最終更新:2018年02月14日 15:19
誰ソ彼ホテルは、謎解き(脱出ゲーム)と長編ストーリーが折り混ざった新ジャンル『脱出アドベンチャーノベル』ゲームです。謎解きは特に難しくはなく、ストーリーがメインでしっかりと用意されているので、ストーリーが面白いと感じた方は楽しめるでしょう。ひたすら謎解きだけがしたいという方には、あまり向いていないかもしれません。
※誰ソ彼ホテルの第1章(チュートリアル)のプレイレポをご紹介しています。(ネタバレ注意)
ゲームを始めると、主人公の少女がいきなり地平線に立たされている場面からスタート。ここがどこかもわからずひたすら地平線を歩いて行くと、『黄昏ホテル』が目の前に現れます。
ホテルに入ってみると、ロビーには頭が燃えている男が!どうやらこのホテルの支配人のようです。黄昏ホテルは「あの世とこの世の間に存在するホテル」で、「自身が生きているか死んでいるかも定かではない魂」がくる場所だというのです。
少女はこのホテルに宿泊する流れになるのですが、宿泊名簿を記入しようとすると自分の名前が思い出せません。
阿鳥(あとり)というホテルの使用人の青年に部屋に案内され、探索がスタートします。
まずはチュートリアルの説明にしたがってマジックハンドの柄をゲット。ゲットしたアイテムは「記録」→「アイテム」からアイテムアイコンをタップすると確認できます。
マジックハンドの柄は「このままでは使えない」とあるので、続けて他のアイテムを探します。
ベッドの下からマジックハンドの頭をゲット!マジックハンドの柄とマジックハンドの頭をタップして合成すると…
マジックハンドが完成します!何かに使えそうですね。
左のカーテンの上に鍵がひっかかっていますが、少女の身長ではとどきそうにありません。先ほど合成で作ったマジックハンドを使って、鍵をゲットします。
額縁に小さな鍵穴があるので、手に入れた鍵を使ってみると…
中にはコンサートチケットの半券がありました。
次にクローゼットをタップしてみると、なにやら「座席」という文字の書かれた暗証番号式のロックが。座席といえば、コンサートチケットが使えそうですね。チケットに書かれた番号をヒントに暗証番号を入れてみます。
クローゼットが開きました!中にはスクールバッグが入っていました。
スクールバッグの中から自分の顔写真つきの学生証を取り出す少女。自分の名前が「塚原音子(つかはらねこ)」だということを思い出します。
音子は、自分が死者かどうか思い出すまでホテルに無期限で宿泊することに。
阿鳥にこのホテルに暇をつぶせるものはないかと尋ねると、阿鳥は「ビリヤード、ダーツ、ラジオ」と答えます。
音子は自分が死者かどうかわかる前に暇死にしそうだと言い、阿鳥にここの従業員になりたいと頼み込み黄昏ホテルで働くことにします。これで第1章(チュートリアル)は終わります。
探索だけであれば2~3分で終わりますが、普通の脱出ゲームとは違ってしっかりとしたストーリーシーンがあるため[red:1章にかかる時間は10分前後]といったところでしょう。
それでも特に長いとは感じることなく、ミステリアスでコミカルなストーリーは非常に楽しめました。単純な脱出ゲームはあまり好きではない筆者ですが、脱出ゲームに追加要素として長編ストーリーが含まれていることで、漫画を読む感覚で楽しみながらプレイすることができました!
チュートリアルが終わるとホーム画面からストーリーを進めて手に入れたスチルやキャラクターが見れるように。マイルームでは、ゴミ掃除をすると「従業員ポイント」がたまっていきます。
「従業員ポイント」を一定ポイント貯めると音子が進化して姿が変わります。「従業員ポイント」はストーリー中に発生する「ミッション」をクリアするために必要な時があるので、定期的にお掃除をして貯めておくと良さそうです。