世界各国で人気のMMORPGシリーズ『リネージュ』の最新作スマホ向けアプリ『リネージュ2M』がいよいよリリース。今回はリリースに先立ち、本作の開発中のバージョンをプレイすることができたため、『リネージュ2M』の事前登録情報とあわせて、ゲームシステムやプレイした感想をお届けする。
※本記事は開発段階の内容となっております。正式リリース版と仕様・内容が異なる場合があります。
『リネージュ2M』はどんなゲーム?
伝説的なPCゲーム『リネージュ』のスマホ向けMMORPG
『リネージュ2M』はNCSOFTのPC版RPG『リネージュ』シリーズの最新作であり、スマートフォン向けMMORPGだ。既存のシリーズタイトルからはグラフィックやUIが大幅に強化されており、既にリリースされている韓国ではセールスランキングで堂々の一位を獲得するなど、社会現象にもなっている。
今回筆者は、伝統あるリネージュシリーズ最新作のテスト版をプレイできたので『リネージュ2M』のゲーム性やプレイした感想をお届けする。テストプレイ版のためMMOの醍醐味である、協力プレイやPvPについては記せないのでご了承いただきたい。
まずはプレイヤーの分身となるキャラクターを選択
24種類ものクラスの中から1人を選ぶ
自身の分身となるキャラクターの種族を「ヒューマン」「エルフ」「ダークエルフ」「オーク」「ドワーフ」の中から選び、次にメイン武器を決める。メイン武器は「片手剣」などの近接武器から、遠距離攻撃できる「弓」魔法攻撃中心の「スタッフ」など、全部で6種類ある。
クラス選択で重要なのは種族よりも使用武器
プレイした後に分かった事だが、種族ごとの性能に大差はなく使用武器によって戦闘スタイルが大きく変わる模様。クラス毎に使用できる武器は固定のため、メイン武器を決めてからアバターとなる種族を決めるのがおすすめだ。筆者は遠くから敵をちまちま打つのが好きなため、ダークエルフの弓使い「ダークレンジャー」を選択した。
シームレスで広大なオープンワールドで散歩が捗る
細かな陰影から空気感まで見事に表現された世界観
キャラ選択が終わると、ストーリー進行とともに広大なオープンワールドを自由に歩けるようになる。『リネージュ2M』を始めて最初に驚いたのは、グラフィックもさることながら広大なマップをシームレスで歩けることだ。
レンガの一つ一つまで作り込まれた城下町や、いかにもゾンビが出てきそうな廃墟まで、ゆっくり歩いて風景を楽しむことができる。もちろんテレポートを使って一瞬で移動することも可能だ。
グラフィックに関しても上々で、手のひらサイズで遊べるゲームとしてはかなり上質と言える。
オート機能によって戦闘もサクサク
オートで出来ない部分をどう選択するかが重要
『リネージュ2M』では戦闘やマップの移動はもちろん、アイテムやスキルの使用もオートで行える。オート機能満載のゲームは味気ないと感じるかもしれないが、『リネージュ2M』で重要なのはどこでモンスターを狩りどのアイテムを集めるかだ。
戦闘や移動はキャラを育成する手段でしかないため、簡易化させることでプレイヤーの意志決定の重要性を高めている。
自分の職業やレベルで行える最高率の狩り場を探そう
▲序盤に製作できる装備の中でもステータスが高いミスリル装備
▲ミスリル装備の製作に必要な鉄を入手できる狩り場一覧
『リネージュ2M』では経験値効率の良い狩場で長時間モンスターを倒し、レベリングするのが基本だ。そのための装備を製作したり、スキルを覚えたりと、下準備をコツコツと進めていく中で育成の肝を覚えていくシステムは、RPGの面白い要素を抽出しているようで、非常に楽しい。
クラスシステムでいつでも転職できる
1人のキャラで全職業を扱うことも可能
▲多種多様なクラスが存在し1人のキャラが全てのクラスになることが可能
『リネージュ2M』ではクラスシステムによって、入手した職業に限りいつでもクラスチェンジが可能だ。最初に選択したキャラクターが片手剣系列でも、回復スキルを使いたければ、戦闘中でもヒーラーにクラスチェンジすることができる。
このシステムによってプレイヤーの選択肢の幅が広がり、ソロ、パーティに限らず、柔軟な戦闘を行うことが可能だ。
育成のリソースをメインキャラに集中できる
『リネージュ2M』におけるクラスシステムのもう一つの利点は、サブキャラの育成が必須ではないことだ。ほとんどのMMORPGにおいて職業は固定で、場合によってはサブキャラの育成を余儀なくされる時がある。リネージュ2Mにはこのようなストレスがなく、レベルアップで振ったステータスもリセットすることができるため、育成リソースを一つに絞ることが可能だ。
系譜システムで一つの職業を極めることも可能
『リネージュ2M』には上述したクラスシステム以外にも、オードソックスなRPGのように最初に選択したクラスの上位職も用意されている。キャラクターのレベルを上げれば上位のクラスを入手でき、職人のように一つの職業を極めることも可能だ。
バッテリーの負担をなくし融通も効く節電モード
寝る前に設定するだけで狩り場での放置が可能
『リネージュ2M』では、バッテリーへの負担を最小限にしながらゲームを放置できる節電モードが備わっている。アイテムドロップや経験値稼ぎのために、狩り場で長時間モンスターを倒す必要があるため、なくてはならない要素だ。
リネージュ2の節電モードは一目でゲームの状況を把握でき、回復薬などの消費アイテムの使用タイミングから、ピンチに陥ったときの通知方法など細かく設定できる。寝る前に下準備を済ませておくことで、寝ながらでも狩場での放置が可能になる。
通常時も画質の詳細設定でバッテリーの負担を軽減
グラフィックの良いゲームの問題点として付き物なのが、バッテリーの発熱だ。『リネージュ2M』では画質の詳細設定によって、バッテリーへの負担を減らすことができ、プレイヤーの感じるストレスを軽減してくれる。
MMOならではのコミュニティ要素も満載
血盟や取引所などのコミュニティ要素にも期待が高まる
MMOの醍醐味である、プレイヤー同士の団結が試される『血盟(クラン)』や、プレイヤー間でのアイテム取引ができる『取引所』などは『リネージュ2M』にももちろん存在する。
前作の『リネージュM』では、上記の要素はどちらもゲームの根幹を担うほど重要だったため、どのような仕上がりになっているのか非常に楽しみだ。
事前登録数は既に150万人を突破
新たに200万人報酬が追加!
リネージュ2Mの事前登録者数は150万人を突破。それを受けて同社は新たな報酬として200万人達成報酬を追加した。200万人達成報酬で入手できる祝福の聖杯(刻印) は、経験値やアデナ(リネージュ世界の通貨)の獲得量をUPさせる優れもの。ぜひ入手したい!
公式Twitterではオンライン謎解きも開催中
リネージュ2Mの公式Twitterでは正式サービス開始から2週間後まで『オンライン謎解き~グラウダからの挑戦状~』が開催されている。正解者全員に装備の強化に必要なアイテムや、通常攻撃を強化する消費アイテムなど、冒険には欠かせないアイテムが配布されるため、序盤を効率よく進めたい人は参加がおすすめだ。
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(編集・執筆/アツヤ)