことはされましたか?

椎名さん:RPGの曲を作り始めたのは2005年からです。これまでの17年間、たくさんのRPGを見てきました。そうした中で、『オリエント・アルカディア』だけは、東洋の幻想や冒険感が強いゲームであるということが分かりました。特にボスはかなり強そうで、手ごたえを感じる相手だと思います。

例えば、ボスキャラとかって手強いと思うので、やりがいがとてもありますよね。背景も綺麗で衣装も可愛くて耽美なものもあります。それを音楽で表現できればなと思いました。プレイヤーが忘れられないような戦いにするために、強さでいえばドラムのリズムだったり、美しさであればバイオリンで表現してみたりしました。冒険している皆様に伝わればいいなと思います!

――本日はありがとうございました!

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場面ごとに大きく雰囲気が変わる音楽と美術にも注目!

椎名豪さんのインタビューにもあったが、本作では音楽もゲームをプレイする上で重要な要素となっている。通常の会話シーンなどでは、アジアテイスト溢れるエキゾチックで静かな雰囲気のサウンドが流れている。あまりにもしっくりときすぎていて気が付かないが、よく耳を澄ましながらゲームをプレイしていると、こんなにも作り込まれているのかと、感心させられるほどだ。

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一転して、戦闘シーンではかなり勇ましい音楽に切り替わる。こちらも音楽に耳を傾けてみると、心がざわつくような少し不穏なメロディが流れている。だが、それがいかにも戦いのシーンにピッタリで、闘争心をかき立ててくれるものとなっている。無事敵を蹴散らした後に流れる短い楽曲も、達成感が感じられるサウンドとなっており心地いい感じだ。

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ちなみに、メインストーリーでは、主人公たちは広大な土地を冒険していくことになるのだが、その時に流れる音楽は雄大で、広い大地を感じさせるようなものとなっている。このように、『オリエント・アルカディア』では場面ごとにかなり異なるタイプの音楽が流れているので、ゲームをプレイするときはぜひそちらにも注目してほしい。

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もうひとつ、この『オリエント・アルカディア』では、音楽だけではなく美術面でもかなり力が入れられている。その片鱗がわかるのが戦闘シーンだ。通常なら、同じ道中の戦闘程度ならばすべて同じ背景で済ませてしまうことが多いが、本作ではシーンごとにあった背景グラフィックが採用されている。そうしたこともあり、ゲームをプレイしていると場面がどんどん変わっていく感じがして、より冒険感が増すような作りになっているのである。

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▲同じ道中でも、ひとつ上の写真と下とではまったく違った背景が使われているのはおもしろい。

アプリ概要

タイトル:オリエント・アルカディア
ジャンル:幻想RPG
対応OS;iOS、Android
リリース日:2022年4月9日
公式discord:https://discord.gg/kwfAV2zAFk
公式サイト:https://orientarcadia.qookkagames.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/Oriaka_jp
公式Twitterアカウントでは、配信直前カウントダウンイベントが開催されます。数多くの絵師による『オリアカ』への祝福を込めたイラストコンテストで盛り上がっています。詳細は公式Twitterアカウントにて。
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